「ホバクヨッ(カボチャ飴/호박엿)」の版間の差分

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ホバク([[호박]])はカボチャ、ヨッ([[엿]])は飴を意味する。発音はホバンニョッがより近い。発音表記は[호방녓]。米とカボチャを煮たものに麦芽を加え、発酵ののち濾した汁を煮詰めて作る。韓国においては[[センガンヨッ(ショウガ飴/생강엿)]]とともに代表的な伝統飴のひとつである。屋台や露店での販売が多く、トロット音楽に合わせてハサミの音を立てながら巨大なカボチャ飴をひと口大に切っていくパフォーマンスが定番である。伝統菓子店、郷土食材店などでも販売されるほか、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]の郷土菓子としても有名である。
 
ホバク([[호박]])はカボチャ、ヨッ([[엿]])は飴を意味する。発音はホバンニョッがより近い。発音表記は[호방녓]。米とカボチャを煮たものに麦芽を加え、発酵ののち濾した汁を煮詰めて作る。韓国においては[[センガンヨッ(ショウガ飴/생강엿)]]とともに代表的な伝統飴のひとつである。屋台や露店での販売が多く、トロット音楽に合わせてハサミの音を立てながら巨大なカボチャ飴をひと口大に切っていくパフォーマンスが定番である。伝統菓子店、郷土食材店などでも販売されるほか、[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]の郷土菓子としても有名である。
  
*薬水飴
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== 地域 ==
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[[ファイル:25053115.jpg|300px|thumb|土産物店の売場に並ぶホバクヨッ]]
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*慶尚北道鬱陵郡
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:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[鬱陵郡の料理|鬱陵郡]]では、ホバクヨッが郷土菓子として親しまれる。伝統的な製法では、名産であるカボチャ([[늙은호박]])と麦芽([[엿기름]])を混ぜて煮詰め、トウモロコシの水飴([[옥수수엿]])を加えて作る。島内の直売店や、土産物店で販売され、カボチャゼリー([[호박젤리]])、カボチャ饅頭([[호박빵]])などの商品もある。
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:鬱陵郡におけるホバクヨッの発祥ははっきりせず、口伝として残る説がいくつかある<ref>[https://ncms.nculture.org/food/story/7442 울릉도의 과거와 현재가 담긴 간식, 울릉도 호박엿] 、地域N文化ウェブサイト、2025年5月29日閲覧</ref>。代表的なものとしては、島に自生するフバクナム(タブノキ、[[후박나무]])の皮を飴に加えたものをフバクヨッ([[후박엿]])と呼び、ホバク(カボチャ、[[호박]])と語感が似ていることから次第にカボチャを用いるようになったとされるものと、19世紀後半に島を開拓した際、カボチャの種をまいて栽培を始めたところ、たくさんとれるようになったのでこれを利用して作るようになったとのものである。タブノキは郡の木に指定される身近なものであるが、実際にそのような製法があったかは資料がなく、少なくとも現在はその皮を使って飴を作ることはない。
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*慶尚北道青松郡
 
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[青松郡の料理|青松郡]]には炭酸水の湧き出る場所があり、そこでは薬水飴(ヤクスヨッ、[[약수엿]])という名前で[[センガンヨッ(ショウガ飴/생강엿)]]や、ホバクヨッを販売している。飴を舐めることで炭酸水の味がよくわかるとされる。
 
:[[慶尚北道の料理|慶尚北道]][[青松郡の料理|青松郡]]には炭酸水の湧き出る場所があり、そこでは薬水飴(ヤクスヨッ、[[약수엿]])という名前で[[センガンヨッ(ショウガ飴/생강엿)]]や、ホバクヨッを販売している。飴を舐めることで炭酸水の味がよくわかるとされる。
  
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