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;『屠門大嚼』(1611年)の記述 | ;『屠門大嚼』(1611年)の記述 | ||
| − | : | + | :1611年に許筠(ホギュン、허균)が地方の特産品と料理をまとめた「屠門大嚼([[도문대작]])」(『惺所覆瓿藁(성소부부고)』第26巻説部5に収録)には、ナツメ([[대추]])に関する記述があり、「報恩で産するものがもっともよい。大きくて種が小さい。赤くて水気が多く甘い。ほかはすべてこれに劣る」<ref>[http://db.itkc.or.kr/inLink?DCI=ITKC_BT_0292A_0270_020_0010_2000_003_XML 惺所覆瓿藁 / 第26巻説部5(屠門大嚼)] 、韓国古典総合DB、2025年2月10日閲覧</ref>【原文1】と評価している。 |
:【原文1】 | :【原文1】 | ||
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;『芝峰類説』(1614年)の記述 | ;『芝峰類説』(1614年)の記述 | ||
| − | :1614年に朝鮮時代中期の学者、李睟光(イ・スグァン、이수광)が編纂した百科事典『芝峰類説([[지봉유설]])』「巻十九 食物部 果」の項目には、「我が国では[[居昌郡の料理|居昌]] | + | :1614年に朝鮮時代中期の学者、李睟光(イ・スグァン、이수광)が編纂した百科事典『芝峰類説([[지봉유설]])』「巻十九 食物部 果」の項目には、「我が国では[[居昌郡の料理|居昌]]の柿、報恩のナツメ、[[密陽市の料理|密陽]]の栗、[[忠州市の料理|忠州]]のスイカ、淮陽の松の実、安辺の梨がもっとも有名」<ref>[https://dl.ndl.go.jp/pid/945664/1/152 朝鮮古書刊行会編, 1915, 『朝鮮群書大系 續々第22輯 芝峰類説 下』, 朝鮮古書刊行会, P292] 、国立国会図書館デジタルコレクション(コマ番号152/171)、2025年9月7日閲覧</ref>【原文2】と記されている。淮陽と安辺は[[北朝鮮の料理|江原道(北)]]に位置する。 |
:【原文2】 | :【原文2】 | ||