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=== チュンジャン(春醤) ===
 
=== チュンジャン(春醤) ===
 
[[ファイル:22022702.JPG|thumb|300px|中華料理店の副菜。大きな皿に生タマネギ、たくあん、春醤が載っている]]
 
[[ファイル:22022702.JPG|thumb|300px|中華料理店の副菜。大きな皿に生タマネギ、たくあん、春醤が載っている]]
チャジャンミョンに用いる黒味噌をチュンジャン(春醤、[[춘장]])と呼ぶ。1948年にソウル市龍山区文培洞の「龍華醤油(용화장유)」(現、龍華食品株式会社)が発売し、飲食店でも広く使われるようになった。1950年代にカラメル([[캐러멜]])を入れる工夫が追加され<ref>양세욱, 2009, 『짜장면젼』, 프로네시스, 電子書籍版P140/270(52%)</ref>、これが普及したことにより、韓国式のチャジャンミョンは「黒さ」と「濃厚な甘さ」を大きな特徴として持つに至った。春醤の語源や命名の時期は定かでないが、(1)春に作ったから、(2)甜面醤の略称である甜醤(チョムジャン、첨장)が変化した、(3)ネギをつけて食べる味噌という意味の「葱醤(チョンジャン、총장)」が変化した、またはその味噌を春に出る長ネギにつけて食べたからなどの説がある<ref>周永河, 2021, 『食卓の上の韓国史』, 慶應義塾大学出版会, P341-342</ref><ref>양세욱, 2009, 『짜장면젼』, 프로네시스, 電子書籍版P137/270(51%)</ref>。
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:チャジャンミョンに用いる黒味噌をチュンジャン(春醤、[[춘장]])と呼ぶ。1948年にソウル市龍山区文培洞の「龍華醤油(용화장유)」(現、龍華食品株式会社)が発売し、飲食店でも広く使われるようになった。1950年代にカラメル([[캐러멜]])を入れる工夫が追加され<ref>양세욱, 2009, 『짜장면젼』, 프로네시스, 電子書籍版P140/270(52%)</ref>、これが普及したことにより、韓国式のチャジャンミョンは「黒さ」と「濃厚な甘さ」を大きな特徴として持つに至った。春醤の語源や命名の時期は定かでないが、(1)春に作ったから、(2)甜面醤の略称である甜醤(チョムジャン、첨장)が変化した、(3)ネギをつけて食べる味噌という意味の「葱醤(チョンジャン、총장)」が変化した、またはその味噌を春に出る長ネギにつけて食べたからなどの説がある<ref>周永河, 2021, 『食卓の上の韓国史』, 慶應義塾大学出版会, P341-342</ref><ref>양세욱, 2009, 『짜장면젼』, 프로네시스, 電子書籍版P137/270(51%)</ref>。
  
 
*副菜としての利用
 
*副菜としての利用
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=== トッピング ===
 
=== トッピング ===
千切りのキュウリや、グリンピースを彩りとして載せることが多い。
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:千切りのキュウリや、グリンピースを彩りとして載せることが多い。
  
 
=== 食べ方 ===
 
=== 食べ方 ===
 
[[ファイル:22022703.JPG|thumb|300px|チャジャンミョンを混ぜているところ]]
 
[[ファイル:22022703.JPG|thumb|300px|チャジャンミョンを混ぜているところ]]
箸で全体をよくかき混ぜ、麺に黒味噌を絡めてから食べる。箸を両手に1本ずつ持ち、下からすくいあげるようにして混ぜる姿もよく見かける。
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:箸で全体をよくかき混ぜ、麺に黒味噌を絡めてから食べる。箸を両手に1本ずつ持ち、下からすくいあげるようにして混ぜる姿もよく見かける。
  
 
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