「下書き用ページ」の版間の差分

18行目: 18行目:
 
== 代表的な料理 ==
 
== 代表的な料理 ==
 
=== カラッククス(うどん/가락국수) ===
 
=== カラッククス(うどん/가락국수) ===
 +
カラッククス(가락국수)は、うどん(「[[ウドン(うどん/우동)]]」の項目も参照)。カラッ(=カラク、가락)は細長いもの、ククス([[국수]])は麺を意味する。日本語の「うどん」を固有語化した単語であるとともに、日本式のうどんが韓国で定着し、現地化した別物という意味でカラッククスを用いることもある。大田市においては大田駅の名物として古くから親しまれており、駅構内や駅の周辺に専門店、あるいは屋台が出ている。
 +
 +
*大田駅構内のカラッククス
 +
:かつてはソウルから鉄道で全羅道地方に行く場合、分岐駅である大田駅で方向転換をするため機関車の付け替え作業を行う必要があった。この時間を利用して乗客が駅のホームに出て、カラッククス(うどん、가락국수)を立ち食いしたことから、駅の名物として知られるようになった。なお、ホーム内のカラッククス店は1998年に店を閉じたが、2013年に駅構内の飲食店として「大田駅カラッククス(대전역가락국수)」がオープンしている。また、大田駅前にもカラッククスを提供する飲食店や屋台が集まる。屋台には日本語のかけうどんが転化したカッキウドン(각기우동)との表記も見られる。
 +
 +
*日本統治時代の駅うどん
 +
:1933年7月3日付の釜山日報に「美人のサービスで大田駅食堂繁盛 ホームのうどんも好評」との記事がある。この記事によればホームのうどん店は当時、深夜1時~朝5時まで営業、1杯8銭、多い日で1日に100数十杯を販売したという。「値段に比して頗るの美味とて今や全鮮的に大田駅のウドンが有名となり、多数旅客の中には夜行列車で通過する度毎に、駅の立食を唯一の楽みとして大田到着を待つと言ふ熱心なファンも次第に増し」(原文に句点を追加、漢字は新字に変更)とある<ref>[http://db.history.go.kr/item/imageViewer.do?levelId=npbs_1933_07_03_w0003_0150 美人のサービスで大田駅食堂繁盛 ホームのうどんも好評] 、韓国史データベース、2019年6月6日閲覧</ref>。との評価は、まさに後のカラッククス人気の土台になったと考えられる。
 +
 
=== カルグクス(手打ちウドン/칼국수) ===
 
=== カルグクス(手打ちウドン/칼국수) ===
 
=== トゥブトゥルチギ(豆腐の炒め煮/두부두루치기) ===
 
=== トゥブトゥルチギ(豆腐の炒め煮/두부두루치기) ===
29,495

回編集