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日本では戦前に朝鮮半島から渡ってきた人たちがユッケジャンを伝えた。焼肉店にテグタンという名称が受け継がれているのは、在日コリアンに慶尚道出身者が多いことも影響していると考えられる。飲食店ではユッケジャンとテグタンを別に扱っているところもあり、ユッケジャンとテグタンの定義は作り手によってさまざまある。現在はユッケジャンに麺を入れたユッケジャンうどんや、ユッケジャンラーメンといったアレンジメニューを提供する店もあり、また家庭用としてレトルトや、カップスープスタイルのユッケジャンも販売されている。 | 日本では戦前に朝鮮半島から渡ってきた人たちがユッケジャンを伝えた。焼肉店にテグタンという名称が受け継がれているのは、在日コリアンに慶尚道出身者が多いことも影響していると考えられる。飲食店ではユッケジャンとテグタンを別に扱っているところもあり、ユッケジャンとテグタンの定義は作り手によってさまざまある。現在はユッケジャンに麺を入れたユッケジャンうどんや、ユッケジャンラーメンといったアレンジメニューを提供する店もあり、また家庭用としてレトルトや、カップスープスタイルのユッケジャンも販売されている。 | ||
| + | === 文献上の記録 === | ||
| + | ;『朝鮮料理』(1940年)の記述 | ||
| + | :1940年に家政学者の孫貞圭(ソン・ジョンギュ、손정규)が、日本名の伊原圭(いはら・けい)名義で出版した日本語の料理書『朝鮮料理』には、ユッケジャンの作り方が以下のように紹介されている<ref>[https://snu.alma.exlibrisgroup.com/view/UniversalViewer/82SNU_INST/12767348480002591?c=&cv=163 孫貞圭(伊原圭)著, 1940, 『朝鮮料理』, 京城書房, P142、174] 、ソウル大学中央図書館、2026年7月30日閲覧</ref>。調理法を要約すると以下の通りである。 | ||
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| + | :「牛肉は下腿、大楪等の油目の少ないのを、塊のまま水からよく煮込み、肉を取り出して、繊維に沿ふて裂いてから、微塵葱其他の調味料を入れて交ぜ合せて、熱い汁の中に入れていただきます。葱はわけぎか、黄葱の切らないままを、肉汁の煮え上る頃入れて、中味にします」 | ||
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| + | :文中の「大楪」はテジョプサル(牛モモ肉、[[대접살]])を指すものと見られる。また、ユッケジャンについては年中行事を取り上げた項目で、七夕の料理として紹介されている。どちらかというと伏日のイメージが強い料理ではあるが、陰暦7月7日も盛夏であり、ユッケジャンを季節料理として紹介する資料はほかにもある。同書の項目では伏日は記述に含まれていない。 | ||
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| + | === 2000年代 === | ||
*モスバーガーの事例 | *モスバーガーの事例 | ||
[[ファイル:17071010.jpg|thumb|300px|「モスバーガー」のユッケジャン]] | [[ファイル:17071010.jpg|thumb|300px|「モスバーガー」のユッケジャン]] | ||