第34回「オレカテ」(講師:ぱくきょんみさん)

2017年7月08日(土)

Time: 02:00pm

本企画は韓国関係の勉強会です。第34回(2017年7月8日)の講師は詩人であり、朝鮮半島の民族文化について大学で講義もなさる、ぱくきょんみさん。「韓服(ハンボク) 人生の節目にまとう衣たち」というタイトルでお話を伺います。


※6月17日10時追記
第1部は残席3、第2部は定員に達し受付を終了しました。


※6月13日10時追記
第1部は残席6、第2部は残席2です。


※6月3日6時追記
第1部は残席8、第2部は残席3です。


※6月1日22時追記
韓食生活のサイトは復旧しました。以下、3種類のフォームからお申込みいただけます。

第34回「オレカテ」申し込み専用ページ
https://www.kansyoku-life.com/orekate034form
第34回「オレカテ」参加申し込みフォーム(1)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/ab10b955492676
第34回「オレカテ」参加申し込みフォーム(2)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/2dd1f240492761

 第34回「オレカテ」のお知らせです。
 オレカテをご存じない方はまず下記のページをご覧ください。

 オレカテとは?
 https://www.kansyoku-life.com/2014/04/4576.html

17052501

 第34回の講師は、詩人であり、また朝鮮半島の民族文化について大学で講義もなさっている、ぱくきょんみさん。伝統衣装である韓服(ハンボク)のコレクションをなさっており、今回はそれらをご持参いただいて、実際に手を触れたりもしながらお話を伺ってみたいと思います。

 タイトルは以下のように頂戴しました。

「韓服(ハンボク) 人生の節目にまとう衣たち」

 生まれたときに着る服、子ども時代の服、大人になってからの服、亡くなった後に着る服など、人生のさまざまなタイミングで着る服について、文化的な背景とともにご解説いただきます。

 先生の詳細なプロフィールはコチラ。
 

<プロフィール>
ぱくきょんみ
詩人
1956年、東京に在日韓国人2世として生まれる。和光大学、東京都立大学卒。
1980年、第一詩集『すうぷ』(紫陽社)を自費出版。
1983年、伽倻琴奏者、池成子(チ ソンジャ)先生と出会い、韓国の伝統舞踊や民謡を一から習い、朝鮮半島の民族文化の核心にあるものを追求し始める。
1988年、韓国国立中央博物館で開かれた「私たちの美しい衣・装身具・ポジャギ」展を鑑賞し、魅了される。
1990年、色彩学校(東京)の企画により「アジアの伝統色―韓国」の講義を担当し、母や祖母のチマチョゴリの整理を始める。その後、朝鮮時代末期の宮廷衣装の保存・研究に尽力した檀国大学教授の石宙善(ソク チュソン)先生、韓国伝統刺繍の重要無形文化財、韓尚洙(ハン サンス)先生を訪ねて教示を受ける。
1995年より、1年に2回以上渡韓。韓尚洙先生に赤ちゃんの祝い着を依頼したり、ポジャギを蒐集する。
1996年より、和光大学表現学部で「チマチョゴリ的世界」(のちに「民族文化論」と改名)の講義を担当。
1999年、韓国重要無形文化財ヌビ匠の金海子(キム へジャ)先生を取材し、『季刊銀花』第120号に寄稿
(後に『糸と針BOOK』に再掲載)。
2016年より、中央大学クレセントアカデミーで「朝鮮半島を彩る音・色・かたち・衣・舞」を担当。
詩作、海外での詩祭に参加、大学での講義をする傍ら、朝鮮半島の民族文化についてのレクチャーも度々行っている。
朝鮮半島の民族文化について執筆した著作に、『いつも鳥が飛んでいる』五柳書院、『日本民藝館へいこう』新潮社、『糸と針BOOK』「季刊銀花」編集部編 文化出版局。他、著書多数。

 
 また先生からは以下のような講座概要を頂戴しました。

<講座概要>
人はどうして布を織り、衣として身にまとったのでしょう。
人が産まれた時から死の床に横たわるまで、身にまとう衣を思い巡らせると、民族文化の核心が見えてきます・・・この講義では、わたしがコレクションしてきた韓服を見て、着ていただきながら、朝鮮半島のある時代のある階級の人をモデルに「人生の節目にまとう衣たち」についてお話します。
わたしのコレクションは1960年代から50年ほどの間に製作されたものですが、朝鮮半島と日本列島の染織文化の時空を超えた往来を垣間みていただくことにもなり、それは深い心のネットワークでもあったことに気づかされることでしょう。
当日は、朝鮮半島の民族文化を理解するための資料も配布しますので、韓服の実物に触れ、観察することに集中してください。

「人生の節目にまとう衣たち」
1 産まれてから初誕生日まで 三七日(サムチリル)オッ、百日(ペギル)オッ、トルボク
2 娘時代 チマチョゴリ 
3 中年期から老年期 チマチョゴリ
4 死を迎えて 壽衣(スウィ)と喪服(サンボク)

 参加にあたって分野の専門的な知識は必要ありません。関心のある方は、ぜひ気軽にご参加いただければと思います。

 ただし、申し込みに当たってひとつ事前にご了承ください。韓服はとても貴重なものが多いので、万が一にも傷をつけたり、汚したりということは避けたいと思います。手を触れる場合は細心の注意を払うとともに、講座の資料は先生からご用意いただけますので、筆記用具の使用は禁止とさせていただきます。

=========================

<第34回オレカテ>

日程:2017年7月8日(土)
受付:第1部(13時45分~)、第2部(16時45分~)
時間:第1部(14時~16時)、第2部(17時~19時)
場所:カナダラクッキング(セミナー室)
会費:2000円(税込、当日支払い)
 ※25歳以下の学生は1000円
定員:20名×2(先着順)
主催:オレカテ事務局韓食生活

<参加対象>

・韓国関係の仕事をしている人
・韓国関係の仕事をしようと思っている人

※どちらにも当てはまらないけどどうしても参加したい人は、将来したいことにしておいて参加する、という道もあります(参加してよいのか悩んだ方は「オレカテへの参加を躊躇している方へ」をご覧ください)。

<会場>

カナダラクッキング
東京都新宿区大久保1-12-1第2韓国広場ビル3階
http://www.ehiroba.jp/kcc/

<当日の流れ>

【第1部】
13:45 受付開始
14:00 開会の挨拶、参加者自己紹介(※1)
14:15 講義開始
15:30 質疑応答
15:50 閉会の挨拶、アンケート記入、名刺交換
16:00 参加者退室

【第2部】
16:45 受付開始
17:00 開会の挨拶、参加者自己紹介(※1)
17:15 講義開始
18:30 質疑応答
18:50 閉会の挨拶、アンケート記入、名刺交換
19:00 参加者退室、後片付け

【食事会】
19:30 食事会(有志)(※2)

※1
講座開始前にごく短い自己紹介タイムを設けます。より有意義な情報共有を目指す意図があります。
※2
終了後に講師を囲んで食事(宴会?)をしようと思っています。申込の人数を踏まえて、お店(後日連絡)に予約を入れるつもりです。勉強会とは別途、会費5000円程度で考えています。

<申込方法>

2017年6月1日(木)22時より申し込みを受け付けます。こちらの「申し込み専用ページ」にフォームが開きます。フォームより必要事項を入力してお申込みください。申し込みの集中によりサーバーがダウンした場合は、「Twitter」、「Facebook」などで予備のフォームアドレスをご案内します。

1、お名前
2、メールアドレス
3、業種(例、○○関係、○○業、ライター、など)
4、所属(例、○○社、フリーランス、など)
5、参加を希望する回(※1)
・第1部(14時~)のみを希望
・第1部(14時~)を第1希望として第2部(17時~)を第2希望
・第2部(17時~)のみを希望
・第2部(17時~)を第1希望として第1部(14時~)を第2希望
6、食事会への参加
・食事会に参加をする
・食事会に参加をしない
7、複数名の同時申込(※2)

※1
「参加希望回」の第1希望は申し込み時点で定員を超過していなければ優先されます。申し込み時点で第1希望の回が定員を超過しており、かつ第2希望が定員に達していない場合、第2希望への申し込みとなります。申し込み後に定員を超過した場合も第1希望が優先されます。
※2
「複数名の同時申込」をする場合は、全員分の「お名前、業種、所属、メールアドレス、参加希望回、食事会への参加」を明記してください。

<特記事項>

お申込み後に事務局から事前アンケートをお願いします。申し込みフォームの情報と、アンケートの回答は講師の方に伝え、講義の参考としていただきます。

<その他>

・定員を超えたらキャンセル待ちの案内をします。
・申込状況はこの記事の冒頭で随時お知らせします。
・問い合わせなどはオレカテ事務局にメールをください。
→orekatesamugu@gmail.com

事務局より順次返信をさせていただきますが、万一連絡がない場合はお手数ですがお問い合わせください。
=========================

<お知らせ>

第33回「オレカテ」は定員に達し締め切りました。第35回「オレカテ」は2017年8月20日(日)開催。第36回「オレカテ」は9月10日(日)開催。それぞれ詳細は後日発表致します。

→その他のイベントを見る

→韓食生活のトップページに戻る

 

 
 
previous next