講座「いま日本で飲めるマッコリをいろいろ楽しむ」ほか直近のお知らせ。

 帰省先で新年を迎え、東京に戻ったら新年会の連続。

 年末に積み残した仕事を、いつにも増して短いシラフの間に片付けつつ、1月8日(月・祝)には「韓国地方都市広報大使サミット」(大盛況感謝!)という大きなイベントもあり、怒涛のごとく過ぎ去った1月上旬を終えて……。

「え、もう1月半ば!?」

 という気分であります。

 新年のお屠蘇気分で、今年はこれをやろう、あれもやろう、手元の慌ただしさを少し減らして先々を見据えた布石のような仕事をしよう、とか考えていたのですが、フタを開ければいつもと同じドタバタした1年になりそうです。

 ということで、直近のお知らせから。

 1月20日(土)は今年最初のオレカテ。オリンピックイヤーということもありまして、江原道に関する講座を行います。冒頭の写真は、江原道江陵市にある「船橋荘(ソンギョジャン)」という築400年の邸宅。韓国に残る個人宅としてはもっとも古いものです。

 講師は、韓国の古宅や朝鮮時代の女性たちを研究なさっている吉田美智枝さん。「船橋荘」と深くかかわり、古宅を継承する一族の方とも親しいお付き合いをなさっています。

 韓国の古宅の魅力はもちろん、両班の流れを汲む旧家の暮らしとはいかなるものか。

 といったあたりが主たるテーマのひとつになるのでしょうが、僕が打ち合わせのときにちらっと聞いた内容だけでも、現代までよく残ったと思えるほどに旧家ならではの思想や哲学が伝わってくるものでした。

 僕もこれまで古宅の取材は多少してきたつもりですが、どの地域の、どの古宅を訪ねても、当主の方のインタビューは格別に深いです。そういった方には仕事でもない限り、自力ではなかなかお会いできないので、今回の話はたいへん貴重なものになるかと思います。

 第2部は満員ですが、第1部のみ残席あります。ぜひご参加ください。

第39回「オレカテ」(講師:吉田美智枝さん)
https://www.kansyoku-life.com/calendars/orekate039

 2月18日(日)は四谷「ウリアカデミー」での韓食語講座。

 地域ごとの食文化を背景とともに紐解きつつ、要所要所で韓国語もフォローしていく(けれどもまったく韓国語ができなくても問題ない)講座です。次回が記念すべき第10回であり、地域は慶尚南道編ということに決まりました。

 写真は晋州(チンジュ)名物のユッケピビムパプ(牛刺身載せビビンバ/육회비빔밥)

 古くから中心都市であった晋州には、両班たちの華麗なる食文化が残っています。そんな雅な部分に加えて、慶尚南道は太白山脈、小白山脈の先端に当たる山の幸と、南海岸に面する港町での海の幸の両方を楽しめるのが魅力。あるいは韓国の道として日本から距離的に近いことから、日本料理の名残も見られるのも特徴です。

 お申込みは以下より。終了後は有志での懇親会もあります。

第10回「八田靖史の韓食語講座~慶尚南道編~」
https://www.woori-academy.com/premier#a03

 なお、「ウリアカデミー」には韓国語をこれから始めたい人のための「無料入門コース」や、すでに韓国語を始めている方でも学校の雰囲気を知ることができる「無料体験コース」が用意されています。

無料入門コース
https://www.woori-academy.com/free#a01
無料体験コース
https://www.woori-academy.com/free#a02

 また、僕以外にも韓流イベントのMCで有名なアナウンサーのYumiさんや、韓国茶の専門家である山田玲子さんの特別講座を実施しています。こうした特別講座やイベントにはたいへん熱心な学校ですので、関心のある方はチェックしてみてください。

Yumiプレミアム韓国語講座
https://www.woori-academy.com/premier#a01
第4回 韓茶講座 冬~春へ(身体を温め、リフレッシュ!!)
https://www.woori-academy.com/premier#a04

 こちらは新規のお知らせ。

 久しぶりにマッコリを飲む講座を行います。日韓酒文化交流会東京支部企画の第3回講座。僭越ながら今回はワタクシが講師を務めさせていただきます。

「いま日本で飲めるマッコリをいろいろいろ楽しむ」

 というタイトルで、日本で楽しむことを意識しながら話をさせていただくとともに、国産マッコリ、および日本に輸入されているマッコリを厳選8種類で試飲していただきます。上の写真はイメージですので、銘柄についてはこれから手配。定番から、珍しいものまで、できるだけバラエティを持たせたいと考えています。

 募集要項は下記より。

<第3回「日韓酒文化交流会(東京支部)」>

【日時】2月24日(土)
受付開始14:30
講座開始15:00~16:30
【定員】40名
【最少遂行人数】20名

【会場】テーハンミング
東京都 新宿区 大久保 1-12-27 1F
電話:03-5292-4448

【参加費】3,000円(当日お支払い)
※キャンセルポリシーについて
準備の関係上、2/21(水)以降はキャンセル料が全額かかります。
ご了承の上、お申し込みくださいますようお願い致します。
(2/21以降キャンセルの方へは振込先をお知らせいたします)

【お申込み方法】
下記のメールアドレスへ氏名(フルネーム)、携帯番号をご記入の上お申し込みください
(グループでお申込みの方は代表者様が全員のお名前、携帯番号を記載ください)
sake.and.sool.tokyo★gmail.com(←★を@に変えてください)
※返信までに数日お時間をいただくことがございます

【懇親会のご案内】
マッコリ講座の後、会場であるテーハンミングにて懇親会を開催します。
懇親会は講座ご参加の方のみとなります。
お食事、飲放題付き(アルコール&ソフトドリンク)
会費:4,500円(当日払い)
恐れ入りますが、こちらも3日前以降はキャンセル料は発生いたします。
ご了承の上、お申込みをお願い致します。
ご参加希望の方は講座お申込みの際に懇親会参加希望の旨をお書き添えください。

【講師より】
「韓国を代表するお酒のひとつにマッコリがあります。お米を原料とした濁り酒。ほんのり甘く口当たりのよいお酒。酸味を帯びたシュワシュワの微発泡酒。きっといろいろな印象があるのではないでしょうか。実際、ひと口にマッコリといっても様々な種類があります。本場まで行かずとも、日本に入ってきている、あるいは日本で造られているマッコリだけでも本当にいろいろです。マッコリとはどんなお酒なのか。どんなタイプがあるのか。自分の好みに合うのはどんなマッコリなのか。いろいろと飲み比べてみながら、マッコリの奥深い世界に足を踏み入れてみませんか。いま日本で飲める、厳選8種類のマッコリとともにお待ちしております。」

 最後はグルメツアーのご案内。

 すでに何度もお知らせしていますが、3月2日(金)~4日(日)の日程で済州島ツアーを行います。ミステリーツアーなので中身は直前までお知らせできませんが、グルメにこだわったツアーであることはお約束致します。

 済州島は何度も行っているので、おすすめスポットは山ほど手持ちにあるのですが、おかげさまで申し込みが順調であるのと、また過去に済州島でご一緒させていただいたお客様が数名いらっしゃることから、当初は予定になかった下見に急遽行くことにしました。

 それも明日から。

 ちなみに上の写真は済州島の郷土料理であるコギグクス(豚スープ麺、고기국수)。現時点でツアーの予定には入っていませんが、2泊3日の短期決戦ですので、有志での2次会、3次会の開催があることは予想されます。へべれけに飲んで最後のシメにコギグクス。そんなこともあるだろうかと、イメージカットのつもりで入れました。

 済州島のグルメにどっぷり浸りたい方お待ちしております。

 なお、

・おひとり様
・三進トラベルのツアーが初めての方
・八田靖史のツアーが初めての方
・そんなに量を食べられないという方
・パッケージ旅行に普段参加されない方

 いずれも大歓迎です。ツアーのたびに、上記のような方々が不安な面持ちで参加されますが、みなさん最後は誰が初めてで、誰がおひとり様だったかわからなくなるほど馴染んで帰られます。参加される方はどのみち趣味の似た者同士。ご心配なくお越しください。

世界遺産・グルメの宝庫 済州島 ハッタしてグー
http://www.sanshin-travel.com/tour/4589

 以上、直近のお知らせでした。

 

<お知らせ1>
第39回「オレカテ」は2018年1月20日(土)開催。講師は韓国の古宅や朝鮮時代の女性を研究している吉田美智枝さん。江原道江陵市の「船橋荘」という古宅の話を中心に、旧家の暮らしや、地元の歴史的な人物についてもお話しいただきます。現在、第1部のみ募集中、残席僅少です。

第39回「オレカテ」詳細ページ
https://www.kansyoku-life.com/calendars/orekate039
第39回「オレカテ」申し込み専用ページ
https://www.kansyoku-life.com/orekate039form

<お知らせ2>
2018年3月2~4日(金~日)に済州島ツアーを実施します。ミステリーツアーなので中身は内緒ですが、済州島のグルメを最大限に満喫しつつ、済州島ならではの名所も巡ります。三進トラベルのツアーは初めての方も、おひとり様も、美味しいものを食べているうちに、なんとなくみなさん仲良くなっているのが常です。ぜひ気軽にご参加、お問い合わせください。

【八田靖史と行くミステリーツアー】 世界遺産・グルメの宝庫 済州島 ハッタしてグー(三進トラベル)
http://www.sanshin-travel.com/tour/4589

 

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