チョンガッキムチ(小大根のキムチ/총각김치)

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チョンガッキムチ총각김치)は、小大根のキムチ。チョンガッ(チョンガク、총각)は、チョンガンム(총각무)と呼ばれる小さな大根のこと。キムチ(김치)は野菜の漬け物を指す。もともとチョンガクとは漢字で「総角」と書き、朝鮮時代まで未婚男性がしていた髪形を示す。チョンガンムが鬼の角のように頭の上で2本結った髪形によく似ていることから名付けられた。なお、チョンガンムは地方によってアルタリム(알타리무)、タルランム(달랑무)と呼ばれることも多く、アルタリムキムチ(알타리무김치)、タルランムキムチ(달랑무김치)とも呼ばれる。塩漬けにしたチョンガンムを、粉唐辛子、ニンニク、ショウガ、塩辛などを混ぜ合わせた薬味ダレに漬け込んで作る。主に家庭の常備菜、副菜として作られるほか、飲食店でも副菜のひとつとして提供される。

  • チョンガク(総角)
チョンガクは本来、未婚男性の髪形を意味するが、転じて未婚男性そのものを指す言葉としても使われている。日本で独身男性を「チョンガー」と呼ぶのはこれが語源である。

脚注


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関連項目