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| − | [[ファイル:23082503.JPG|thumb | + | [[ファイル:23082503.JPG|400px|thumb|孤雲寺の大雄宝殿]] |
'''義城郡'''(ウィソングン、의성군)は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の中央部に位置する地域。本ページでは義城郡の料理、特産品について解説する。 | '''義城郡'''(ウィソングン、의성군)は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の中央部に位置する地域。本ページでは義城郡の料理、特産品について解説する。 | ||
== 地域概要 == | == 地域概要 == | ||
| − | 義城郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の中央部に位置する地域。郡の北部から東部にかけては[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、南部は広域市の[[大邱市の料理|大邱市]]、南西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[亀尾市の料理|亀尾市]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[尚州市の料理|尚州市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[醴泉郡の料理|醴泉郡]] | + | 義城郡は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の中央部に位置する地域。郡の北部から東部にかけては[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[安東市の料理|安東市]]、南東部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[青松郡の料理|青松郡]]、南部は広域市の[[大邱市の料理|大邱市]]、南西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[亀尾市の料理|亀尾市]]、西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[尚州市の料理|尚州市]]、北西部は[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]の[[醴泉郡の料理|醴泉郡]]と接する。人口は4万7875人(2026年1月)<ref>[https://jumin.mois.go.kr/ 주민등록 인구 및 세대현황] 、行政安全部ウェブサイト、2026年2月15日閲覧</ref>。郡の全体が太白山脈と小白山脈に挟まれた位置にあり、比較的なだらかな丘陵地帯と安渓平野(アンゲピョンヤ、안계평야)の広がる道内でも有数の穀倉地帯である。代表的な観光地には、新羅時代の681年に創建された孤雲寺(コウンサ、고운사)や、三韓時代の部族国家である召文国(チョムングク、조문국)の史跡などがある。[[ソウル市の料理|ソウル市]]から義城郡までは、東ソウル総合バスターミナルから義城市外バスターミナルまで高速バスで約3時間10分の距離。清涼里駅から義城駅まで高速鉄道のKTXで約2時間の距離(1日1便)、ITXで約3時間の距離(1日2便)である(いずれも2025年2月時点)。 |
== 食文化の背景 == | == 食文化の背景 == | ||
| − | [[ファイル:23082504.JPG|thumb | + | [[ファイル:23082504.JPG|300px|thumb|義城ニンニク]] |
| − | 山林の多い[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]にあって、広々とした平野を有する義城郡は稲作を中心とした農業が発達している。中でも地域を代表するのがニンニクであり、義城ニンニク(ウィソンマヌル、[[의성마늘]] | + | 山林の多い[[慶尚北道の料理|慶尚北道]]にあって、広々とした平野を有する義城郡は稲作を中心とした農業が発達している。中でも地域を代表するのがニンニクであり、義城ニンニク(ウィソンマヌル、[[의성마늘]])は全国的に高いブランド価値を誇っている。単にニンニクとして出荷するのみならず、加熱、熟成させた黒ニンニク([[흑마늘]])や、黒ニンニク饅頭([[흑마늘빵]])なども生産している。食用に適さない小ぶりなニンニクを粉末にし、飼料にして家畜に食べさせてブランド化している。 |
== 代表的な料理 == | == 代表的な料理 == | ||
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== 代表的な特産品 == | == 代表的な特産品 == | ||
=== 義城ニンニク === | === 義城ニンニク === | ||
| − | :義城郡は韓国を代表するニンニクの名産地で、義城ニンニク(ウィソンマヌル、의성마늘)はブランドとして全国的な知名度を誇る。韓国での栽培は外来種である暖地型(早生種)が主流だが、義城郡は在来種の寒地型(中晩成種)の名産地である。生産量は全国の3% | + | :義城郡は韓国を代表するニンニクの名産地で、義城ニンニク(ウィソンマヌル、의성마늘)はブランドとして全国的な知名度を誇る。韓国での栽培は外来種である暖地型(早生種)が主流だが、義城郡は在来種の寒地型(中晩成種)の名産地である。生産量は全国の3%ほどとさほど多くはないが、地元の生産者は辛味、香味が強く、貯蔵性に優れると胸を張る(八田靖史の取材記録より、2016年6月22日)。収穫時期は6月中旬から下旬で、乾燥、選別過程を経て6月下旬から7月上旬にかけて初物の販売が始まる。義城ニンニクを用いた加工食品も多く、スーパーやコンビニではハムやフランクフルトソーセージに練り込んだ商品が見られる。 |
=== 義城ニンニク牛 === | === 義城ニンニク牛 === | ||