「京畿道の料理」の版間の差分

:京畿道（キョンギド、경기도）は韓国の北西部に位置する地域。北部は[[北朝鮮の料理|北朝鮮]]との軍事分界線に面し、東部は[[江原道の料理|江原道]]、南部は[[忠清北道の料理|忠清北道]]と[[忠清南道の料理|忠清南道]]、西部は[[仁川市の料理|仁川市]]と接し、また西海岸に臨む。京畿道とは都、および都の近郊を意味し、首都の[[ソウル市の料理|ソウル市]]を囲むような形になっている。人口は1278万3741人で、広域地方自治団体（特別市、広域市、道、特別自治道、特別自治市）の中ではもっとも多い<ref>[http://rcps.egov.go.kr:8081/jsp/stat/ppl_stat_jf.jsp 주민등록 인구통계] 、行政自治部ウェブサイト、2017年7月23日閲覧</ref>。28市3郡で構成されており、道庁所在地は[[水原市の料理|水原市]]に位置する。ソウルの外郭都市という側面が強く、郊外の高級住宅地、新都市としての発展が目覚ましい。韓国では人口100万人を超えると広域市に昇格する要件を満たすが、[[水原市の料理|水原市]]（119万8056人）、[[高陽市の料理|高陽市]]（104万1375人）はすでに超過しており、[[龍仁市の料理|龍仁市]]（99万6894人）、[[城南市の料理|城南市]]（97万3199人）も肉薄している。行政上の問題から広域市としての独立には慎重な議論も多いが、周辺地域との合併も含めて話題になることも少なくない。主要な観光地としてはユネスコの世界文化遺産にも指定される[[水原市の料理|水原市]]の水原華城（수원화성）や、[[広州市の料理|広州市]]の南漢山城（남한산성）、または京畿道の各地に朝鮮時代の王陵も多数存在する。北朝鮮との軍事分界線に接する[[坡州市の料理|坡州市]]では、朝鮮戦争の休戦協議が行われた板門店や、DMZ（非武装地帯）を見学するツアーが行われている。大型遊園地のエバーランドや、韓国民俗村のある[[龍仁市の料理|龍仁市]]、陶磁器の名産地として知られる[[利川市の料理|利川市]]などを訪れる観光客も多い。ソウルから京畿道までのアクセスは、地下鉄1号線だけでも[[東豆川市の料理|東豆川市]]、[[楊州市の料理|楊州市]]、[[議政府市の料理|議政府市]]、[[安養市の料理|安養市]]、[[軍浦市の料理|軍浦市]]、[[義王市の料理|義王市]]、[[水原市の料理|水原市]]、[[華城市の料理|華城市]]、[[烏山市の料理|烏山市]]、[[平沢市の料理|平沢市]]、[[富川市の料理|富川市]]といった各地域まで接続しており、ほかにも新盆唐線や、京畿・中央線などの路線がそれぞれ京畿道の各地域まで伸びている。また、ソウル内の各バスターミナルや、停留所から出ている市外バスも多い。