堤川市の料理

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この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。

堤川市(チェチョンシ、제천시)は忠清北道に位置する地域。本ページでは堤川市の料理、特産品について解説する。

地域概要

堤川市は忠清北道の北東部に位置し、北部は江原道原州市寧越郡、東部は忠清北道丹陽郡、南部は慶尚北道聞慶市、西部は忠清北道忠州市と接する。人口は13万5857人(2018年6月)で、忠清北道においては清州市忠州市に次いで3番目に多い[1]。北部を車嶺山脈、南部を小白山脈が東西に走り、山に囲まれた地形になっている。市の中央部には1985年の忠州ダム建設によって生まれた人工湖の清風湖(チョンプンホ、청풍호)があり、周辺には湖の景観を活かした観光施設やリゾートホテルが並ぶ(清風湖は忠州湖とも呼ばれる)。代表的な観光地には、清風湖の造成によって沈んだ地域の文化財を移築した清風文化財団地(チョンプンムヌァジェダンジ、청풍문화재단지)や、清風湖の絶景を一望にできる清風湖観光モノレール(チョンプンホ クァングァンモノレイル、청풍호관광모노레일)、伝統的な製紙作りの体験ができる高麗清風韓紙体験館(고려청풍한지체험관)などがある。また、市内には三韓時代(原三国時代、紀元前~3世紀頃)に作られた貯水池の義林池(ウィリムジ、의림지)が残る。ソウルから堤川市までは、東ソウル総合ターミナル、ソウル高速バスターミナルから堤川バスターミナルまで高速バスで約2時間の距離。また、清涼里駅から堤川駅までムグンファ号で1時間50分前後の距離。

食文化の背景

山に囲まれた堤川郡は古くから韓方材の集散地として賑わった。周辺地域から韓方材が集まるのみならず、堤川市内でも栽培が盛んであり、郷土料理にもたくさんの韓方材が利用される。地元では韓方材のことを薬草(ヤクチョ、약초)と呼び、また「薬」になる野「菜」を「楽」しむという意味から、薬草料理のことを「薬菜楽(ヤクチェラク、약채락)」の名前でブランド化もしている。市内には薬菜楽の専門店が多く、また韓方カフェ、韓方入りの伝統餅、伝統菓子の販売店もある。花山洞(ファサンドン、화산동)地区には「堤川薬草市場(チェチョンヤクチョシジャン、제천약초시장)」がある。

代表的な料理

  • パルガンオデン(赤いオデン/빨간오뎅)
  • ヤクチェラク(薬草料理/약채락)
  • チャプサルトク(大福/찹쌀떡)義林洞
  • トリミョン(そば粉の冷やし麺/토리면)
  • トミョン(そば粉の冷やし麺/토면)

代表的な特産品

  • ポクスンア(モモ/복숭아)
  • サグァ(リンゴ/사과)

代表的な酒類・飲料

飲食店情報

以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。

  • テボミョンガ(대보명가)
住所:忠清北道堤川市龍頭大路287(新月洞201)
住所:충청북도 제천시 용두대로 287(신월동 201)
電話:043-643-3050
料理:薬草定食、トッカルビ(叩いた牛カルビ焼き)
  • トンシル粉食(덩실분식)
住所:忠清北道堤川市トクスン路6キル5(義林洞46-7)
住所:충청북도 제천시 독순로6길 5(의림동 46-7)
電話:043-643-2133
料理:大福、もち米ドーナツ
  • ポグムジャリ パルガンオデン(보금자리 빨간오뎅)
住所:忠清北道堤川市義兵大路18キル2(南泉堂1155)
住所:충청북도 제천시 의병대로18길 2(남천동 1155)
電話:043-643-6395
料理:パルガンオデン(辛口オデン)
  • サグァナムチプ(사과나무집)
住所:忠清北道堤川市清風面飛鳳キル2(大柳里413)
住所:충청북도 제천시 청풍면 비봉길 2(대류리 413)
電話:043-645-8700
料理:豆腐料理、トゥブジョンゴル(豆腐の鍋)
  • TEATERRA(티테라)
住所:忠清北道堤川市バイオバレー路56(旺岩洞992)
住所:충청북도 제천시 바이오밸리1로 56(왕암동 992)
電話:1644-9606
料理:韓方茶、韓方菓子

エピソード

韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2014年5月に初めて堤川市を訪れた。このとき堤川市の観光課におすすめの飲食店を問い合わせたところ、文化解説士の方がわざわざ来て詳しく解説してくれた。ここに改めて謝意を示したい。

脚注

  1. 주민등록 인구 및 세대현황 、行政安全部ウェブサイト、2018年7月10日閲覧

外部リンク

関連サイト
制作者関連サイト

関連項目