朝鮮戦争が生んだ郷土料理と莞島アワビ~韓国の旬メシ165、韓国絶品グルメ017

【韓国の旬メシ165】1950年の今日、6月25日は朝鮮戦争が始まった日。釜山名物のミルミョン(小麦冷麺、밀면)は、戦火を避けて北部から避難した人たちが故郷の味を懐かしみ、手近な食材で作ったのが始まりです。

 朝鮮戦争ではたくさんの人が故郷を離れ、他地域への移住を余儀なくされました。戦争自体を肯定する訳ではありませんが、この戦争によって北部の食文化が南部へと流入し、そしてまた新たな食文化を生むきっかけとなったも事実です。韓国料理の背景を理解するうえでは、重要な転換点のひとつです。

【#韓国絶品グルメ30選 017】アワビ料理(全羅南道莞島郡)。韓国ではエゾアワビの養殖が大成功しており、そのうちの約7割が莞島で生産されています。現地では刺身、踊り焼きなど豪華なアワビ料理のフルコースを味わえます。個人的なお気に入りは唐辛子を少しだけ効かせたチャンジョリム(醤油煮)。

【日本の韓メシ105】先日、某会で出たお弁当。「八田さん、今日は在日弁当ですよ」と言われて、なんぞそれは? と思ったら、日韓の料理が絶妙に融合していました。焼肉の隣にコロッケとか。キムチの隣に大根の桜漬けとか。食後用にとガムが1個ついてくるあたりの気配りにも萌え。

 一応の補足として「在日弁当」という名称が正式にある訳でなく、在日の方がなさっていて、在日の方々がよく利用する韓国風弁当という意味だったみたいです。お店は不動前と久が原に店がある「おんまふーず」。特選韓定食弁当とかサムギョプサル弁当もあるようです。

 

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