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2018年は全羅道訪問の年~光州・全羅南道ツアーを作ります

 6月7~10日まで光州・全羅南道を「訪問」しました。

 2018年は全羅道訪問の年。全羅道という名称が生まれて1000年目というメモリアルな年であり、これを祝うため、全羅北道、全羅南道、光州市の3自治体が協力して、観光客の誘致に力を注いでおります。

 たいへん魅力的な地域であり、美味しいものも山ほどあるので、ぜひとも一緒になって盛り上げたい。今年3月には韓国観光公社福岡支社で全羅道の食を語らせていただきましたが、今回の訪問もその延長線上にある企画。韓国観光公社福岡支社からお声かけをいただき、グルメツアーを作ることになり、今回はその下見ということで足を運んできました。

 以下、Twitterに投稿した見どころのまとめと感想です。

 今回の光州・全羅南道訪問は3泊4日どころか、初日は深夜1時に光州着という実質3泊3日。駆け巡るように光州、木浦、海南、宝城、麗水、光陽と移動しました。動画(https://bit.ly/2sM5bsN)でも紹介した通り、韓国観光公社福岡支社との企画でグルメツアーを作るのが目的です。以下、まとめ的な感想。

 韓国南西部を旅する場合、拠点となるのは広域市の光州。今年は5.18民主化運動(光州事件)をテーマとした映画『タクシー運転手』が、日本でもヒットしたことで注目が高まっています。繁華街である忠壮路のすぐそばに「5.18民主化運動記録館」があって、当時の記録やその背景などを学ぶことができます。

 近年の光州で注目されているエリアが、忠壮路からも徒歩15分程度の楊林洞(ヤンニムドン)。開化期の伝統家屋や、宣教師の邸宅が残り、散策スポットとして人気を集めています。写真は住民らによるジャンクアートが話題となったペンギン村。外からでなく内からの発信というあたり芸術の街らしい姿です。

 今回やっと行けて嬉しかったのが「1913松汀駅市場」。光州の玄関口である光州松汀駅前にあり、レトロな雰囲気をうまく残した2016年のリニューアルによって観光客が大幅増加。芸術家とのコラボで夜市場の先駆けとなった大仁市場と並んで、光州は市場再生の成功事例として高い評価を集めています。

 光州名物のオリタン。鴨鍋と訳してもいいのですが、野鴨を家禽化したものがアヒルなので正確にはアヒル鍋です。とはいえ日本人はアヒルというとドナルドダックを想像するようで、いつも北京ダックのダックと説明(途端にみんな納得)。キタメシの平壌ダックにならって、これも光州ダックでどうですか?

 全羅南道の注目スポットとして海南が急浮上。百済時代の創建とされる大興寺が「韓国の伝統山寺」として、6月末の世界遺産登録が確実視されています。門を抜けると正面に何もなく左右に分かれて建物がある不思議な作りですが、何もないのではなく正面の山を横臥する巨大な仏に見立てているそうです。

 全羅南道でいちばん驚いたのは麗水の変貌ぶり。最後に行ったのが2011年で万博前だったせいか、街全体が新しく見えたほか、訪れる観光客の世代も若返っていました。写真はハモの専門店が集まっている大鏡島へと渡る連絡船。右上が以前のもの。麗水はまたじっくり腰を据えてあちこち見て回りたいですね。

 逆に木浦は昔ながらの雰囲気をうまく残した印象がありました。全州、群山あたりがどんどん観光地化している一方、歴史的なスポットを見ても過度な手は入っていない印象です。写真は1930年代に作られた日本式の庭園と家屋を残す李勲東庭園。一般の観覧が認められているのは土曜日の14~16時のみです。

 光陽名物のプルコギ。薄切りなので広げて焼くとすぐコゲるため、まとめた形で網に載せ、何度も動かしながら炭の香りをまとわせるのが焼き方のコツだそうです。光陽は梅の名産地であり、近年はワイン洞窟を新設するなど見どころも豊富。ここも通り過ぎただけなので時間をかけてまた立ち寄りたいですね。

 通り過ぎただけなのは宝城も同じ。緑茶の産地として知られる地域ですが、筏橋地区の名物であるハイガイや、緑茶を飼料に混ぜて飼育した宝城緑豚なども有名です。全羅南道は22市郡と自治体数も多く、地域を突き詰めていく作業はかなり時間がかかりそうですね。そのぶん楽しみが多いとも言えますが。

 今回食べた中でいちばんをあげるなら、やはり木浦のニベ料理です。刺身、刺身和え、衣焼き、アラ鍋とどれも素晴らしかった。3~4人前で15万Wと地方ではそこそこですが、満足度は充分すぎるほど。むしろ交通費と時間のほうがよほど大変ですが、それだけの価値ある料理が全羅南道にはたくさんあります。


※訂正:受付時間は15時45分~です。

 今回の訪問をもとに光州・全羅南道のグルメツアーを作ります。近日中には発表予定。またそれとは別に、8月19日(日)に新大久保の「テーハンミング」にて全羅道の食について語り郷土料理を味わうイベントを行います。今回の話はそこでもまとめて紹介します。こちらはすでに募集中。詳細は上記の画像をクリックしてください(拡大します)。

 Twitterにアップしたのは以上。

 この地域はたいへん魅力的なのですが、ソウルからも釜山からも遠く、なかなかアクセスしにくいのが難。時間に余裕のある方でしたらゆったり日程を確保しての個人旅行をすすめますが、なかなかそうもいかないという方には今回のようなツアーがおすすめです。

 まだ告知前ではありますが、たくさんの方のご参加をお待ちしております。

 そして、全羅南道についてひとつビッグニュース。日韓酒文化交流会でもご一緒させていただいている薬膳料理研究家の新開ミヤ子先生が全羅南道広報大使に就任なさったとのこと。6月29日(金)には大阪で「務安・関西便」の就航を記念したイベントが開催されるそうです。抽選で1000名を無料招待とのこと。関西圏の方はぜひチェックしてみてください。

務安空港-関西空港 就航記念 韓国「全羅道 千年時間旅行」
https://www.koari.net/products/detail.php?product_id=11926

 ちなみに日韓酒文化交流会は7月21日(土)に新大久保で東京支部オフ会を開催予定。こちらも参加者募集中です。

日韓酒文化交流会 東京支部オフ会
https://www.facebook.com/groups/938517166279252/permalink/1291153504348948/

 

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