「江陵市の料理」の版間の差分

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[[ファイル:17071512.JPG|thumb|300px|八田靖史著『八田式「イキのいい韓国語あります。」』(学研)の表紙(オビなし)]]
 
[[ファイル:17071512.JPG|thumb|300px|八田靖史著『八田式「イキのいい韓国語あります。」』(学研)の表紙(オビなし)]]
 
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2000年8月に初めて江陵市を訪れた。当時は留学生であり、韓国人の友人らと夏休みを利用しての旅行であった。海水浴をしたり、五台山をハイキングとしたりと満喫するなど、まさしく海と山の両方を楽しんだ。なお、このときに海で撮影した写真は、デビュー作である『八田式 イキのいい韓国語あります。』(学研)の表紙を飾っている。
 
*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は2000年8月に初めて江陵市を訪れた。当時は留学生であり、韓国人の友人らと夏休みを利用しての旅行であった。海水浴をしたり、五台山をハイキングとしたりと満喫するなど、まさしく海と山の両方を楽しんだ。なお、このときに海で撮影した写真は、デビュー作である『八田式 イキのいい韓国語あります。』(学研)の表紙を飾っている。
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*韓食ペディアの執筆者である八田靖史は、著書『八田靖史と韓国全土で味わう 絶品! ぶっちぎり108料理』において、江陵市のモッパプ([[못밥]])・チルサン([[질상]])を厳選したベスト8の3位として紹介した<ref>八田靖史, 2014, 『八田靖史と韓国全土で味わう 絶品! ぶっちぎり108料理』, 三五館, P12-13</ref>。300年続く昌寧曺氏の家系に伝わる両班家庭の料理で、農作業の合間に昼食としたのがモッパプ、作業後に自宅へ持ち帰った料理をチルサンと呼び分ける。地元の山菜料理や、祭祀料理、餅などが組み合わされており、田植えで余った種籾を蒸し餅にしてヨモギやカボチャを加えたシジョンジトク([[씨종지떡]])や、海藻のスジメ([[쇠미역]])を油で揚げて砂糖を振ったセミヨクティガク([[쇠미역튀각]])、干しダラを手で細かく裂いて大根や粟などと一緒に発酵させたポシッケ([[포식해]])といった料理が特徴的である。同じく、昌寧曺氏の家系で受け継がれる祭祀用の醸造酒に松竹杜鵑酒(ソンジュクトゥギョンジュ、[[송죽두견주]])があり、もち米、うるち米、もち粟を主材料として、松の葉、竹の葉、杜鵑(ツツジ)の花が材料として入る。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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