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'''忠州市'''(チュンジュシ、충주시)は[[忠清北道の料理|忠清北道]]に位置する地域。本ページでは忠州市の料理、特産品について解説する。
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'''大田市'''(テジョンシ、대전시)は韓国の中西部に位置する地域。本ページでは大田市の料理、特産品について解説する。
  
 
== 地域概要 ==
 
== 地域概要 ==
忠州市は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の北部に位置し、北部は[[江原道の料理|江原道]][[原州市の料理|原州市]]、東部は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の[[堤川市の料理|堤川市]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[聞慶市の料理|聞慶市]]、南部は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の[[槐山郡の料理|槐山郡]]、西部は[[忠清北道の料理|忠清北道]][[陰城郡の料理|陰城郡]]、北西部は[[京畿道の料理|京畿道]][[驪州市の料理|驪州市]]と接する。人口は20万9940人(2018年6月)で[[忠清北道の料理|忠清北道]]の自治体としては[[清州市の料理|清州市]]に次いで2番目に多い<ref>[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2018年7月30日閲覧</ref>。市の北部を車嶺山脈、南部を小白山脈が東西に横切っており、中央部が平地となっている。市の西部から隣接する[[堤川市の料理|堤川市]]にまたがってダム湖の忠州湖(清風湖)があり、景観の美しい観光地として人気が高い。忠州湖を経て市の中心部を流れる南漢江(ナマンガン、남한강)は、[[ソウル市の料理|ソウル市]]などを流れる漢江の上流域であり、古くから交通、水運の要衝として栄えた。川沿いには高句麗時代、統一新羅時代の遺跡も残り、韓国では唯一残る高句麗時代の石碑「忠州高句麗碑」(国宝第205号)や、統一新羅時代に建てられた「忠州塔平里七層石塔」(国宝第6号)などが歴史的な見どころである。市南部の水安堡面(スアンボミョン、수안보면)地区は韓国有数の温泉地として知られる。ソウルから忠州市までは、東ソウル総合ターミナル、ソウル高速バスターミナルから忠州公用バスターミナルまで高速バスで約1時間40分の距離。
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大田市は韓国の中西部に位置する広域市(韓国に6ヶ所ある上級地方自治体)。北部から北東部にかけては[[忠清北道の料理|忠清北道]][[清州市の料理|清州市]][[報恩郡の料理|報恩郡]]、東部は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の[[沃川郡の料理|沃川郡]]、南部から南西部にかけては[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[錦山郡の料理|錦山郡]][[論山市の料理|論山市]]、西部は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[鶏竜市の料理|鶏竜市]][[公州市の料理|公州市]]、北西部は特別自治市の[[世宗市の料理|世宗市]]と接する。人口は149万4878人(2018年6月)で、韓国の都市としては[[ソウル市の料理|ソウル市]][[釜山市の料理|釜山市]][[仁川市の料理|仁川市]][[大邱市の料理|大邱市]]に次いで5番目に多い<ref>[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2018年7月31日閲覧</ref>。大田市はかつて「ハンバッ(한밭、大きな田畑)」と呼ばれており、これを漢字語にして大田市という名前がついた<ref>[http://www.daejeon.go.kr/drh/DrhContentsHtmlView.do?menuSeq=1717 대전의지명] 、大田市ウェブサイト、2018年7月31日閲覧</ref>。市の中央部は広々とした平野が広がっており、四方は山々に囲まれた盆地型の地形である。市の北東部には[[忠清北道の料理|忠清北道]][[清州市の料理|清州市]]へとまたがってダム湖の大清湖(テチョンホ、대청호)があり、これが韓国四大河川のひとつ錦江(クムガン、錦江)の本流でもある。市の中心部にを流れる甲川(カプチョン、갑천)、柳等川(ユドゥンチョン、유등천)、大田川(テジョンチョン、대전천)といった河川が錦江(クムガン、錦江)へと注いでいる。代表的な観光地としては、北西部の儒城区(ユソング、유성구)地区にある儒城温泉(ユソンオンチョン、유성온천)や、1993年に大田世界博覧会を開催したエキスポ科学公園(엑스포과학공원)、ハンバッ樹木園(한밭수목원)などがある。ソウルから大田市までは、ソウル駅、龍山駅からKTXで約1時間の距離。また、東ソウル総合ターミナル、ソウル高速バスターミナルなどから市内の各バスターミナルまで高速バスで約2時間の距離である。
  
 
*忠清道の由来
 
*忠清道の由来

2018年7月31日 (火) 13:34時点における版

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この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。

大田市(テジョンシ、대전시)は韓国の中西部に位置する地域。本ページでは大田市の料理、特産品について解説する。

地域概要

大田市は韓国の中西部に位置する広域市(韓国に6ヶ所ある上級地方自治体)。北部から北東部にかけては忠清北道清州市報恩郡、東部は忠清北道沃川郡、南部から南西部にかけては忠清南道錦山郡論山市、西部は忠清南道鶏竜市公州市、北西部は特別自治市の世宗市と接する。人口は149万4878人(2018年6月)で、韓国の都市としてはソウル市釜山市仁川市大邱市に次いで5番目に多い[1]。大田市はかつて「ハンバッ(한밭、大きな田畑)」と呼ばれており、これを漢字語にして大田市という名前がついた[2]。市の中央部は広々とした平野が広がっており、四方は山々に囲まれた盆地型の地形である。市の北東部には忠清北道清州市へとまたがってダム湖の大清湖(テチョンホ、대청호)があり、これが韓国四大河川のひとつ錦江(クムガン、錦江)の本流でもある。市の中心部にを流れる甲川(カプチョン、갑천)、柳等川(ユドゥンチョン、유등천)、大田川(テジョンチョン、대전천)といった河川が錦江(クムガン、錦江)へと注いでいる。代表的な観光地としては、北西部の儒城区(ユソング、유성구)地区にある儒城温泉(ユソンオンチョン、유성온천)や、1993年に大田世界博覧会を開催したエキスポ科学公園(엑스포과학공원)、ハンバッ樹木園(한밭수목원)などがある。ソウルから大田市までは、ソウル駅、龍山駅からKTXで約1時間の距離。また、東ソウル総合ターミナル、ソウル高速バスターミナルなどから市内の各バスターミナルまで高速バスで約2時間の距離である。

  • 忠清道の由来
韓国の中西部を占める地域を広く忠清道と呼び、これは忠州市、清州市の頭文字をとったものである。高麗時代の1106年に一帯を「楊広忠清州道(양광충청주도)」と名付けたのが始まりで、これがのちに忠清道となった。

食文化の背景

市南部の水安堡温泉で80年代後半から発達したキジ料理が有名である。温泉地の名物としてクォンシャブシャブ(キジのシャブシャブ/꿩샤브샤브)が定着しているほか、キジを自ら飼育する飲食店では鮮度のよいクォンフェ(キジ肉の刺身、꿩회)を味わうこともできる。中央塔面(チュンアンタムミョン、중앙탑면)地区では、マッククス(冷やしそば/막국수)にフライドチキンや、スユク(茹で豚/수육)をセットで提供するスタイルの店が人気を集める。

代表的な料理

  • クォンシャブシャブ(キジ肉のしゃぶしゃぶ/꿩샤브샤브)水安堡面
  • クォンフェ(キジ肉の刺身/꿩회)水安堡面安堡里
  • マッククス(冷やしそば/막국수)中央塔面塔坪里
  • メミルチキン(そばフライドチキン/메밀치킨)中央塔面塔坪里

代表的な特産品

  • サグァ(リンゴ/사과)

代表的な酒類・飲料

飲食店情報

以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。

  • 大将軍(대장군)
住所:忠清北道忠州市水安堡面弥勒宋渓路105(安堡里74-55)
住所:충청북도 충주시 수안보면 미륵송계로 105(안보리 74-55)
電話:043-846-1757
料理:キジ肉料理
  • メミルマダン(메밀마당)
住所:忠清北道忠州市中央塔面中央塔キル103(塔坪里42)
住所:충청북도 충주시 중앙탑면 중앙탑길 103(탑평리 42)
電話:043-855-0283
料理:マッククス(冷やしそば)、フライドチキン

エピソード

韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2018年5月に初めて忠州市を訪れた。中央塔面(チュンアンタムミョン、중앙탑면)地区の比較的近い距離に、高句麗時代の石碑である忠州高句麗碑(国宝第205号)と、統一新羅時代の忠州塔平里七層石塔(国宝第6号)が残っているのを見て、忠州が三国時代における勢力争いの要衝であったことを目の当たりにしたようで大きく感銘を受けた。

脚注

  1. 주민등록 인구 및 세대현황 、行政安全部ウェブサイト、2018年7月31日閲覧
  2. 대전의지명 、大田市ウェブサイト、2018年7月31日閲覧

外部リンク

関連サイト
制作者関連サイト

関連項目