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== 地域概要 ==
 
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永同郡は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の南部に位置し、北部は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の[[沃川郡の料理|沃川郡]]と[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[尚州市の料理|尚州市]]、東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[金泉市の料理|金泉市]]、南部は[[全羅南道の料理|全羅南道]]の[[茂朱郡の料理|茂朱郡]]、西部は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[錦山郡の料理|錦山郡]]と接する。人口は3万3876人(2018年6月)<ref>[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2018年7月10日閲覧</ref>。郡の東部から南部にかけては小白山脈が南北に伸びており、西部では錦江(クムガン、금강)が南から北へと流れる。永同郡は韓国三大楽聖のひとりに数えられる朝鮮時代の音楽家、朴堧(パク・ヨン、박연)を輩出したことから国楽(伝統音楽)の本場を掲げており、朴堧の号である蘭渓(ナンゲ、난계)から取った「永同蘭渓国楽祭り(영동난계국악축제)」が毎年秋に開催される。また、郡内の深川面高塘里(シムチョンミョン コダンニ、심천면 고당리)地区には「永同国楽体験村(ヨンドンクガクチェホムチョン、영동국악체험촌)」があり、伝統音楽の公演や、伝統楽器の体験プログラムを実施している。敷地内には世界でもっとも大きな太鼓としてギネスブックにも登録された天鼓(チョンゴ、천고)があり、叩くと願い事がひとつ叶うとされている。サイズは胴部の直径が6.4m、打面の直径が5.5m、長さ6m、重さ4トンで、40頭分の牛皮と2万4000本の松を利用し、14ヶ月の制作期間を経て2010年8月に完成した。これらは後述するワイン関連の施設とともに、永同郡の代表的な観光地として知られる。ソウルから永同郡までは、ソウルから永同郡までは、東ソウル総合ターミナルから永同市外バス共用ターミナルまで高速バスで約2時間30分の距離。
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永同郡は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の南部に位置し、北部は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の[[沃川郡の料理|沃川郡]]と[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[尚州市の料理|尚州市]]、東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[金泉市の料理|金泉市]]、南部は[[全羅南道の料理|全羅南道]]の[[茂朱郡の料理|茂朱郡]]、西部は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[錦山郡の料理|錦山郡]]と接する。人口は3万3876人(2018年6月)<ref>[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2018年7月10日閲覧</ref>。郡の東部から南部にかけては小白山脈が南北に伸びており、西部では錦江(クムガン、금강)が南から北へと流れる。永同郡は韓国三大楽聖のひとりに数えられる朝鮮時代の音楽家、朴堧(パク・ヨン、박연)を輩出したことから国楽(伝統音楽)の本場を掲げており、朴堧の号である蘭渓(ナンゲ、난계)から取った「永同蘭渓国楽祭り(영동난계국악축제)」が毎年秋に開催される。また、郡内の深川面高塘里(シムチョンミョン コダンニ、심천면 고당리)地区には「永同国楽体験村(ヨンドンクガクチェホムチョン、영동국악체험촌)」があり、伝統音楽の公演や、伝統楽器の体験プログラムを実施している。敷地内には世界でもっとも大きな太鼓としてギネスブックにも登録された天鼓(チョンゴ、천고)があり、叩くと願い事がひとつ叶うとされている。サイズは胴部の直径が6.4m、打面の直径が5.5m、長さ6m、重さ4トンで、40頭分の牛皮と2万4000本の松を利用し、14ヶ月の制作期間を経て2010年8月に完成した。これらは名産であるワイン関連の施設とともに、永同郡の代表的な観光地として知られる。ソウルから永同郡までは、ソウルから永同郡までは、東ソウル総合ターミナルから永同市外バス共用ターミナルまで高速バスで約2時間30分の距離。
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*レインボー永同
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:永同郡では地域のイメージとして「レインボー永同(레인보우 영동)」を掲げている。地域の名物である、リンゴ(赤)、柿(オレンジ)、国楽(黄)、山(緑)、澄んだ水(青)、ブドウ(藍色)、ワイン(紫)がそれぞれ虹の7色に対応する。
  
 
== 食文化の背景 ==
 
== 食文化の背景 ==

2018年7月12日 (木) 23:37時点における版

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この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。

永同郡(ヨンドングン、영동군)は忠清北道に位置する地域。本ページでは永同郡の料理、特産品について解説する。

地域概要

永同郡は忠清北道の南部に位置し、北部は忠清北道沃川郡慶尚北道尚州市、東部は慶尚北道金泉市、南部は全羅南道茂朱郡、西部は忠清南道錦山郡と接する。人口は3万3876人(2018年6月)[1]。郡の東部から南部にかけては小白山脈が南北に伸びており、西部では錦江(クムガン、금강)が南から北へと流れる。永同郡は韓国三大楽聖のひとりに数えられる朝鮮時代の音楽家、朴堧(パク・ヨン、박연)を輩出したことから国楽(伝統音楽)の本場を掲げており、朴堧の号である蘭渓(ナンゲ、난계)から取った「永同蘭渓国楽祭り(영동난계국악축제)」が毎年秋に開催される。また、郡内の深川面高塘里(シムチョンミョン コダンニ、심천면 고당리)地区には「永同国楽体験村(ヨンドンクガクチェホムチョン、영동국악체험촌)」があり、伝統音楽の公演や、伝統楽器の体験プログラムを実施している。敷地内には世界でもっとも大きな太鼓としてギネスブックにも登録された天鼓(チョンゴ、천고)があり、叩くと願い事がひとつ叶うとされている。サイズは胴部の直径が6.4m、打面の直径が5.5m、長さ6m、重さ4トンで、40頭分の牛皮と2万4000本の松を利用し、14ヶ月の制作期間を経て2010年8月に完成した。これらは名産であるワイン関連の施設とともに、永同郡の代表的な観光地として知られる。ソウルから永同郡までは、ソウルから永同郡までは、東ソウル総合ターミナルから永同市外バス共用ターミナルまで高速バスで約2時間30分の距離。

  • レインボー永同
永同郡では地域のイメージとして「レインボー永同(레인보우 영동)」を掲げている。地域の名物である、リンゴ(赤)、柿(オレンジ)、国楽(黄)、山(緑)、澄んだ水(青)、ブドウ(藍色)、ワイン(紫)がそれぞれ虹の7色に対応する。

食文化の背景

代表的な料理

  • テチュヨンヤンバプ(ナツメ釜飯/대추영양밥)
  • ヤクチョサンチェジョンシク(薬草山菜定食/약초산채정식)

代表的な特産品

  • テチュ(ナツメ/대추)

代表的な酒類・飲料

飲食店情報

以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。

  • ペヨンスク山野草パプサン(배영숙산야초밥상)
住所:忠清北道報恩郡俗離山面法住寺路251(舍乃里280-1)
住所:충청북도 보은군 속리산면 법주사로 251(사내리 280-1)
電話:043-543-1136
料理:テチュトルソッパプ(ナツメ釜飯)

エピソード

韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2018年5月に初めて報恩郡を訪れた。名産であるナツメ農園に立ち寄ったところ、これまでに食べたことのない大粒のナツメに出合い、その大きさのみならず、味の豊かさにたいへん驚いた。

脚注

  1. 주민등록 인구 및 세대현황 、行政安全部ウェブサイト、2018年7月10日閲覧

外部リンク

関連サイト
制作者関連サイト

関連項目