「英陽郡の料理」の版間の差分

63行目: 63行目:
  
 
==== 青陽唐辛子(청양고추) ====
 
==== 青陽唐辛子(청양고추) ====
:韓国では辛さの猛烈な唐辛子をチョンヤンコチュ(청양고추)と呼ぶ。この場合のチョンヤンとは忠清南道の青陽(チョンヤン、청양)郡を指すとの説と、慶尚北道の青松(チョンソン、청송)郡と英陽(ヨンヤン、영양)郡からひと文字ずつ取ったとの説がある。青陽郡と、青松郡、英陽郡はいずれも命名の由来となったことを主張しており、自治体間での論争となっている。
+
:猛烈な辛さを持つ唐辛子の一品種に青陽唐辛子(チョンヤンコチュ、청양고추)がある。この場合のチョンヤンとは慶尚北道の青松(チョンソン、청송)郡と英陽(ヨンヤン、영양)郡からひと文字ずつ取ったとの説と、忠清南道の青陽(チョンヤン、청양)郡を指すとの説がある。青陽郡と、青松郡、英陽郡はいずれも命名の由来となったことを主張しており、自治体間での論争となっている。
  
*青松郡・英陽郡起源説
+
*青松郡・英陽郡発祥説
 
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。
 
:青陽唐辛子の開発者として知られる旧・中央種苗株式会社のユ・イルン氏は経済誌のインタビューで以下のように答えている。
  
 
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」(原文1)<ref>[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=014&aid=0000214355 [fn 이사람]고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧</ref>
 
:「青陽唐辛子の産地を忠清南道の青陽と思っている人が多いが、実際は済州産とタイ産を雑種交配した品種を慶尚北道の青松・英陽で臨床栽培し、成功したことから現地の農家の要請で青松の『青』、英陽の『陽』を取って商標権登録したことに由来する」(原文1)<ref>[http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=014&aid=0000214355 [fn 이사람]고추품종개발 권위자 유일웅 홍초원 고추연구소 소장] 、파이낸셜 뉴스、2016年5月9日閲覧</ref>
  
:【原文1】청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다
+
:【原文1】「청양고추의 산지를 충남 청양으로 아는 사람이 많은데 사실은 제주산과 태국산을 잡종교배한 품종을 경북 청송·영양에서 임상재배해 성공하자 현지 농가의 요청으로 청송의 청(靑), 영양의 양(陽)자를 따서 상표권 등록한 데서 유래됐다.」
  
*青陽郡起源説
+
*青陽郡発祥説
 
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子(명풍청양고추)」には、その由来について以下のように説明されている。
 
:青陽郡の運営するウェブサイト「名品青陽唐辛子(명풍청양고추)」には、その由来について以下のように説明されている。
  
29,495

回編集