「下書き用ページ」の版間の差分

34行目: 34行目:
 
*歴史
 
*歴史
 
:朝鮮戦争後に外国からの救援物資として大量に輸入された小麦粉が、物流の拠点であった大田市に多く入ってきたことによって、これがきっかけとなったとの説がよく語られる。大田カルグクス祭りのウェブサイトでは、「大田は我が国の鉄道輸送の重要拠点となり、大田駅が救護物資の集散地の役割を果たし、(中略)大田駅の周辺と中央市場をはじめとする周辺商圏のカルグクス専門店が活性化し、カルグクスも一般的な料理になった」と説明している<ref>[http://kalguksu.org/bbs/board.php?bo_table=G01_3 대전 칼국수 축제 이야기] 、大田カルグクス祭りウェブサイト、2019年6月10日閲覧</ref>。また、前述した大田駅におけるカラッククス(うどん)の人気も、背景のひとつになったと考えられる。
 
:朝鮮戦争後に外国からの救援物資として大量に輸入された小麦粉が、物流の拠点であった大田市に多く入ってきたことによって、これがきっかけとなったとの説がよく語られる。大田カルグクス祭りのウェブサイトでは、「大田は我が国の鉄道輸送の重要拠点となり、大田駅が救護物資の集散地の役割を果たし、(中略)大田駅の周辺と中央市場をはじめとする周辺商圏のカルグクス専門店が活性化し、カルグクスも一般的な料理になった」と説明している<ref>[http://kalguksu.org/bbs/board.php?bo_table=G01_3 대전 칼국수 축제 이야기] 、大田カルグクス祭りウェブサイト、2019年6月10日閲覧</ref>。また、前述した大田駅におけるカラッククス(うどん)の人気も、背景のひとつになったと考えられる。
 +
 +
*種類
 +
:店によって具の選択肢や味付けが大きく異なる。代表的なものに以下のような種類がある。中でもオルクニカルグクスは中区大興洞(チュング テフンドン、중구 대흥동)一帯に専門店が多く、それ単独でまた別の地域名物とも捉えられている。コチュジャンを入れた濃厚かつ激辛のスープと、生の春菊をトッピングとして入れるのが特徴。1970年代に誕生したとされ、「コンジュ粉食(공주분식)」「ポクス粉食(복수분식)」といった店が古株として知られる。
 +
::・オルクニカルグクス(辛口うどん、얼큰이칼국수)
 +
::・トゥルケカルグクス(エゴマ入りうどん、들깨칼국수)
 +
::・ムルチョンカルグクス(シオフキ貝入りうどん、물총칼국수)
 +
::・トゥブオジンオグクス(豆腐とイカ入りうどん、두부오징어국수)
  
 
=== トゥブトゥルチギ(豆腐の炒め煮/두부두루치기) ===
 
=== トゥブトゥルチギ(豆腐の炒め煮/두부두루치기) ===
29,495

回編集