ペチュキムチ(白菜キムチ/배추김치)

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ペチュキムチ배추김치)は、白菜キムチ。

ペチュキムチ(1/4カット)

概要

ペチュ(배추)は白菜、キムチ(김치)は野菜の漬け物を指す。塩漬けにした白菜と、刻んだ野菜、果物、ショウガ、ニンニク、粉唐辛子、塩辛などを混ぜて作った具を用意し、白菜の葉の間に具をはさみ込んで漬け込む。主に家庭の常備菜、副菜として作られるほか、飲食店でも副菜のひとつとして提供される。キムチの中ではもっともポピュラーなものであり、キムチチゲ(キムチ鍋/김치찌개)キムチポックムパプ(キムチチャーハン/김치볶음밥)キムチジョン(キムチ入りのチヂミ/김치전)など、さまざまな料理にも応用される。

メモ

『京城日報』(1938年)の記述
1938年1月15日の紙面に連載記事「京城の味覚極樂」が掲載されており、キムチをテーマに取り上げている[1]。同記事では20世紀前半の京城で訓練院白菜(훈련원 배추)、ヌリコル白菜(느리골 배추)ともにブランド白菜として有名だったパンアダリ白菜(방아다리 배추)を紹介している。

脚注

  1. 京城の味覚極樂(る), キムチの卷 、大韓民国新聞アーカイブ(京城日報1938年1月5日記事)、2025年9月8日閲覧

外部リンク

制作者関連サイト

関連項目