ユブチョバプ(稲荷寿司/유부초밥)

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いろいろな具をトッピングしたユブチョバプ(左からチーズタッカルビ、生サーモン、タマゴ)

ユブチョバプ유부초밥)は、稲荷寿司。

概要

ユブ(유부)は油揚げ。チョバプ()は寿司の意(「チョバプ(寿司/초밥)」の項目も参照)。日本料理のひとつとして韓国でも定着しており、甘く煮た油揚げに、酢飯や混ぜごはんを詰めて作る。家庭料理として作られるほか、屋台、市場、粉食店、寿司店、日式料理店などで提供される。形状はひと口大の小さなものや、三角形、俵型など多岐に渡る。カラシ醤油を添えることもある。

  • トッピング型
油揚げで全体を包まず上部を開いた状態にし、軍艦寿司のように具をトッピングしたユブチョバプ。トッピングユブチョバプ(토핑 유부초밥)と呼ばれ、2017~18年頃から流行し始め、デパ地下や、スーパーマーケットの惣菜コーナーなどを中心に専門店が展開して広まった。テイクアウトが主流であるが、店舗によってはイートインの座席も用意している。トッピングのバリエーションは多彩であり、サーモンの刺身、牛肉炒め、カンジャンセウ(エビの醤油漬け、간장새우)、ツナマヨ、アボカド、チーズタッカルビ(치즈닭갈비)など、ひとつの店舗だけで10~30種類を揃えることも珍しくない。このスタイルは日本でも2021年のはじめ頃から話題になり、進化系の稲荷寿司として注目を集めた。
  • ロール型
味付けをした油揚げを開いて細長い形にし、海苔巻きのように丸く巻いたユブチョバプ。ロールユブチョバプ(롤 유부초밥)と呼ばれる。中に具を挟むことも多く、上記のトッピング型と同じく、デパ地下などの専門店で販売される。味付けをした油揚げや、ごはんに混ぜる具などをセットにした家庭用の商品も販売されている。

脚注


外部リンク

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関連項目