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天安市は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の北東部に位置する地域。市の北部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[安城市の料理|安城市]]、東部は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の[[鎮川郡の料理|鎮川郡]]、南東部は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の[[清州市の料理|清州市]]、南部は特別自治市の[[世宗市の料理|世宗市]]、南東部は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[公州市の料理|公州市]]、西部は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[牙山市の料理|牙山市]]、北西部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[平沢市の料理|平沢市]]と接する。人口は66万4186人で、[[忠清南道の料理|忠清南道]]ではもっとも多い(2025年11月)<ref>[https://jumin.mois.go.kr/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2025年12月2日閲覧</ref>。 | 天安市は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の北東部に位置する地域。市の北部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[安城市の料理|安城市]]、東部は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の[[鎮川郡の料理|鎮川郡]]、南東部は[[忠清北道の料理|忠清北道]]の[[清州市の料理|清州市]]、南部は特別自治市の[[世宗市の料理|世宗市]]、南東部は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[公州市の料理|公州市]]、西部は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[牙山市の料理|牙山市]]、北西部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[平沢市の料理|平沢市]]と接する。人口は66万4186人で、[[忠清南道の料理|忠清南道]]ではもっとも多い(2025年11月)<ref>[https://jumin.mois.go.kr/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2025年12月2日閲覧</ref>。 | ||
| − | 代表的な観光地として、日本の植民地支配からの独立と国家発展に関する歴史的資料を集めた「独立記念館(トンニプキニョムグァン、독립기념관)」や、天安市出身の独立運動家、柳寛順(ユ・グァンスン、유관순)の精神を伝える「柳寛順烈士史跡地(ユ・グァンスン ヨルサ サジョクチ、유관순열사사적지)」、国宝第7号に指定される「天安奉先弘慶寺碣記碑(チョナン ポンソンホンギョンサ カルギビ、천안 봉선홍경사 | + | 代表的な観光地として、日本の植民地支配からの独立と国家発展に関する歴史的資料を集めた「独立記念館(トンニプキニョムグァン、독립기념관)」や、天安市出身の独立運動家、柳寛順(ユ・グァンスン、유관순)の精神を伝える「柳寛順烈士史跡地(ユ・グァンスン ヨルサ サジョクチ、유관순열사사적지)」、国宝第7号に指定される「天安奉先弘慶寺碣記碑(チョナン ポンソンホンギョンサ カルギビ、천안 봉선홍경사 갈기비)」、自然に触れながらヒーリング体験ができる「泰鶴山治癒センター(テハクサンチユセント、태학산치유센터)」などがある。 |
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| + | また、天安市は朝鮮時代に漢陽(現在の[[ソウル市の料理|ソウル]])から南東部の慶尚道(キョンサンド、경상도)、南西部の全羅道(チョルラド、전라도)へと向かう際の分岐点に当たり、天安サムゴリ(天安三叉路、천안삼거리)と呼ばれて交通の要衝となっていた。天安サムゴリの名称は民謡のタイトルとして現在も有名であり、一帯は「天安サムゴリ公園(チョナンサムゴリゴンウォン、천안삼거리공원)」として整備されている。 | ||
[[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、ソウル駅から天安牙山駅まで高速鉄道のKTXで40分前後の距離。天安駅までITX-マウムやムグンファ号で1時間~1時間20分程度の距離。また、首都圏電鉄1号線の成歓駅、稷山駅、斗井駅、天安駅、鳳鳴駅、双龍(ナサレッ大)駅があり、時間はかかるものの[[ソウル市の料理|ソウル市]]の各駅と結ばれている。天安総合バスターミナルまでは、ソウル高速バスターミナルから高速バスで約1時間。東ソウル総合ターミナルから市外バスで約1時間25分の距離である。 | [[ソウル市の料理|ソウル市]]からのアクセスは、ソウル駅から天安牙山駅まで高速鉄道のKTXで40分前後の距離。天安駅までITX-マウムやムグンファ号で1時間~1時間20分程度の距離。また、首都圏電鉄1号線の成歓駅、稷山駅、斗井駅、天安駅、鳳鳴駅、双龍(ナサレッ大)駅があり、時間はかかるものの[[ソウル市の料理|ソウル市]]の各駅と結ばれている。天安総合バスターミナルまでは、ソウル高速バスターミナルから高速バスで約1時間。東ソウル総合ターミナルから市外バスで約1時間25分の距離である。 | ||