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== 地域概要 ==
 
== 地域概要 ==
漆谷郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の南部に位置する地域。市の北部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[亀尾市の料理|亀尾市]]、北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[軍威郡の料理|軍威郡]]、南部は広域市の[[大邱市の料理|大邱市]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[星州郡の料理|星州郡]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[金泉市の料理|金泉市]]と接する。人口は11万9278人(2018年9月)<ref>[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2018年11月1日閲覧</ref>
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漆谷郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の南部に位置する地域。市の北部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[亀尾市の料理|亀尾市]]、北東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[軍威郡の料理|軍威郡]]、南部は広域市の[[大邱市の料理|大邱市]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[星州郡の料理|星州郡]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[金泉市の料理|金泉市]]と接する。広域市の[[大邱市の料理|大邱市]]と、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]で第2位の人口を誇る[[亀尾市の料理|亀尾市]]の間にあって衛星都市の役割を担っている。人口は11万9278人で、単独の郡(広域市内の郡を除く)としては全国でもっとも多い(2018年9月)<ref>[http://www.mois.go.kr/frt/sub/a05/totStat/screen.do 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2018年11月1日閲覧</ref>。郡の東部は八公山(パルゴンサン、팔공산)の一角を成し、市の北部から南部にかけて洛東江(ナクトンガン、낙동강)が流れる。この洛東江は朝鮮戦争(1950~53年)時に韓国側の最終防御線となった時期があり、郡内の倭館邑石田里(ウェグァンウプ ソクチョンニ、왜관읍 석전리)にかかる漆谷倭館鉄橋(チルゴク ウェグァンチョルギョ、칠곡 왜관철교)を爆破して北朝鮮側の侵攻を防いだ経緯がある。このことから漆谷倭館鉄橋は「護国の橋(ホグゲ タリ、호국의 다리)」と呼ばれ、国の登録文化財第406号として登録されるとともに、漆谷郡は「護国の故郷」を地域のキャッチフレーズとしている。代表的な観光地としては、朝鮮時代に造られた架山山城(カサンサンソン、가산산성)や、朝鮮戦争の歴史を学べる漆谷護国平和記念館(チルゴク ホグク ピョンワキニョムグァン、칠곡호국평화기념관)などがある。[[ソウル市の料理|ソウル市]]から漆谷郡までは、ソウル駅から清道駅までセマウル号、ムグンファ号で4時間~4時間30分程度。あるいは隣接する[[大邱市の料理|大邱市]]の東大邱駅まではソウル駅から高速鉄道のKTXで1時間40分前後なので、そこからムグンファ号に乗り換えて清道駅まで約30分という方法もある。高速バスの場合は、清道共用バスターミナルまで約4時間30分の距離である。
 
 
東西に長く伸びた形で地域が構成されており、東部は太白山脈(テベクサンメク、태백산맥)の先端部分にあたり、1000mを超える山々が連なる。西部も標高1084mの琵瑟山(ピスルサン、비슬산)を中心とした山がちな地形であり、西部から中央部、南部へと清道川(チョンドチョン、청도천)が流れる。市の中心部は中央部にあり、これを貫いて南北に京釜線が通る。代表的な観光地としては、鉄道の廃トンネルを利用したワイントンネル(와인터널)や、古くからの文化である闘牛を体験できる清道闘牛競技場(チョンド ソサウム キョンギジャン、청도소싸움경기장)、公園内に色とりどりのライトアップで飾った清道プロバンス(청도 프로방스)などがある。[[ソウル市の料理|ソウル市]]から清道郡までは、ソウル駅から清道駅までセマウル号、ムグンファ号で4時間~4時間30分程度。あるいは隣接する[[大邱市の料理|大邱市]]の東大邱駅まではソウル駅から高速鉄道のKTXで1時間40分前後なので、そこからムグンファ号に乗り換えて清道駅まで約30分という方法もある。高速バスの場合は、清道共用バスターミナルまで約4時間30分の距離である。
 
  
 
== 食文化の背景 ==
 
== 食文化の背景 ==
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