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全羅北道で食の生産現場を訪ねる~秋のグルメツアー下見報告その2。

 出張中に下見報告その1を書いた後、ドタバタしていてその2を書くのが遅れました。

 帰国直後から、韓国の「地方都市 広報大使サミット」で栄州(ヨンジュ)のPRをしたり、イベントと飲み会がやたら充実している四谷の韓国語学校「ウリアカデミー」の講座で慶尚北道の食について1時間半語ったり、家族サービスとして沖縄を旅行したり、オレカテでなすんじゃ先生から宮中料理の話を学んだり、朝日カルチャー横浜教室の講座でなすんじゃ先生の作る京食材を用いた韓国料理を食べたり、していたのが原因です。

 働きすぎでしょうか?

 いえ、途中明らかに沖縄で遊んでいますね。忙しさに見せかけた怠惰を反省しつつ、そろそろ秋のツアーも近付いてきましたので、しっかり内容をお伝えしていきたいと思います。

 冒頭の写真は全羅北道扶安(プアン)郡の開岩寺(ケアムサ)。

 創建が634年という歴史を誇りつつ、地元では古くから竹塩を生産してきたお寺としても有名です。古くは主に薬として使われていたそうですが、現在は民間にも伝えられて、すぐ近くに「開岩竹塩」という会社があります。

 休憩時間に工場を見せていただくと、こんな感じになっていました。

 大きな窯の中で筒状に固まっているのは、竹筒に入ったまま高温で熱せられた塩。竹だけが燃え尽きてこうなるという状態ですが、火にかける過程で竹のエキスが塩に染み込むということになります。

 これを1回、2回、3回と繰り返し……。

 全部で9回焼くと全体に紫色がかってくるそうです。

 なにやらこういう鉱石がありそうですが、これが9回焼いた伝統の竹塩。これを砕いて粗塩のようにしたり、あるいは粉末状にしたものが……。

 工場の敷地内でも販売されています。

 もっともよいとされる9回焼いた竹塩は、250gで7万7000ウォン(約7700円)。工場価格でこの値段ですからずいぶんな高級品ですが、ほかにも1回焼き、3回焼きといったものもあって、こちらはだいぶリーズナブル。

「料理に使うなら3回焼きぐらいだね」

 ということなので、そのあたりのラインを狙ってみるのもいいかもしれません。ほかにも料理用だけでなく、美容用、歯磨き用など、さまざまな用途の商品が用意されていました。

 ところ変わって、こちらは全羅北道長水(チャンス)郡。

 韓牛とリンゴの町として知られていますが、ひと昔前までは上質の蝋石を産することから石器の町としても名を馳せていました。いまでこそ安価な輸入物に押されて長水産の石器は生産もだいぶ減ってしまったといいますが、それでも数軒の工場が生産を続けています。

 僕はここへ来るのが3度目ですが、いつ来ても迫力がありますね。

 巨大な岩石をスライスするダイヤモンドカッターや……。

 円盤状に積み上げられた石。

 庭に置かれた穴ぼこだらけの岩など、他では見られない独特な光景を見ることができます。

 そして秋のまんぷくツアーといえば醸造場見学も必須。

 今年は全羅北道を巡るということで、それなら絶対にココというところへお願いをしました。井邑市にある泰仁醸造場。韓国でも指折りの醸造家であるソン・ミョンソプ先生がいらっしゃるところです。

 ご自身の名前を冠した「ソン・ミョンソプが自ら造った生マッコリ(송명섭이 직접 빚은 생막걸리)」。普段は「ソン・ミョンソプマッコリ」と呼ばれますが、高名な方なので呼び捨てがやや憚られることから、マッコリ好きな人ほど「ソン・ミョンソプ氏マッコリ」とか、「ソン・ミョンソプ先生マッコリ」とも呼ばれますね。

 このマッコリいちばんのポイントは甘味料を一切使用しないこと。

 従来のマッコリに比べて甘味が極端に少ないため、初めて飲んだ人は例外なく驚きますが、お酒の好きな方ほどずっぽりハマるマッコリです。よく味わって飲めば米のほのかな甘さも感じますし、滑らかな口当たりと喉ごしは、食事との相性も抜群です。

 僕が初めて飲んだのは2010年のことでしたが、それ以来、ぜひ1度お会いしたいと思いつつ、ようやくその念願がかないました。

 ツアーでは醸造場を訪ねつつ、先生のお話も伺いたいと思います。

 そのほか……。

・扶安の塩辛団地
・淳昌のコチュジャン村
・任実のチーズ村

 といった全羅北道ならではのスポットも訪問。今回は食べるだけでなく、食に絡めた「見る、買う」といった要素もたいへん充実しております。ツアーの日程は11月10~13日(金~月)。絶賛募集中ですので、ご関心ある方はぜひ三進トラベルのサイトで詳細なスケジュールをご確認ください。

 はじめての方大歓迎、おひとり様大歓迎、前泊後泊も大歓迎。

 そのほか不安なこと、特別に希望されることなどありましたら、ぜひ僕でも三進トラベルに直接でもお問い合わせください。ツアーといえども、お客様のご希望があれば、三進トラベルはかなり融通を利かせて対応をしてくれます。

 また、そのまんぷくツアーに先立って、10月13~15日(金~日)の日程ではマツタケツアーも開催。地鶏とマツタケを大鍋で煮込んだ、極限までに贅沢なマツタケ鍋を産地まで出かけていって味わいます。2泊3日といえども、こちらも目一杯のグルメを詰め込みました。

 併せて以下ページよりぜひ詳細をご確認ください。

今が旬!八田靖史といく特別篇 絶品マツタケと、食べテグー(大邱)!3日間
http://www.sanshin-travel.com/tour/4107
八田靖史と行く・まんぷくツアー おいしい秋いただきます!食の都・全州(全羅北道)4日間
http://www.sanshin-travel.com/tour/4114

 

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