ペクソルギ(蒸し餅/백설기)

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ペクソルギ(写真中央の真っ白い餅)

ペクソルギ백설기)は、蒸し餅。

概要

ペク(백)は白、ソルギ(설기)は米粉に水、または砂糖水を入れ甑で蒸した餅を総称する。ソルギトク(설기떡)とも呼ぶ。ソルギの中でも具を加えたり、着色をしたりせず真っ白く仕上げたものを指す。また、ソルギは雪のような蒸し餅という意味で、かつては「雪餻(ソルゴ、설고)」と表記した[1]。うるち米を粉末にし、水、または砂糖水を加えたうえで、シル(시루)と呼ばれる蒸し器で蒸して作る。仕上がりは蒸しパンのような食感になり、日常の間食として親しまれるほか、祝いの餅としても定番である。中でもその真っ白な見た目から純粋無垢の象徴として、子どもの成長を祝うサムチリル(生後27日目の祝い、삼칠일)、ペギル(生後100日目の祝い、백일)、トル(生後1年の祝い、돌)の宴席には欠かせないものである。主に伝統餅の専門店で販売されるほか、伝統茶店のお茶請けとして提供されることもある。類似の餅としては、豆を入れたコンソルギ(콩설기)、アズキを入れたパッソルギ(팥설기)、ヨモギを入れたスッソルギ(쑥설기)などがある。

脚注

  1. '백설기', '인절미', '가래떡'의 어원 、国立国語院ウェブサイト、2017年12月6日閲覧

外部リンク

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関連項目