報恩郡の料理
ナビゲーションに移動
検索に移動
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。 |
報恩郡(ポウングン、단양군)は忠清北道に位置する地域。本ページでは報恩郡の料理、特産品について解説する。
地域概要
報恩郡は忠清北道の南部に位置し、北部は忠清北道の槐山郡、東部は慶尚北道の尚州市、南部は忠清北道の沃川郡、西部は広域市の大田市と忠清北道の清州市と接する。人口は3万3876人(2018年6月)[1]。郡の東部は小白山脈(ソベクサンメク、소백산맥)が南北に伸びており、俗離山国立公園(ソンニサンクンニプコンウォン、속리산국립공원)の一角を成す。小白山脈が伸びる一帯は三国時代に新羅と百済の境界となった地域でもあり、新羅が470年に築城した三年山城(サムニョンサンソン、삼년상성)跡や、同じく新羅によって553年に創建された法住寺(ポプチュサ、법주사)などが残る。これらは報恩郡の主要な観光地でもあり、また法住寺は2018年7月に「山寺、韓国の山地僧院」としてユネスコの世界文化遺産に登録された。ソウルから報恩郡までは、東ソウル総合ターミナル、ソウル南部ターミナルから報恩市外バス共用停留所まで高速バスで約3時間の距離。
食文化の背景
代表的な料理
- テチュヨンヤンバプ(ナツメ釜飯/대추영양밥)
- ヤクチョサンチェジョンシク(薬草山菜定食/약초산채정식)
代表的な特産品
報恩郡の特産品である報恩ナツメ(보은대추)は、山林庁が地域の名産品を認証する地理的表示林産物の第27号として登録されている[2]。
- ヌンイボソッ(コウタケ/능이버섯)
- テチュ(ナツメ/대추)
代表的な酒類・飲料
飲食店情報
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。
- ペヨンスク山野草パプサン(배영숙산야초밥상)
- 住所:忠清北道報恩郡俗離山面法住寺路251(舍乃里280-1)
- 住所:충청북도 보은군 속리산면 법주사로 251(사내리 280-1)
- 電話:043-543-1136
- 料理:テチュトルソッパプ(ナツメ釜飯)
エピソード
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2018年5月に初めて報恩郡を訪れた。名産であるナツメ農園に立ち寄ったところ、これまでに食べたことのない大粒なナツメに出合い、その大きさのみならず、甘味の豊かさにたいへん驚いた。
脚注
- ↑ 주민등록 인구 및 세대현황 、行政安全部ウェブサイト、2018年7月10日閲覧
- ↑ 지리적표시등록 임산물 제27호(보은대추) 、山林庁ウェブサイト、2018年7月19日閲覧
外部リンク
- 関連サイト
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)
- 韓国語食の大辞典アプリ版(八田靖史制作の韓国料理専門辞典)