「牙山市の料理」の版間の差分

牙山市は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の北部に位置する地域。市の北部は[[京畿道の料理|京畿道]]の[[平沢市の料理|平沢市]]、東部は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[天安市の料理|天安市]]、南部は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[公州市の料理|公州市]]、南西部は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[礼山郡の料理|礼山郡]]、西部は[[忠清南道の料理|忠清南道]]の[[唐津市の料理|唐津市]]と接する。また、市の北西部は牙山湾（아산만）に面し、黄海へとつながる。人口は35万6963人で、[[忠清南道の料理|忠清南道]]では[[天安市の料理|天安市]]に次いで2番目に多い（2025年4月）<ref>[https://jumin.mois.go.kr/ 행정동별 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2025年5月22日閲覧</ref>。

韓国でも有数の温泉地として知られ、温陽温泉（オニャンオンチョン、온양온천）、牙山温泉（アサンオンチョン、아산온천）、道高温泉（トゴオンチョン、도고온천）などを有する。中でも温陽温泉の歴史は記録上、百済時代、統一新羅時代までさかのぼるとされ、高麗時代にはこの地域を温水郡（オンスグン、온수군）と呼んだ歴史もある。朝鮮時代には歴代の王も温陽温泉を訪れ、休養をしたり、病気の治療を行っている<ref>[http://www.asan.go.kr/culture/node/6786 1300년 온천역사] 、牙山市ウェブサイト、2015年5月22日閲覧</ref>。ほか、代表的な観光地として、村全体が国家民俗文化財として指定される牙山外岩村（ウェアムミンソンマウル、외암민속마을）や、李舜臣将軍を祀った祠堂の顕忠祠（ヒョンチュンサ、현충사）、曲橋川イチョウ並木道(コッキョチョン ウネンナムキル、곡교천 은행나무길）、1890年に設立された貢稅里聖堂（コンセリソンダン、공세리성당）などがある。

[[ソウル市の料理|ソウル市]]から牙山市までのアクセスは、ソウル駅から高速鉄道で天安牙山駅まで約40分。東ソウルバスターミナル、南部バスターミナルから高速バスで約2時間の距離である。[[ソウル市の料理|ソウル市]]の地下鉄1号線が温陽温泉駅まで伸びているので、時間はかかるものの例えば市庁駅から乗ると約2時間20分で到着する。