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== 食文化の背景 == | == 食文化の背景 == | ||
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英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。 | 英陽郡には朝鮮時代から続く同族村が数多く残り、昔ながらの文化を現在も継承している。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられた料理書である。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしている。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどを特産品とする。 | ||
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==== 飲食知味方の特徴 ==== | ==== 飲食知味方の特徴 ==== | ||
| + | [[ファイル:16050805.JPG|300px|thumb|飲食知味方体験館]] | ||
*飲食知味方の題名 | *飲食知味方の題名 | ||
:トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方(キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]])』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。 | :トゥドゥル村で保管された文書の表紙には、『閨壼是議方(キュゴンシウィバン、[[규곤시의방]])』という題名がつけられている。これは「女性の心得」を意味する言葉であるが、当初からのものでなく子孫によって後日付け加えられたものと見られる。一般的には本文の冒頭に書かれた『飲食知味方』が本書の題名として用いられ、これは「料理の味を知る方法」を意味する。なお、現在の表記法では「음식지미방」となるが、本書には「[[음식디미방]]」と記されており、現在の呼び名もそれに則るのが通例である。 | ||