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2026年10月31日 (土) 00:26時点における版
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南原市(ナムォンシ、남원시)は全羅北道の南東部に位置する地域。本ページでは南原市の料理、特産品について解説する。
地域概要
南原市は全羅北道の南東部に位置する地域。市の北部は全羅北道の長水郡、東部は慶尚南道の咸陽郡、南東部は慶尚南道の河東郡、南部は全羅南道の求礼郡、南西部は全羅南道の谷城郡、西部は全羅北道の淳昌郡、北西部は全羅北道の任実郡と接する。人口は7万3452人(2026年9月)[1]。
- 地理
小白山脈(ソベクサンメク、소백산맥)の西側に位置し、東南部には智異山(チリサン、지리산)をはじめとする山地が広がる。北部には萬行山(マネンサン、만행산)、西部には蛟龍山(キョリョンサン、교룡산)などがあり、山地や高原、丘陵、平野が組み合わさった地形である。市街地の周辺には蟾津江(ソムジンガン、섬진강)の支流である蓼川(ヨチョン、요천)に沿って平野が広がる。南原市庁は中央部の道通洞(トトンドン、도통동)に置かれている。
- 観光
代表的な観光地としては、古典小説『春香伝(チュニャンジョン、춘향전)』の舞台として有名な広寒楼苑(クァンハルルウォン、광한루원)と、物語をテーマにした文化・芸術施設の春香テーマパーク(チュニャンテマパク、춘향테마파크)、名産の木製漆器を紹介する南原市漆工芸館(ナムォンシ オッチル コンイェグァン、남원시 옻칠공예관)、統一新羅時代の828年に創建された古刹の実相寺(シルサンサ、실상사)などがある。毎年春に開催される『春香伝』にちなんだ祭りの春香祭(チュニャンジェ、춘향제)にも大勢の観光客が訪れる。
- アクセス
ソウル市からのアクセスは、ソウル駅、または龍山(ヨンサン、용산)駅から南原駅まで高速鉄道で約2時間~2時間30分。ソウル高速バスターミナルから南原共用バスターミナルまで高速バスで約3時間10~20分の距離である。
- 付記
- 伽耶古墳群(가야고분군)
- 伽耶古墳群は、1世紀頃から6世紀まで朝鮮半島南部に存在した伽耶諸国の古墳群。2023年9月にユネスコの世界文化遺産に登録された。南原市の酉谷里と斗楽里古墳群(유곡리와 두락리 고분군)に加え、慶尚南道金海市の大成洞古墳群(대성동 고분군)、慶尚南道固城郡の松鶴洞古墳群(송학동 고분군)、慶尚南道昌寧郡の校洞と松峴洞古墳群(교동과 송현동 고분군)、慶尚南道咸安郡の末伊山古墳群(말이산 고분군)、慶尚南道陜川郡の玉田古墳群(옥전 고분군)、慶尚北道高霊郡の池山洞古墳群(지산동 고분군)の計7地域にまたがっている。
食文化の背景
南原市の名物として、チュオタン(ドジョウ汁/추어탕)は全国的に有名である。古典小説『春香伝(チュニャンジョン、춘향전)』の舞台となった広寒楼(クァンハルル、광한루)の周辺に専門店が集まっており、この一角を「南原チュオタン通り(남원추어탕거리)」と呼ぶ。中でも1959年創業の「セジプチュオタン(새집추어탕)」がもっとも古株として知られる。丸ドジョウを煮込んで作るソウル式に対し、下煮をしたドジョウをすりつぶして作るのが南原式(全羅道式)と大別されるが、現在はソウル市を含め、全国的に下煮をしてすりつぶす方式が主流になっている。専門店ではチュオタンのほか、ミクラジティギム(ドジョウの天ぷら/미꾸라지튀김)、ミクラジスッケ(ドジョウの炒め煮、미꾸라지숙회)などの料理も提供する。
代表的な料理
- メッテジグイ(イノシシの焼肉/멧돼지구이)智異山一帯
- ミクラジスッケ(ドジョウの蒸し焼き/미끄라지 숙회)
- ミクラジティギム(ドジョウの天ぷら/미끄라지 튀김)
- チュオタン(ドジョウのスープ/추어탕)
- フッテジグイ(黒豚の焼肉/흑돼지구이)智異山一帯
代表的な特産品
代表的な酒類・飲料
飲食店情報
以下は韓食ペディアの執筆者である八田靖史が実際に訪れた店を列挙している。
- 南原トゥブマウル(남원두부마을)
- 住所:全羅北道南原市楊林キル28-7(漁峴洞37-57)
- 住所:전라북도 남원시 양림길 28-7(어현동 37-57)
- 電話:063-626-8854
- 料理:トゥブボソッジョンゴル(豆腐とキノコの鍋)
- セジプチュオタン(새집추어탕)
- 住所:全羅北道南原市蓼川路1397(川渠洞160-206)
- 住所:전라북도 남원시 요천로 1397(천거동 160-206)
- 電話:063-625-2443
- 料理:チュオタン(ドジョウ汁)
エピソード
脚注
- ↑ 주민등록 인구 및 세대현황 、行政安全部ウェブサイト、2026年10月31日閲覧
外部リンク
- 関連サイト
- 制作者関連サイト
- 韓食生活(韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
- 八田靖史プロフィール(八田靖史のプロフィール)