「英陽郡の料理」の版間の差分

 
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=== ウムシクティミバン(飲食知味方/음식디미방) ===
 
=== ウムシクティミバン(飲食知味方/음식디미방) ===
:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明(イ・シミョン、이시명)の妻、張桂香(チャン・ゲヒャン、장계향)が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。『飲食知味方』より以前にも料理のレシピを記した文献はあるが、それらはすべて漢文であり、ハングルで記された料理書としてはもっとも古い。
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:『飲食知味方』は1670年頃に書かれた料理書。載寧李氏の一族が住むトゥドゥル村に伝わるもので、1640年にこの村を開いた李時明(イ・シミョン、이시명)の妻、張桂香(チャン・ゲヒャン、[[장계향]])が子孫のために台所仕事の要点を書き残したものである。本書には当時の両班家庭で作られていた料理のレシピが詳細に紹介されているほか、酒類の醸造法や、食品の保管方法についても記されている。その項目は実に146種類にも及び、当時の食文化を知るうえでたいへん貴重な資料である。長らくハングルで書かれた最古の料理書とされてきたが、より古い料理書として、2015年に『崔氏飲食法(チェシウムシクポプ、[[최씨음식법]])』、2017年に『酒醋沉菹方(チュチョチムジョバン、[[주초침저방]])』が発見されている。時代的には『酒醋沉菹方』がより古いと見られるが、ハングルで書かれた箇所は一部に留まり、全文ハングルで表記の料理書としては17世紀中頃までに書かれたと推定される『崔氏飲食法』がもっとも古い。漢文で書かれた料理書はそれ以前から数多くある。
  
 
*体験プログラム
 
*体験プログラム
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== 関連項目 ==
 
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[[Category:韓食ペディア]]
 
[[Category:慶尚北道・大邱市の料理]]
 
 
*[[ピビムパプ(ビビンバ/비빔밥)]]
 
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*[[ピンデトク(緑豆のお焼き/빈대떡)]]
 
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*[[サンチェピビムパプ(山菜ビビンバ/산채비빔밥)]]
 
*[[オマンドゥ(宮中式の魚餃子/어만두)]]
 
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*[[チャプチェ(春雨炒め/잡채)]]
 
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