「センソンフェ(刺身/생선회)」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(同じ利用者による、間の2版が非表示)
18行目: 18行目:
 
*注文方法
 
*注文方法
 
:専門店では魚を指定して丸ごと1尾をさばいてもらうことが多い。モドゥムフェ([[모듬회]]、[[모둠회]])と呼ばれる刺身の盛り合わせもあるが、活魚をその場でさばいて食べることが好まれるため、1尾ごとの注文が基本となっている。そのため身を刺身として食べるだけでなく、残った頭や骨などのアラも注文の一部として考えられ、これらを使用して作る[[メウンタン(魚入りの辛い鍋/매운탕)]]までをセットと考えるのが一般的である。魚のサイズによっては数尾をまとめたものが注文単位となる。
 
:専門店では魚を指定して丸ごと1尾をさばいてもらうことが多い。モドゥムフェ([[모듬회]]、[[모둠회]])と呼ばれる刺身の盛り合わせもあるが、活魚をその場でさばいて食べることが好まれるため、1尾ごとの注文が基本となっている。そのため身を刺身として食べるだけでなく、残った頭や骨などのアラも注文の一部として考えられ、これらを使用して作る[[メウンタン(魚入りの辛い鍋/매운탕)]]までをセットと考えるのが一般的である。魚のサイズによっては数尾をまとめたものが注文単位となる。
 +
 +
*持ち込み
 +
:水産市場では、鮮魚店で好みの魚を購入して提携の店に持ち込む方法がある。ただし、薬味代([[양념값]])などと呼ばれる席料や調理代が別途かかるので、割安にはならず、むしろ高くつく場合も多い。購入から持ち込みへのプロセスを楽しむ食べ方と言える。
  
 
*活魚の刺身と鮮魚の刺身
 
*活魚の刺身と鮮魚の刺身
38行目: 41行目:
 
=== 文献上の記録 ===
 
=== 文献上の記録 ===
 
;『東国李相国集』(1241年)の記述
 
;『東国李相国集』(1241年)の記述
:高麗時代の文人である李奎報(イ・ギュボ、이규보)の作品をまとめた『東国李相国集』の後集、「南軒偶吟」という四行詩にフェ(膾)が登場する【原文1】。3行目の部分が「赤い魚を刺身(膾)にして酒の肴にして」という意味である。
+
:高麗時代の文人である李奎報(イ・ギュボ、이규보)の作品をまとめた『東国李相国集』の後集、「南軒偶吟」という四行詩にフェ(膾)が登場する【原文1】<ref>[http://db.itkc.or.kr/inLink?DCI=ITKC_MO_0004A_0460_010_0080_2003_A002_XML 東國李相國後集卷第二 / 古律詩 一百五首 / 南軒偶吟] 、韓国古典総合DB、2025年8月25日閲覧</ref>。3行目の部分が「赤い魚を刺身(膾)にして酒の肴にして」という意味である。
  
 
:【原文1】
 
:【原文1】
54行目: 57行目:
 
:19世紀末に書かれた料理書『是議全書([[시의전서]])』(原著者不詳)には「膾部」という項目があり、「魚膾(어회)」の名前でセンソンフェが紹介されている。同部には[[ユッケ(牛刺身/육회)]]や、[[サンナクチ(テナガダコの踊り食い/산낙지)|ナクチフェ(テナガダコの刺身/낙지회)]]、クルフェ(牡蠣の刺身、[[굴회]])などの掲載もある。「魚膾」の項目では[[ミノフェ(ニベの刺身/민어회)]]を例としつつ、「ニベは皮をむき、身を薄く切り、スジの方向と垂直に細く切り、油を塗って皿に盛る。カラシと唐辛子酢味噌を食卓に添えて食べる。各種の刺身はすべてこれと同じ方法にする」【原文3】と調理法を説明している<ref>이효지 외(엮음), 2004,『시의전서』, 신광출판사, P222</ref>。
 
:19世紀末に書かれた料理書『是議全書([[시의전서]])』(原著者不詳)には「膾部」という項目があり、「魚膾(어회)」の名前でセンソンフェが紹介されている。同部には[[ユッケ(牛刺身/육회)]]や、[[サンナクチ(テナガダコの踊り食い/산낙지)|ナクチフェ(テナガダコの刺身/낙지회)]]、クルフェ(牡蠣の刺身、[[굴회]])などの掲載もある。「魚膾」の項目では[[ミノフェ(ニベの刺身/민어회)]]を例としつつ、「ニベは皮をむき、身を薄く切り、スジの方向と垂直に細く切り、油を塗って皿に盛る。カラシと唐辛子酢味噌を食卓に添えて食べる。各種の刺身はすべてこれと同じ方法にする」【原文3】と調理法を説明している<ref>이효지 외(엮음), 2004,『시의전서』, 신광출판사, P222</ref>。
  
:【原文3】「민어는 껍질을 벗기고 살을 얇게 저며서 가로 결로 가늘게 썰어 기름을 발라 접시에 담는다. 겨자와 고추장윤즙을 식성대로 곁들여 먹는다. 각색어회는 모두 이와 같은 방법으로 한다.」
+
:【原文3(現代語訳)】「민어는 껍질을 벗기고 살을 얇게 저며서 가로 결로 가늘게 썰어 기름을 발라 접시에 담는다. 겨자와 고추장윤즙을 식성대로 곁들여 먹는다. 각색어회는 모두 이와 같은 방법으로 한다.」
  
 
;朝鮮無双新式料理製法(1924年)の記述
 
;朝鮮無双新式料理製法(1924年)の記述
33,944

回編集

案内メニュー