カルビチム(牛カルビの煮物/갈비찜)

2017年11月28日 (火) 00:25時点におけるHatta (トーク | 投稿記録)による版 (→‎外部リンク)
この記事はウィキペディアではありません。「韓食ペディア」はコリアン・フード・コラムニストの八田靖史が作る、韓国料理をより深く味わうためのWEB百科事典です。以下の内容は八田靖史の独自研究を含んでいます。掲載されている情報によって被った損害、損失に対して一切の責任を負いません。また、内容は随時修正されます。

カルビチム갈비찜)は、牛カルビの煮物。カルビ(갈비)は肋骨、およびそのまわりの肉のこと。チム()は少量の汁で蒸し煮にする調理法のことをさす。醤油、砂糖、ネギ、ニンニク、ショウガ、胡椒、ゴマ油などを混ぜた調味ダレを作り、この調味ダレでカルビを長時間蒸し煮にする。家庭料理として作られるほか、一部の冷麺店で提供されるほか、宮中料理店、韓定食店でコースの一品として出されることもある。類似の料理には、豚肉を用いて作ったテジカルビチム(豚カルビの煮物、돼지갈비찜)がある。また、大邱(テグ)には、ニンニクや唐辛子を多めに入れた濃い味のカルビチムがあり、東仁洞(トンインドン)地区には専門店の並ぶ通りが存在する。現地ではカルビチムとは呼ばず、チムガルビ(大邱風牛カルビの煮物、찜갈비)と呼ぶ。

脚注


外部リンク

関連項目