第15回「オレカテ」(講師:鈴木千香枝さん)

2015年5月30日(土)

Time: 02:00pm

本企画は韓国関係の仕事をしている人、したい人を対象とした勉強会です。第15回(2015年5月30日14時~、17時~)のタイトルは「ポジャギ、メドゥプ、刺繍~閨房工芸の世界~」。鈴木千香枝さんが講師です。


※4月17日11時追記
第2部は定員を大幅に超過したためキャンセル待ちを含めて受付を終了しました。第1部も残席僅少となっております。


※4月10日14時追記
順調に申し込みをいただいており、第2部は残席僅少。第1部も定員の半分まで来ました。ご検討中の方はお早目にお申込みください。定員を超過した場合はキャンセル待ちの案内をします。

第15回「オレカテ」のお知らせです。
初めての方は下記のページをまずご覧ください。

オレカテとは?
https://www.kansyoku-life.com/2014/04/4576.html

15040601

 第15回の講師は鈴木千香枝(すずきちかえ)さん。ポジャギ、メドゥプ、刺繍といった韓国女性の針仕事による伝統工芸を研究なさっています。韓国の名人に師事し、自らも数々の作品を生み出してきた経験から、今回のオレカテでは……。

「ポジャギ、メドゥプ、刺繍~閨房工芸の世界~」

 というタイトルでお話しいただきます。

 おそらく好きな人であればなんでもないタイトルでしょうが、知らなければ刺繍はともかく、ポジャギ? メドゥプ? 閨房工芸? とタイトルだけでも疑問だらけになるかもしれません。今回はそういった用語も含めて、基礎の基礎から解説いただき、その魅力を学ぶとともに韓国の歴史や文化への理解も深めていこうというのが趣旨です。

 先生の詳細なプロフィールはコチラ。
 

鈴木 千香枝(すずき ちかえ)

夫の赴任に伴い、1979年から83年夏までと90年4月から94年2月までソウルに、94年3月~97年8月まで釜山に在住。
79年に延世大学語学堂に入学、81年に卒業。
81年から趙一順メドゥプ研究室でメドゥプを習い、今も趙一順先生に師事している。
92年から94年2月まで重要無形文化財第89号の針線匠(韓服づくり)、鄭貞婉先生(故人)に伝統ポジャギの制作を習い、ポジャギの研究を始める。
94年から釜山在住の刺繍名匠、金奈美先生に韓国伝統刺繍の基礎を学ぶ。
2014年に温陽民俗博物館で行われた「韓国人の美アカデミー」の公募展に応募。伝統ポジャギの復元作品で大賞(文化財庁長官賞)を受賞。
ライフワークとして李朝の木工品、特にパッタウィ チョイゲ(昔、荷物を背負子にくくりつけていた道具)について研究中。

[著作]
『안녕! 하나,둘,셋/Hello! one,two,three』(温陽民俗博物館刊)。自身の閨房工芸のコレクションを使った韓国語と英語併記の絵本。
共著に『朝鮮王朝の衣裳と装身具』(淡交社刊)。
美しき韓国の伝統 ポジャギづくり』金賢姫著(実業之日本社刊)の翻訳監修。
ほかに日本で開催されたポジャギ展の図録の翻訳、監修も手がけている。

 
 また先生からは以下のような概要を頂戴しています。

閨房工芸(けいぼうこうげい/キュバンコンイェ)とは韓国の女性たちが針と糸でつくった布や紐の小物のことです。

 今回はポジャギ、メドゥプ(結び)、刺繍を中心に、ヌビ(刺し子)、チュモニ(巾着)、コルム(指ぬき)などの閨房工芸について、実物を見せながら使い方や布の種類、模様が持つ意味など基本的なことをお話したいと思います。また閨房工芸が見られる博物館などもご紹介します。
閨房工芸を知ると、楽しみながら韓国の歴史や生活への理解も深まります。韓国を旅しても今までとは違うものが見えてくるでしょう。閨房工芸を習えば、講師や作家になる道が開けるかもしれません。まずはその基礎を知っていただきたいと思います。

 

 そして今回は鈴木千香枝先生だけでなく、同じく閨房工芸への造詣が深いライターの柴口育子さんにもご参加いただき、インタビュー形式での講座として実施することにします(実技や体験はありません)。

 参加にあたって分野の専門的な知識は必要ありません。関心のある方は、ぜひ気軽にご参加いただければと思います。

 申し込みの受付開始は2015年4月9日(木)22時より。このページの最下部に開く専用フォームからお申込みください。

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<第15回オレカテ>

日程:2015年5月30日(土)
受付:第1部(13時45分~)、第2部(16時45分~)
時間:第1部(14時~16時)、第2部(17時~19時)
場所:カナダラクッキング(セミナー室)
会費:2000円(税込、当日支払い)
 ※25歳以下の学生は1000円
定員:20名×2(先着順)
主催:オレカテ事務局韓食生活

<参加対象>

・韓国関係の仕事をしている人
・韓国関係の仕事をしようと思っている人

※どちらにも当てはまらないけどどうしても参加したい人は、将来したいことにしておいて参加する、という道もあります。

<会場>

カナダラクッキング
東京都新宿区大久保1-12-1第2韓国広場ビル3階
http://www.ehiroba.jp/kcc/

<当日の流れ>

【第1部】
13:45 受付開始
14:00 開会の挨拶、参加者自己紹介(※1)
14:15 講義開始
15:30 質疑応答
15:50 閉会の挨拶、アンケート記入、名刺交換
16:00 参加者退室

【第2部】
16:45 受付開始
17:00 開会の挨拶、参加者自己紹介(※1)
17:15 講義開始
18:30 質疑応答
18:50 閉会の挨拶、アンケート記入、名刺交換
19:00 参加者退室、後片付け

【食事会】
19:30 食事会(有志)(※2)

※1
講座開始前にごく短い自己紹介タイムを設けます。より有意義な情報共有を目指す意図があります。
※2
終了後に講師を囲んで食事(宴会?)をしようと思っています。申込の人数を踏まえて、お店(後日連絡)に予約を入れるつもりです。勉強会とは別途、会費5000円程度で考えています。

<申込方法>

2015年4月9日(木)22時より申し込みを受け付けます。このページの最下部に申し込みフォームが開きますので、必要事項を記入し送信してください。

1、お名前
2、メールアドレス
3、業種(例、○○関係、○○業、ライター、など)
4、所属(例、○○社、フリーランス、など)
5、参加を希望する回(※1)
・第1部(14時~)のみを希望
・第1部(14時~)を第1希望として第2部(17時~)を第2希望
・第2部(17時~)のみを希望
・第2部(17時~)を第1希望として第1部(14時~)を第2希望
6、食事会への参加
・食事会に参加をする
・食事会に参加をしない
7、複数名の同時申込(※2)

※1
「参加希望回」の第1希望は申し込み時点で定員を超過していなければ優先されます。申し込み時点で第1希望の回が定員を超過しており、かつ第2希望が定員に達していない場合、第2希望への申し込みとなります。申し込み後に定員を超過した場合も第1希望が優先されます。
※2
「複数名の同時申込」をする場合は、全員分の「お名前、業種、所属、メールアドレス、参加希望回、食事会への参加」を明記してください。

<特記事項>

お申込み後に事務局から事前アンケートをお願いします。申し込みフォームの情報と、アンケートの回答は講師の方に伝え、講義の参考としていただきます。

<その他>

・定員を超えたらキャンセル待ちの案内をします。
・申込状況はこの記事の冒頭とTwitterで随時お知らせします。
・問い合わせなどはオレカテ事務局にメールをください。
→orekatesamugu@gmail.com
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<第15回「オレカテ」申し込みフォーム>
2015年4月9日(木)22時になったら、この下にフォームが開きます。必要事項を記入のうえ送信ボタンをクリックしてください。

 
※商品へのリンクはamazonアソシエイトリンクが使用されています。

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