「下書き用ページ」の版間の差分

1,108 バイト除去 、 2018年2月11日 (日) 22:44
148行目: 148行目:
 
[[ファイル:17111715.JPG|thumb|300px|生濁(左)と金井山城マッコリ]]
 
[[ファイル:17111715.JPG|thumb|300px|生濁(左)と金井山城マッコリ]]
 
=== マッコリ ===
 
=== マッコリ ===
釜山を代表するマッコリとしては「釜山濁薬酒製造協会(부산탁약주제조협회)」の「生濁(생탁)」がもっとも広く流通している。金井区金城洞(금정구 금성동)で生産される「金井山城マッコリ(금정산성막걸리)」は、伝統製法のヌルク(小麦麹、[[누룩]])を自家生産しており、プレミアムマッコリとして全国的な知名度を誇る。そのほか金井区釜谷洞(금정구 부곡동)の「釜山山城醸造(부산산성양조)」や、江西区美音洞(강서구 미음동)の「ノクサン醸造場(녹산양조장)」といった酒蔵がマッコリを生産している。
+
済州道を代表するマッコリとしては、「株式会社済州マッコリ(주식회사 제주막걸리)」の「済州マッコリ(제주막걸리)」がもっとも広く流通している。そのほか済州道の特産品を用いた、ミカンマッコリ(감귤막걸리)、牛島ピーナッツマッコリ(우도땅콩막걸리)などのフレーバーマッコリが多彩である。
  
;生濁
+
;済州マッコリ
:生濁(センタク、생탁)は、東区草梁洞(동구 초량동)に本社を置く「釜山濁薬酒製造協会(부산탁약주제조협회)」で生産されるマッコリ。1970年7月に43社の醸造場が合併してできた合同醸造場であり、「釜山合同醸造(부산합동양조)」とも呼ぶ<ref name="sentak">[http://www.grandculture.net/ko/Contents/Index 부산탁약주제조협회] 、韓国郷土文化電子大典、2017年10月6日閲覧</ref>。生濁の発売は2005年5月で、釜山地域におけるもっとも代表的な銘柄として親しまれる。2005年7月からは日本へも輸出されている<ref name="sentak" />。
+
済州マッコリ(チェジュマッコルリ、제주막걸리)は、済州市涯月邑(제주시 애월읍)に本社を置く「株式会社済州マッコリ」で生産されるマッコリ。同社は1988年に8ヶ所の酒蔵が集まってできた「済州合同醸造」を母体としており、現在は道内シェアのほとんどを占める大規模な酒蔵として支持されている。漢拏山の岩盤水を用いた「済州マッコリ」は、すっきりとした辛口の味わいを特徴とする。2009年7月からは、東京都小金井市の「かめに商事」が日本での輸入、販売をしている<ref>[http://www.kansyoku-life.com/2009/08/980.html 済州マッコリのお披露目会に参加。] 、韓食生活、2018年2月12日閲覧</ref>。
 
 
;金井山城マッコリ
 
:金井山城マッコリ(クムジョンサンソンマッコルリ、금정산성막걸리)は、金井区金城洞の「金井山城土産酒(금정산성토산주)」で生産されるマッコリ。一帯は山城に囲まれており、金井山城村(クムジョンサンソンマウル、금정산성마을)と呼ばれる。現在の韓国では珍しく、伝統製法のヌルク(小麦麹、[[누룩]])を自家生産しているのが大きな特徴<ref>[http://sanmak.kr/bbs/content.php?co_id=sub22 건강한 누룩] 、金井山城マッコリウェブサイト、2017年10月6日閲覧</ref>。代表を務めるユ・チョンギル(유청길)氏は、韓国の農林畜産食品部によって食品名人の第49号に指定されている<ref>[http://kfgm.co.kr/sub_b01.htm 명인소개] 、韓国食品名人協会ウェブサイト、2017年10月6日閲覧</ref>。
 
  
 
=== 焼酎 ===
 
=== 焼酎 ===
29,495

回編集