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== 名称 ==
 
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[[ファイル:22031902.JPG|thumb|300px|棒状に切ったトッポッキ用の餅と(写真左と右手前)、小判型にスライスしたトックッ(雑煮)用の餅(右奥)]]
 
トッポッキのトッ([[떡]])は餅を意味し、ポッキ(볶이)は「ポクタ(炒める、[[볶다]])」の名詞形。日本語では「トッポギ」「トッポキ」との表記も多く、中でも「トッポギ」は日本での使用状況としてもっとも優勢と見られるが、韓国語の発音からすると「ギ」と濁る理由がなく違和感を覚える人は少なくない。本辞典においては「トッポッキ」を使用する。発音表記は[떡뽀끼]。
 
トッポッキのトッ([[떡]])は餅を意味し、ポッキ(볶이)は「ポクタ(炒める、[[볶다]])」の名詞形。日本語では「トッポギ」「トッポキ」との表記も多く、中でも「トッポギ」は日本での使用状況としてもっとも優勢と見られるが、韓国語の発音からすると「ギ」と濁る理由がなく違和感を覚える人は少なくない。本辞典においては「トッポッキ」を使用する。発音表記は[떡뽀끼]。
  
 
*日本における「トッポギ」と「トック」
 
*日本における「トッポギ」と「トック」
[[ファイル:22031902.JPG|thumb|300px|棒状に切ったトッポッキ用の餅と(写真左と右手前)、小判型にスライスしたトックッ(雑煮)用の餅(右奥)]]
 
 
:近年の日本ではトッポッキ用の棒状に切った餅を「トッポギ」と呼び、[[トックッ(韓国式の雑煮/떡국)]]用の小判型にスライスした餅を「トック」と呼び分けるケースがまま見られる。この分類は日本独自のもので韓国語とは異なる。韓国語では棒状の餅をカレトク([[가래떡]]、棒状の餅の意)、またはヒントク([[흰떡]]、白い餅の意)、トッポッキトク(トッポッキの餅、[[떡볶이떡]])などと呼び、小判型にスライスしたものはトックットク(トックッの餅、[[떡국떡]])と呼ぶ。
 
:近年の日本ではトッポッキ用の棒状に切った餅を「トッポギ」と呼び、[[トックッ(韓国式の雑煮/떡국)]]用の小判型にスライスした餅を「トック」と呼び分けるケースがまま見られる。この分類は日本独自のもので韓国語とは異なる。韓国語では棒状の餅をカレトク([[가래떡]]、棒状の餅の意)、またはヒントク([[흰떡]]、白い餅の意)、トッポッキトク(トッポッキの餅、[[떡볶이떡]])などと呼び、小判型にスライスしたものはトックットク(トックッの餅、[[떡국떡]])と呼ぶ。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ファイル:22031903.JPG|thumb|300px|トッポッキの屋台での調理風景]]
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[[ファイル:22031903.JPG|thumb|300px|屋台での調理風景]]
 
トッポッキ([[떡볶이]])は、甘辛の餅炒め。うるち米で作った棒状の餅を、コチュジャン(唐辛子味噌、[[고추장]])、水飴などを混ぜた甘辛いソースで炒めて作る。具にはオムク(魚肉練り製品、[[어묵]])や、ゆで卵、[[マンドゥ(餃子/만두)]]なども用いられる。韓国では屋台料理の定番として人気があるほか、粉食店([[분식점]])で提供されることも多く、また専門店も多い。老若男女に好まれるが、特に女性や子どもからの人気が高い料理である。主に間食、または軽めの食事として利用されるが、後述するチュクソクトッポッキ(鍋料理風の餅炒め、[[즉석떡볶이]])は食事としても充分なボリュームがある(本項目「[[トッポッキ(餅炒め/떡볶이)#チュクソクトッポッキ(즉석떡볶이)|種類/チュクソクトッポッキ]]」参照)。
 
トッポッキ([[떡볶이]])は、甘辛の餅炒め。うるち米で作った棒状の餅を、コチュジャン(唐辛子味噌、[[고추장]])、水飴などを混ぜた甘辛いソースで炒めて作る。具にはオムク(魚肉練り製品、[[어묵]])や、ゆで卵、[[マンドゥ(餃子/만두)]]なども用いられる。韓国では屋台料理の定番として人気があるほか、粉食店([[분식점]])で提供されることも多く、また専門店も多い。老若男女に好まれるが、特に女性や子どもからの人気が高い料理である。主に間食、または軽めの食事として利用されるが、後述するチュクソクトッポッキ(鍋料理風の餅炒め、[[즉석떡볶이]])は食事としても充分なボリュームがある(本項目「[[トッポッキ(餅炒め/떡볶이)#チュクソクトッポッキ(즉석떡볶이)|種類/チュクソクトッポッキ]]」参照)。
  
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