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1776年に編纂された『貢膳定例(공선정례)』は各地方から宮中へと送られた進上品の規定であり、これを見ると済州道ではアワビ、ミカン、シイタケなどが分担されている<ref name="awabi">한복진, 2005, 『조선시대 중중의 진상식품』, 서울대학교출판부, P105</ref>。。これらは現在においても済州道の特産品であり、その当時から地域を代表する食材であったことがわかる。
 
1776年に編纂された『貢膳定例(공선정례)』は各地方から宮中へと送られた進上品の規定であり、これを見ると済州道ではアワビ、ミカン、シイタケなどが分担されている<ref name="awabi">한복진, 2005, 『조선시대 중중의 진상식품』, 서울대학교출판부, P105</ref>。。これらは現在においても済州道の特産品であり、その当時から地域を代表する食材であったことがわかる。
  
=== 魚介類 ===
+
=== アワビ ===
;アワビ
 
 
:アワビ([[전복]])は古くから済州道の名産であり、1776年に編纂された『貢膳定例(공선정례)』によれば、宮中への進上品として2月から9月まで毎月大量の乾燥アワビを送っていた<ref name="awabi"></ref>。アワビはヘニョ([[해녀]])と呼ばれる海女たちが、サザエ、ウニなどとともにとったが、現在は数を減らしており済州道においても天然物は希少品となっている。韓国では2002年よりアワビの養殖が始まったが、そのほとんどが[[全羅南道の料理|全羅南道]]で行われており、済州道内においても[[全羅南道の料理|全羅南道]]産の養殖物が広く流通している。2017年におけるアワビ類の生産量は1万6134トン(一般海面漁業:107トン、浅海養殖漁業1万6027トン)であり、そのうち[[全羅南道の料理|全羅南道]]が98.6%の1万5933トン(一般海面漁業:29トン、浅海養殖漁業1万5904トン)を占め、済州道における生産量はわずか32トン(一般海面漁業:5トン、浅海養殖漁業27トン)に留まっている<ref>[http://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&tblId=DT_1EW0004&vw_cd=MT_ZTITLE&list_id=F37&seqNo=&lang_mode=ko&language=kor&obj_var_id=&itm_id=&conn_path=MT_ZTITLE 어업별 품종별 통계] 、統計庁ウェブサイト、2018年6月24日閲覧</ref>。
 
:アワビ([[전복]])は古くから済州道の名産であり、1776年に編纂された『貢膳定例(공선정례)』によれば、宮中への進上品として2月から9月まで毎月大量の乾燥アワビを送っていた<ref name="awabi"></ref>。アワビはヘニョ([[해녀]])と呼ばれる海女たちが、サザエ、ウニなどとともにとったが、現在は数を減らしており済州道においても天然物は希少品となっている。韓国では2002年よりアワビの養殖が始まったが、そのほとんどが[[全羅南道の料理|全羅南道]]で行われており、済州道内においても[[全羅南道の料理|全羅南道]]産の養殖物が広く流通している。2017年におけるアワビ類の生産量は1万6134トン(一般海面漁業:107トン、浅海養殖漁業1万6027トン)であり、そのうち[[全羅南道の料理|全羅南道]]が98.6%の1万5933トン(一般海面漁業:29トン、浅海養殖漁業1万5904トン)を占め、済州道における生産量はわずか32トン(一般海面漁業:5トン、浅海養殖漁業27トン)に留まっている<ref>[http://kosis.kr/statHtml/statHtml.do?orgId=101&tblId=DT_1EW0004&vw_cd=MT_ZTITLE&list_id=F37&seqNo=&lang_mode=ko&language=kor&obj_var_id=&itm_id=&conn_path=MT_ZTITLE 어업별 품종별 통계] 、統計庁ウェブサイト、2018年6月24日閲覧</ref>。
  
=== 肉類 ===
+
=== ミカン・デコポン ===
;黒豚
 
;黒牛
 
;地鶏
 
;キジ
 
  
=== 野菜・山菜・キノコ ===
+
 
 +
=== その他の特産品 ===
 
;ワラビ
 
;ワラビ
 
;シイタケ
 
;シイタケ
 
=== 果物 ===
 
;ミカン
 
;デコポン
 
  
 
== 代表的な酒類・飲料 ==
 
== 代表的な酒類・飲料 ==
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