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;『朝鮮日報』(1938年)の記述
 
;『朝鮮日報』(1938年)の記述
 
:1938年11月9日発行の紙面に「秋収記(三)衣・食」とのエッセイがあり、田舎に行くとろくな食べ物がないとの文脈から、「(村の中心部でも)せいぜい『チャジャンミョン』か『チャンクッパプ(クッパ)』だが、これも名前は同じでもソウルとは比較にならない」との記述がある<ref>[https://newslibrary.naver.com/viewer/index.naver?articleId=1938110900239205015&editNo=1&printCount=1&publishDate=1938-11-09&officeId=00023&pageNo=5&printNo=6287&publishType=00020 秋収記(三)衣・食] 、NAVERニュースライブラリー、2022年2月19日閲覧</ref>。
 
:1938年11月9日発行の紙面に「秋収記(三)衣・食」とのエッセイがあり、田舎に行くとろくな食べ物がないとの文脈から、「(村の中心部でも)せいぜい『チャジャンミョン』か『チャンクッパプ(クッパ)』だが、これも名前は同じでもソウルとは比較にならない」との記述がある<ref>[https://newslibrary.naver.com/viewer/index.naver?articleId=1938110900239205015&editNo=1&printCount=1&publishDate=1938-11-09&officeId=00023&pageNo=5&printNo=6287&publishType=00020 秋収記(三)衣・食] 、NAVERニュースライブラリー、2022年2月19日閲覧</ref>。
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== 種類 ==
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チャジャンミョンには次のような種類がある。
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=== 味噌の種類 ===
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*カンチャジャンミョン([[간짜장면]])
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:水溶き片栗粉を入れずに作るとろみ抜きのチャジャンミョン。カンチャジャン([[간짜장]])と呼ぶことも多い。一般的なチャジャンミョンは黒味噌を作り置きすることもあるが、カンチャジャンミョンは都度炒めて作ることから、常にできたてを楽しめると評価する人も多い。麺と黒味噌は別盛りで提供される。南部地方を中心に目玉焼きを載せることもある。
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*サチョンチャジャンミョン([[사천짜장면]])
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:サチョンは中国の「四川」を意味し、四川料理のイメージで作った辛口のチャジャンミョン。チュンジャンと豆板醤を混ぜたり、あるいは豆板醤だけで味噌を作る。サチョンチャジャン([[사천짜장]])とも呼ぶ。
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*プルチャジャンミョン([[불짜장면]])
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:プルは「火」を意味し、粉唐辛子や刻んだ青唐辛子を加えて激辛に作ったチャジャンミョン。プルチャジャン([[불짜장]])とも呼ぶ。
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=== 具の種類 ===
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*サムソンチャジャンミョン([[삼선짜장면]])
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:サムソンは漢字で「三鮮」と書き、3種の魚介を使用したチャジャンミョンを指す。ナマコ、イカ、エビ、ムール貝、アサリなどが用いられる。サムソンチャジャン([[삼선짜장]])とも呼ぶ。
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*ユニチャジャンミョン([[유니짜장면]])
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:ユニは漢字で「肉泥」と書いて、豚ひき肉を用いたチャジャンミョンを指す。ユニチャジャン([[유니짜장]])とも呼ぶ。
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*ユスルチャジャンミョン([[유슬짜장면]])
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:ユスルは「肉絲」と書いて、豚の細切り肉を用いたチャジャンミョンを指す。ユスルチャジャン([[유슬짜장]])とも呼ぶ。
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=== その他 ===
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*チャジャンパプ([[짜장밥]])
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:麺ではなく、ごはんにチャジャンをかけた料理。
  
 
== エピソード ==
 
== エピソード ==
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