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ムドゥンサンスバク([[무등산수박]])は、無等山一帯でとれるスイカ。別名をプレンイ([[푸랭이]])とも呼ぶ。市西部の北区金谷洞(プック クムゴクトン、북구 금곡동)、忠孝洞(チュンヒョドン、충효동)が主な生産地である。縞模様のない深緑色で、縦に長い楕円形をしており、サイズは一般のスイカに比べてはるかに大きく、10~20kg程度、大きいものでは30kg前後にまで育つ。大きさだけでなく糖度も高く、希少性もあることから、販売価格は高額となり、百貨店などでは贈答用としての扱いが多い。8月中旬頃から出荷が始まり、10月初旬頃まで収穫される。 | ムドゥンサンスバク([[무등산수박]])は、無等山一帯でとれるスイカ。別名をプレンイ([[푸랭이]])とも呼ぶ。市西部の北区金谷洞(プック クムゴクトン、북구 금곡동)、忠孝洞(チュンヒョドン、충효동)が主な生産地である。縞模様のない深緑色で、縦に長い楕円形をしており、サイズは一般のスイカに比べてはるかに大きく、10~20kg程度、大きいものでは30kg前後にまで育つ。大きさだけでなく糖度も高く、希少性もあることから、販売価格は高額となり、百貨店などでは贈答用としての扱いが多い。8月中旬頃から出荷が始まり、10月初旬頃まで収穫される。 | ||
*歴史 | *歴史 | ||
| + | :;『閨閤叢書』(1809年)の記述 | ||
| + | :1809年に憑虛閣李氏(빙허각 이씨)が書いた『閨閤叢書([[규합총서]])』の第4巻には、各地域の名産品をまとめた「東国八道所産」という項目があり、光州市はスイカ([[수박]])が紹介されている<ref>憑虛閣李氏著・鄭良婉訳, 1975 『閨閤叢書』, 宝晋斎, P410</ref>。 | ||
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:;朝鮮総督府農事試験場の記録(1931年) | :;朝鮮総督府農事試験場の記録(1931年) | ||
:1931年に刊行された『朝鮮総督府農事試験場二拾五周年記念誌. 上巻』(朝鮮総督府農事試験場編)には、ムドゥンサンスバクの栽培について記録がある。「全羅南道光州の無等山附近では古来此の地方特有の栽培法によって美味な西瓜を生産してゐる。其の栽培来歴は甚だ古い」と紹介したうえで、栽培方法についても詳述している<ref>[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1212653/169?viewMode= 朝鮮総督府農事試験場二拾五周年記念誌. 上巻] 、国立国会図書館デジタルコレクション(コマ番号169、259ページ)、2020年3月20日閲覧</ref>。 | :1931年に刊行された『朝鮮総督府農事試験場二拾五周年記念誌. 上巻』(朝鮮総督府農事試験場編)には、ムドゥンサンスバクの栽培について記録がある。「全羅南道光州の無等山附近では古来此の地方特有の栽培法によって美味な西瓜を生産してゐる。其の栽培来歴は甚だ古い」と紹介したうえで、栽培方法についても詳述している<ref>[https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1212653/169?viewMode= 朝鮮総督府農事試験場二拾五周年記念誌. 上巻] 、国立国会図書館デジタルコレクション(コマ番号169、259ページ)、2020年3月20日閲覧</ref>。 | ||
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*[[テジカルビ(豚カルビ焼き/돼지갈비)]] | *[[テジカルビ(豚カルビ焼き/돼지갈비)]] | ||
*[[トッカルビ(叩いた牛カルビ焼き/떡갈비)]] | *[[トッカルビ(叩いた牛カルビ焼き/떡갈비)]] | ||
| + | *[[トッポッキ(餅炒め/떡볶이)]] | ||
*[[パダジャンオグイ(アナゴ焼き/바다장어구이)]] | *[[パダジャンオグイ(アナゴ焼き/바다장어구이)]] | ||
*[[ペッパン(定食/백반)]] | *[[ペッパン(定食/백반)]] | ||