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:アワビを用いた料理としては、郷土料理として有名な[[チョンボッチュク(アワビ粥/전복죽)]]や、ヘムルトゥッペギ(海鮮味噌鍋、[[해물뚝배기]])をはじめ、刺身、焼き物、蒸し物、釜飯など多岐にわたる。飲食店では[[ヘムルタン(海鮮鍋/해물탕)]]、[[ピビムパプ(ビビンバ/비빔밥)]]、[[サムゲタン(ひな鶏のスープ/삼계탕)]]、[[サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉/삼겹살)]]といった料理にアワビをトッピングすることも多い。アワビの肝は済州道の方言でケウ([[게우]])と呼ばれ、これを塩辛にしたケウジョッ([[게우젓]])も郷土料理として有名である。近年はアワビの肝をごはんに混ぜ、[[キムパプ(海苔巻き/김밥)]]や、[[サムガッキムパプ(おにぎり/삼각김밥)|チュモッパプ(おにぎり、주먹밥)]]に利用する例もある。
 
:アワビを用いた料理としては、郷土料理として有名な[[チョンボッチュク(アワビ粥/전복죽)]]や、ヘムルトゥッペギ(海鮮味噌鍋、[[해물뚝배기]])をはじめ、刺身、焼き物、蒸し物、釜飯など多岐にわたる。飲食店では[[ヘムルタン(海鮮鍋/해물탕)]]、[[ピビムパプ(ビビンバ/비빔밥)]]、[[サムゲタン(ひな鶏のスープ/삼계탕)]]、[[サムギョプサル(豚バラ肉の焼肉/삼겹살)]]といった料理にアワビをトッピングすることも多い。アワビの肝は済州道の方言でケウ([[게우]])と呼ばれ、これを塩辛にしたケウジョッ([[게우젓]])も郷土料理として有名である。近年はアワビの肝をごはんに混ぜ、[[キムパプ(海苔巻き/김밥)]]や、[[サムガッキムパプ(おにぎり/삼각김밥)|チュモッパプ(おにぎり、주먹밥)]]に利用する例もある。
 
*アワビとトコブシ
 
*アワビとトコブシ
:済州道ではアワビとともにトコブシ(オブンジャギ、[[오분자기]])も特産品である。2000年代に入るとアワビは養殖物が主流となり、その代替として天然物のトコブシが人気を集めるようになった。その背景には養殖アワビを天然アワビと偽る例があり、トコブシであれば間違いなく天然物との信頼性が大きかった(トコブシの養殖が難しい訳ではなく、養殖物ならアワビでよいため需要がない)。ヘムルトゥッペギ(海鮮味噌鍋、[[해물뚝배기)]]や、[[トルソッパプ(釜飯/돌솥밥)]]などが主な利用法であったが、人気の急速な高まりによって無理な漁獲がたたり、2010年代半ばからは急速にその数を減らしてしまった。2015年以降はほとんど流通がなくなり、天然物のアワビと同じく希少な存在となっている。
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:済州道ではアワビとともにトコブシ([[오분자기]])も特産品である。2000年代に入るとアワビは養殖物が主流となり、その代替として天然物のトコブシが人気を集めるようになった。その背景には養殖アワビを天然アワビと偽る例があり、トコブシであれば間違いなく天然物との信頼性が大きかった(トコブシの養殖が難しい訳ではなく、養殖物ならアワビでよいため需要がない)。ヘムルトゥッペギ(海鮮味噌鍋、[[해물뚝배기)]]や、[[トルソッパプ(釜飯/돌솥밥)]]などが主な利用法であったが、人気の急速な高まりによって無理な漁獲がたたり、2010年代半ばからは急速にその数を減らしてしまった。2015年以降はほとんど流通がなくなり、天然物のアワビと同じく希少な存在となっている。
  
 
=== ミカン・デコポン ===
 
=== ミカン・デコポン ===
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