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'''康津郡'''(カンジングン、강진군)は[[全羅南道の料理|全羅南道]]の南部に位置する地域。本ページでは康津郡の料理、特産品について解説する。
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'''谷城郡'''(コクソングン、곡성군)は[[全羅南道の料理|全羅南道]]の北東部に位置する地域。本ページでは谷城郡の料理、特産品について解説する。
  
 
== 地域概要 ==
 
== 地域概要 ==
康津郡は[[全羅南道の料理|全羅南道]]の南部に位置する地域。郡の東部は[[全羅南道の料理|全羅南道]]の[[長興郡の料理|長興郡]]と接し、南部には南海岸に面して島嶼地域の[[莞島郡の料理|莞島郡]]が広がる。南西部は[[海南郡の料理|海南郡]]、北西部は[[霊岩郡の料理|霊岩郡]]とそれぞれ接する。人口は3万5755人(2019年4月)<ref>[http://27.101.213.4/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2019年5月5日閲覧</ref>。郡の中央部から南部にかけては康津湾(カンジンマン、강진만)が深く入り込んでおり、郡全体が逆U字のような形状となっている。郡の北部は丘陵地であり、西部から中央部へは耽津江(タムジンガン、탐진강)が流れて康津湾へと注ぐ。代表的な観光地としては、高麗時代に青磁の生産地として栄えた歴史を伝える高麗青磁博物館(コリョチョンジャパンムルグァン、고려청자박물관)、康津湾の中央に浮かび散策路で結ばれている駕牛島(カウド、가우도)、朝鮮時代に全羅道地域の陸軍を総括した康津全羅兵営城(カンジンチョルラピョンヨンソン、강진전라병영성)などがある。[[ソウル市の料理|ソウル市]]から康津郡までのアクセスは、ソウル高速バスターミナルから康津市外バスターミナルまで約5時間の距離。近隣の主要都市である[[光州市の料理|光州市]]の光州総合バスターミナル(U Square)からは康津市外バスターミナルまでは約1時間20分、[[全羅南道の料理|全羅南道]][[木浦市の料理|木浦市]]の木浦総合バスターミナルからは約50分の距離である。
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谷城郡は[[全羅南道の料理|全羅南道]]の北東部に位置する地域。郡の北部は[[全羅北道の料理|全羅北道]]の[[淳昌郡の料理|淳昌郡]]、[[南原市の料理|南原市]]と接し、東部は[[全羅南道の料理|全羅南道]]の[[求礼郡の料理|求礼郡]]、南部は[[順天市の料理|順天市]]、南西部は[[和順郡の料理|和順郡]]、西部は[[潭陽郡の料理|潭陽郡]]と接する。人口は2万9530人(2019年4月)<ref>[http://27.101.213.4/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2019年5月6日閲覧</ref>。小白山脈(ソベクサンメク、소백산맥)の影響を受けて全体に山地が多く、標高764mの通明山(トンミョンサン、통명산)、標高735mの動楽山(トンアクサン、동악산)などが代表的である。北部から東部に向かって蟾津江(ソムジンガン、섬진강)が流れ、これに南部から東部へと流れる宝城江(ポソンガン、보성강)が注ぎ、これら川の周囲が平野部となっている。
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郡の中央部から南部にかけては康津湾(カンジンマン、강진만)が深く入り込んでおり、郡全体が逆U字のような形状となっている。郡の北部は丘陵地であり、西部から中央部へは耽津江(タムジンガン、탐진강)が流れて康津湾へと注ぐ。代表的な観光地としては、高麗時代に青磁の生産地として栄えた歴史を伝える高麗青磁博物館(コリョチョンジャパンムルグァン、고려청자박물관)、康津湾の中央に浮かび散策路で結ばれている駕牛島(カウド、가우도)、朝鮮時代に全羅道地域の陸軍を総括した康津全羅兵営城(カンジンチョルラピョンヨンソン、강진전라병영성)などがある。[[ソウル市の料理|ソウル市]]から康津郡までのアクセスは、ソウル高速バスターミナルから康津市外バスターミナルまで約5時間の距離。近隣の主要都市である[[光州市の料理|光州市]]の光州総合バスターミナル(U Square)からは康津市外バスターミナルまでは約1時間20分、[[全羅南道の料理|全羅南道]][[木浦市の料理|木浦市]]の木浦総合バスターミナルからは約50分の距離である。
  
 
*観光への取り組み
 
*観光への取り組み
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== エピソード ==
 
== エピソード ==
韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2016年1月に初めて康津郡を訪れた。かつて日本で韓国料理店を営んでいたご夫妻が、奥様の故郷である康津郡に移り住んだのがきっかけで、それ以降もちょくちょく訪れている。ご自宅に泊めていただくとともに、奥様の作る家庭料理がたいへん美味しく、その居心地のよさから八田靖史は韓国の「実家」と呼んでいる。
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韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2019年4月に初めて谷城郡を訪れた。蟾津江名物のアユ料理がお目当てだったが、出てきたアユの塩焼きには青唐辛子と大量のニンニクが腹に詰められており、そのパンチの効いた調理法に驚いた。アユといえば繊細な香りを楽しむもの、という先入観ゆえにはじめは衝撃のほうが勝ったが、刺激的な味わいと鮮烈な香りは誇張なしにたいへん美味であり、改めて韓国料理と日本料理の違いを学ぶに至った。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
;関連サイト
 
;関連サイト
*[http://www.gangjin.go.kr/culture/ 강진문화관광]
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*[http://www.gokseong.go.kr/tour/ 곡성문화관광]
 
;制作者関連サイト
 
;制作者関連サイト
 
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活](韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
 
*[http://kansyoku-life.com/ 韓食生活](韓食ペディアの執筆者である八田靖史の公式サイト)
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== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
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[[Category:韓食ペディア]]
 
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[[Category:全羅南道・光州市の料理]]
 
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