「釜山市の料理」の版間の差分

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*中区南浦洞
 
*中区南浦洞
:チャガルチ市場近くの中区南浦洞5~6街にかけて専門店が集まっており、市場関係者が通ったことから発展したとされる。ひとつの店舗に、カウンタースタイルの小さな店が複数軒集まっており、それぞれの店主が独立して運営している。これは経済状態がよくなかった時期に、少ない資金でも店が持てるようにした工夫とのこと。
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:チャガルチ市場近くの中区南浦洞5~6街にかけて専門店が集まっており、漁業関係者や市場関係者らが通ったことから発展したとされる。ひとつの店舗に、カウンタースタイルの小さな店が複数軒集まっており、それぞれの店主が独立して運営している。これは経済状態がよくなかった時期に、少ない資金でも店が持てるようにした工夫とのこと(八田靖史の取材記録より、2010年4月16日)。
  
 
*水営区広安洞
 
*水営区広安洞
 
:地下鉄2号線の水営駅付近にヤンゴプチャンの専門店が集まっている。
 
:地下鉄2号線の水営駅付近にヤンゴプチャンの専門店が集まっている。
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=== テジコプチャン(豚ホルモン焼き/돼지곱창) ===
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:テジコプチャンは豚ホルモン焼き。テジ([[돼지]])は豚、コプチャン([[곱창]])は豚の小腸を表す。南区門峴洞(남구 문현동)一帯に専門店が集まっており、もともとこの地域にはと畜場と畜産市場があったことからホルモン焼きの店が増えていった。各店では豚のコプチャン、テチャン(大腸、[[대창]])、エギボ(子宮=コブクロ、[[애기보]])、ヨムトン(心臓=ハツ、[[염통]])といった部位をコチュジャン、水飴、ゴマ油などを混ぜ合わせたタレに絡め、鉄板焼きにして提供する。
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*映画『友へ チング(친구)』への登場
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:韓国で2001年3月に公開された映画『友へ チング(친구)』では、門峴洞テジコプチャン通りの「七星食堂(칠성식당)」がロケ地のひとつとして使用された。劇中では主人公のジュンソクとサンテクが焼酎を飲みながらテジコプチャンを食べている。
  
 
=== ネンチェチョッパル(冷製豚足/냉채족발) ===
 
=== ネンチェチョッパル(冷製豚足/냉채족발) ===
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