ポシンタン(犬肉の鍋/보신탕)

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ポシンタン보신탕)は、犬肉の鍋。漢字では補身湯と書き、ポシン(보신)は栄養価の高いものを摂取して身体を強健にすること。タン()はスープの意。古くはケジャン(개장)、またはクジャン(狗醤、구장)と呼ばれたが、現在は犬肉忌避の風潮から直接的な名称が嫌われ、ポシンタンのほか、ヨンヤンタン(栄養湯、영양탕)、サチョルタン(四節湯、사철탕)などと呼ばれる。また北朝鮮では犬肉のことを俗にタンゴギ(甘い肉、단고기)と呼ぶため、タンコギタン(단고기탕)、タンコギジョンゴル(단고기전골)という名前でも呼ばれる。下茹でした犬肉を食べやすい大きさに裂き、茹で汁に調味料、香辛料を混ぜた調味ダレを加え、長ネギ、セリ、エゴマの葉などの野菜とともに鍋で煮込んで作る。臭み消しのために粉唐辛子やニンニク、エゴマ粉などを多用するのも特徴的である。主に専門店でのみ作られる料理で、一般の食堂でメニューに載ることは少ない。そのほか犬肉には、鍋料理のチョンゴル(전골)、茹で肉のスユク(수육)といった食べ方がある。夏負けを防ぐスタミナ料理や、病気の時に栄養をつける料理として食べられることが多く、サムゲタン(ひな鶏のスープ/삼계탕)とともに、伏日(복날)に食べる料理として知られる。伏日は三伏(삼복)とも呼び、夏至から数えて3度目の庚の日である「初伏(초복)」と、4度目の庚の日である「中伏(중복)」、立秋後初めての庚の日である「末伏(말복)」の総称であり、1年の中で最も暑い時期とされる。

脚注


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関連項目