「カルビグイ(牛カルビ焼き/갈비구이)」の版間の差分

編集の要約なし
42行目: 42行目:
 
== 種類 ==
 
== 種類 ==
 
カルビグイには次のような種類がある。
 
カルビグイには次のような種類がある。
 +
 +
=== エルエイカルビ(LAカルビの焼肉/엘에이갈비) ===
 +
:エルエイカルビ([[엘에이갈비]])は、肋骨ごと断ち切ってカットするカルビグイ。一般的なカルビグイは、肋骨に沿って包丁を入れて薄く切り開くが、エルエイカルビは肉の内部に骨が残る形になっている。甘い醤油ダレに漬けて、鉄板や網などで焼いて調理をするのは同様である。
 +
 +
*語源
 +
:LAカルビはアメリカで「Flanken Style」と呼ばれる部位で、LAはアメリカのロサンゼルスを意味するとの説と、肉を切る方向が異なることから「Lateral Axis(側面の軸)」の頭文字を取ったとの説がある。ロサンゼルス説の中でも、同地域に多く住む韓国移民らが「Flanken Style」のカルビグイをLAカルビと呼んだのが始まりとする説と、アメリカ牛を輸入する際にロサンゼルス在住の同胞らが親しんでいるカルビグイとの意味で名付けられたとの説に分けられる。
 +
 +
=== ウデカルビ(牛大カルビ/우대갈비) ===
 +
:ウデカルビ(우대갈비)は、特大サイズの牛カルビ焼き。発音は「ウデガルビ」がより近い。語源は諸説あるが、ウデは漢字の「牛大(우대)」を当てるのが近年は主流である。牛カルビの中でも高級な6~8番目の肋骨を25~30cmほどの長さにカットし、炭火などで焼いて調理をする。表面に熱が通ったら、ハサミで身の部分を切り離し、食べやすい大きさにして鉄板で再度焼く。
 +
 +
:2019年1月に[[ソウル市の料理|ソウル市]]龍山区漢江路1街(ヨンサング ハンガンノイルガ、용산구 한강로1가)でオープンした焼肉店「モンタン(몽탄)」が元祖店として知られ、下焼きの際に藁を加えて香りをつける同店の手法が、他店でも踏襲される傾向にある。
 +
 +
*語源
 +
:ウデカルビという名称自体はもともと豚肉の部位として用いられていた<ref>[https://www.meatlovernews.co.kr/news/articleView.html?idxno=945 소 우대갈비가 신조어라는 거, 알고 계셨어요? 우대갈비, 원래는 돼지고기였다] 、MEAT LOVER NEWS(2025年9月17日記事)、2026年9月1日閲覧</ref>。豚カルビのうち1~5番目の肋骨を切り落としたものを指し、オデ(5番目、오대)カルビが、ウデカルビに転訛したとされる。また、豚の前足に近い部位でもあるため、日本語が混用されて「腕カルビ」を語源とするとの説もある。用語として豚のウデカルビと、牛のウデカルビに直接的な関係があるかは明瞭でなく、現在は上記の通り「牛大カルビ」と解釈するのが主流である。
  
 
=== 調理法の違い ===
 
=== 調理法の違い ===
33,794

回編集