「晋州市の料理」の版間の差分

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== 食文化の背景 ==
 
== 食文化の背景 ==
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晋州市は古くから南部の中心都市として栄えた。統一新羅時代には菁州(チョンジュ、청주)、のちに康州(カンジュ、강주)の中心地として9州5小京の一角を担い、高麗時代の940年に現在の晋州に改称されると、983年には全国の行政区画を12に分割した牧(モク、목)のひとつ、晋州牧(チンジュモク、진주목)となった。朝鮮時代の1896年に導入された13道制でも、新設された[[慶尚南道の料理|慶尚南道]]の道庁所在地となっている。1925年に[[慶尚南道の料理|慶尚南道]]庁は当時の[[釜山市の料理|釜山府]]へと移転し、現在は[[昌原市の料理|昌原市]]にあるが、2015年12月より晋州市には西部庁舎が置かれている。
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歴史ある古都ゆえに、食文化においても華やかな料理が多く、チンジュピビムパプ(晋州ビビンバ、[[진주비빔밥]])と、チンジュネンミョン(晋州冷麺、[[진주냉면]])はその代表格である。晋州市は古くからの民俗文化としてソサウム(闘牛、[[소싸움]])が継承されており、また晋州城の近くに牛市場があったことなどから、どちらの料理にも牛肉が重要な具として用いられている。
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晋州城の前を流れる南江(ナムガン、남강)はかつてウナギ([[뱀장어]])がたくさんとれたことから、[[チャンオグイ(ウナギ焼き/장어구이)]]が一帯の名物になっている。
  
 
== 代表的な料理 ==
 
== 代表的な料理 ==
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