「トゥンシム(牛ロースの焼肉/등심)」の版間の差分

編集の要約なし
4行目: 4行目:
  
 
*細かな部位分け
 
*細かな部位分け
:トゥンシムは肩から背中にかけての広い部位を指す用語であり、そこからさらに細分化されることも多い。首に近い部分はモクシム(ネック、肩ロース、[[목심]])、肩から背中にかけてはオッケトゥンシム(肩ロース、[[어깨등심]])、脂の乗った背中部分はコットゥンシム(霜降りロース、リブロース、[[꽃등심]])と呼ばれる。脂の乗ったコットゥンシムは特に人気が高く、これを見分ける簡単な方法のひとつとして、肉に差し込んだトクシム([[떡심]])と呼ばれるスジを残して提供する店も多い。スジだけに食感はかなり固いものの、珍味として好む人も少なくない。
+
:トゥンシムは肩から背中にかけての広い部位を指す用語であり、そこからさらに細分化されることも多い。首に近い部分はモクシム(ネック、肩ロース、[[목심]])、肩から背中にかけてはオッケトゥンシム(肩ロース、[[어깨등심]])、脂の乗った背中部分はコットゥンシム(霜降りロース、リブロース、[[꽃등심]])と呼ばれる。あるいは前後に分けてウィットゥンシム(上トゥンシム、[[윗등심]])、アレットゥンシム([[아랫등심]])と呼ぶこともある。脂の乗った柔らかな部位はさらに細かく分類され、オッケトゥンシム、またはウィットゥンシムの一部を[[サルチサル(霜降りロースの焼肉/살치살)]]、アレットゥンシムのうち腰あたりの部位をチェクッサル(腰下の肉、サーロイン、[[채끝살]])と呼んで珍重する。
 +
 
 +
*トクシム
 +
:ウィットゥンシムや、コットゥンシムにはトクシム([[떡심]])と呼ばれるスジが差し込んでおり、これを部位を示す印がわりとする場合がある。スジだけに食感はかなり固いものの、珍味として好む人もいる。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
30,651

回編集