ホバクヨッ(カボチャ飴/호박엿)

この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。

ホバクヨッ호박엿)は、カボチャ飴。

ホバクヨッをハサミで切っているところ

概要

ホバク(호박)はカボチャ、ヨッ()は飴を意味する。発音はホバンニョッがより近い。発音表記は[호방녓]。米とカボチャを煮たものに麦芽を加え、発酵ののち濾した汁を煮詰めて作る。韓国においてはセンガンヨッ(ショウガ飴/생강엿)とともに代表的な伝統飴のひとつである。屋台や露店での販売が多く、トロット音楽に合わせてハサミの音を立てながら巨大なカボチャ飴をひと口大に切っていくパフォーマンスが定番である。伝統菓子店、郷土食材店などでも販売されるほか、慶尚北道鬱陵郡の郷土菓子としても有名である。

  • 薬水飴
慶尚北道青松郡には炭酸水の湧き出る場所があり、そこでは薬水飴(ヤクスヨッ、약수엿)という名前でセンガンヨッ(ショウガ飴/생강엿)や、ホバクヨッを販売している。飴を舐めることで炭酸水の味がよくわかるとされる。

脚注


外部リンク

制作者関連サイト

関連項目