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年末特別企画~2016年これがうまかったベスト10!!

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年末特別企画~2016年これがうまかったベスト10!!

<2016年これがうまかったベスト10!!>
「こんばんは。司会の古里柳徹子でございます」
「こんばんは。宇米谷宏です」

「コリやなぎ徹子と、うめーや宏。」
「2人合わせてコリアうめーや!!でございます」

ぱちぱちぱちぱちぱちぱち。

「さあ、今年も始まりました年末のお楽しみ」
「八田氏が1年間に食べた美味しいものを振り返って」
「ベストテン形式でどーんと発表する企画です」
「ぜひ最後まで張り切ってお付き合いください」

「まずは過去のベストテンからのご紹介ですね」
「途中、2度ほど事情があって飛んでおりますが」
「それ以降は順調に回を重ねてまいりました」
「2004年以降をずらりと紹介致します」

<過去のベストテン>
2004年これがうまかったベスト10!!
2005年これがうまかったベスト10!!
2008年これがうまかったベスト10!!
2009年これがうまかったベスト10!!
2010年これがうまかったベスト10!!
2011年これがうまかったベスト10!!
2012年これがうまかったベスト10!!
2013年これがうまかったベスト10!!
2014年これがうまかったベスト10!!
2015年これがうまかったベスト10!!

「と、ご挨拶したところで八田氏!」
「メルマガからブログに移って今年で4年目はいいとして!」
「最近まったくブログを書いていないじゃないですか!」
「先日の更新が3ヶ月半ぶりですよ!」

あー、そうなんですよねぇ……。

今年は年明けに新刊が出たこともありまして、
毎日更新とか頑張っていた時期もあったんですよ。
1月は全部で29本の記事を書きましたしね。

それが2月になって13本まで落ち込むと、
3月以降はあっという間にひとケタまで雪崩を打って。
10月、11月は更新すらなくなってしまったと。
スタートダッシュしすぎての息切れですかね。

「……息切れですかねって、アンタ!」
「逆ギレどころか完全に他人事じゃないですか!」
「司会の我々がこうやって盛り上げようとしても!」
「誰も見ていないですよ、こんな死に体ブログ!」

ええ、その点は反省しております。

でも、それだけ忙しかったのにもワケがあって、
9月から11月まで韓国出張がだいぶ重なったんですよね。
それ以外の時期も、今年は例年よりハイペースで、
そのぶんベストテンも充実したのでご容赦ください。

「ほー、うまいこと裏を返しましたね」
「そこを免罪符にしようとはいい度胸です」
「ならば我々としても例年よりさらに厳しい目で」
「今年のベストテンを見ていくとしましょう」

「それでは2016年のランキング!」
「まずは第10位から第7位までの発表です!」

ダララララララララララ……。ジャン!!

第10位:京都「水月亭」の豚ホルモン焼き&茹で豚
第9位:慶尚北道栄州市「無愁村テンジャン村」のリンゴ酢
第8位:慶尚北道星州郡「カムコル食堂」のコノムルチム
第7位:忠清南道扶余郡「薯童韓牛」の熟成牛焼肉

「はい、今年も地方料理が中心ですね」
「慶尚北道からはふたつがランクインしています」
「そして第10位には国内から京都という地名も」
「早速、八田氏の説明を聞いてみましょう」

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はい、昨年のベストテンでも触れたのですが、
慶尚北道と、慶尚北道の広報大使を拝命しました。
今年はその活動が1年の主軸だったように思います。

今年の韓国出張は全13回で過去最多。
合計で89日と、1年の4分の1は韓国にいました。
中でも多く滞在したのが慶尚北道で5回訪問、計29泊。
まとめると1ヶ月はいた計算になります。

なお1年の取材店舗数は232軒(うち新規189軒)。
うち慶尚北道が80軒(うち新規71軒)なので、
日程的にも取材的にも出張の約3分の1は慶尚北道です。

一方で今年は国内出張というのもけっこうあって、
大阪、京都、名古屋、島根、あと日帰りで山梨、長野。
第10位はそこから京都・東九条のコリアンタウンで食べた、
豚ホルモンと茹で豚をチョイスしてみました。

東九条に行くのは今年が初めてだったのですが、
やはり東京とも、大阪とも違って面白かったですね。
韓国出張にかまけてなかなか手をつけられないのですが、
国内の韓国料理ももっと勉強したいところです。

店名:水月亭
住所:京都府京都市南区九条河原町上ル東九条南山王町46
電話:075-691-3783

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第9位は、今年5回通った栄州(ヨンジュ)から。
リンゴ、韓牛、高麗人参の名産地というのがウリですが、
最近はリンゴを加工した商品も充実してきました。

「無愁村テンジャン村」は味噌、醤油が自慢で、
ソウルのデパートや高級スーパーにも並ぶほどですが、
リンゴ酢だけは蔵元限定販売の超貴重品です。

<関連記事>
至高の味噌を求めて ~大粒大豆の生産地には上質のリンゴ製品もあった(旅いさら)

店名:無愁村テンジャン村(무수촌된장마을)
住所:慶尚北道栄州市伊山面伊山路938番キル16(池洞里466)
住所:경상북도 영주시 이산면 이산로938번길 16(지동리 466)
電話:054-638-0097

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第8位は、星州(ソンジュ)で見つけた郷土料理。
コノムルチムとは祭祀に捧げる干物類を甘く煮付けたもので、
かつて両班(朝鮮時代の支配層)の多く住んだ星州という地域を、
食の切り口から伝えられる象徴的な一品でした。

星州のみならず慶尚北道にはこうした郷土料理が多く、
それらを発掘して歩くのが広報大使としての大きな楽しみです。
星州のコノムルチムについては慶尚北道広報大使が執筆する、
冊子『GB-Story Vol.3』にも掲載されています。

<関連記事>
3ヶ月半ぶりの更新ですが、まずは直近のお知らせをまとめました。(韓食生活)

店名:カムコル食堂(감골식당)
住所:慶尚北道星州郡星州邑京山キル9-3(京山里 613-1)
住所:경상북도 성주군 성주읍 경산길 9-3(경산리 613-1)
電話:054-933-2416

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第7位は、忠清南道から熟成韓牛(ハヌ)の焼肉。
今年は慶尚北道とともに忠清南道にもよく通った1年で、
秋恒例まんぷくツアーの下見、本番と合計で5回行きました。

中でも美味しかったひとつがこちらなのですが、
韓国のドライエイジングビーフ(乾燥熟成牛)文化は、
扶余(プヨ)から火がついて全国へと波及したもの。

扶余といえば百済の都としてのイメージが強いですが、
そこに新たな魅力が付与されたように感じています。

<関連記事>
忠清南道に行って「百済」を食べるにはどうすればよいのか(前編)。(韓食生活)
CN-Story eBook DOWNLOAD(プランネット)

店名:薯童韓牛扶余本店(서동한우 부여본점)
住所:忠清南道扶余郡扶余邑聖王路256(官北里118-2)
住所:충청남도 부여군 부여읍 성왕로 256(관북리 118-2)
電話:041-832-7585

「はい、八田氏ありがとうございました」
「確かにたくさん出張してきた雰囲気はありましたね」
「ただ、その数を自慢気に細かく書いているあたり……」
「微妙に鬱陶しいのも八田氏らしいところです」

わはははははは。(場内爆笑)

「さて、それでは第6位から第4位ですね」
「一気に発表していくとしましょう!」

ダララララララララララ……。ジャン!!

第6位:慶尚北道漆谷郡~まるで慶尚北道の梨泰院
第5位:江原道平昌郡「チョガチプイェッコル」のそば粉100%マッククス
第4位:蔚山広域市の天然岩ワカメを使用したミヨックッ

「はい、やはり地方からランクインですね」
「慶尚北道だけでなく江原道と、蔚山も入りました」
「一方で梨泰院というソウルの地名も入っていますが……」
「どういうことか八田氏に聞いてみましょう」

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えー、まず第6位の漆谷(チルゴク)ですが、
これも『GB-Story Vol.3』の取材で行ってきました。
初めての町だったのですが、その衝撃たるや、
一連の『GB-Story』取材でも頭ひとつ抜けていましたね。

超ド田舎なのに、ソウルのオシャレな町に匹敵するか、
あるいは凌駕すると思えるほど洗練された店が突然出てきます。
それもパンが美味しいとか、タイ料理が美味しいとか。

もともと米軍基地があって独自の洋食も発達するなど、
国際色豊かなあたりも、梨泰院に通じる魅力があるなと。
慶尚北道の中でも極度に異彩を放つ地域と言えましょう。

<関連記事>
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店名:MONOVEL(모노블)
住所:慶尚北道漆谷郡石積面遊鶴路200(城谷里506)
住所:경상북도 칠곡군 석적읍 유학로 200(성곡리 506)
電話:070-8680-1662

店名:ヤンジ8キル(양지8길)
住所:慶尚北道漆谷郡東明面ヤンジキル8(九徳里373)
住所:경상북도 칠곡군 동명면 양지길 8(구덕리 373)
電話:054-976-1995

店名:ハンミ食堂(한미식당)
住所:慶尚北道漆谷郡倭館邑石田路159(石田里367-6)
住所:경상북도 칠곡군 왜관읍 석전로 159(석전리 367-6)
電話:054-974-0390

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第5位は、今年4、5月に行った江原道取材から。
今年はライターでなく、食レポの仕事も増えたのですが、
その映像がネットやCS放送で流れました。

特に印象的だったのが2018年に五輪を控えた、
平昌(ピョンチャン)の郷土料理マッククス(冷やしそば)。
たいていの店はでんぷんを加えてコシを出すのですが、
その店は調理法の工夫で10割そばを実現しました。

オリンピックイヤーに向けて平昌の露出も増えるでしょうが、
ぜひ郷土料理の部分にも注目して欲しいですね。

<関連記事>
韓国・江原道 絶品グルメ取材(コネスト)
リオデジャネイロと東京の間で食べるべきもの ~純度100%の麺料理(旅いさら)

店名:チョガチプイェッコル(초가집 옛골)
住所:江原道平昌郡蓬坪面岐豊1キル5(蒼洞里404-8)
住所:강원도 평창군 봉평면 기풍1길 5(창동리 404-8)
電話:033-336-3360

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第4位は、2月恒例の「ぐるぐるグルメ」ツアーから。
毎年、ミステリーツアーということで行き先は内緒ですが、
今年は蔚山(ウルサン)ということで出かけました。

工業都市としてのイメージが強い蔚山ですが、
近年は観光にも力を入れており、食の面でも魅力充分。
中でも名産である希少な岩ワカメは特筆もので、
現地で食べたミヨックッ(ワカメスープ)が衝撃的でした。

最低でも2時間は煮込めというのが岩ワカメの鉄則であり、
一般的なミヨックッとは一線も二線も画す濃厚さです。

<関連記事>
蔚山の亭子港でとれる天然のプレミアム岩ワカメでミヨックッを作る。(韓食生活)

社名:ヌルプルン水産(늘푸른수산)
住所:蔚山市北区パンジ1キル75(柳洞235)
住所:울산시 북구 판지1길 75(유동 235)
電話:052-298-3496
※飲食店ではなく生産、販売会社です

ちなみに2017年2月のぐるぐるグルメツアーも募集中。
ミステリーツアーではありますが、ざっくりエリアだけ、
慶尚南道ということで公表になっています。

詳細については以下をご参照ください。

第4回「ぐるぐるグルメ感謝ツアー(慶尚南道)」募集中
http://www.kansyoku-life.com/calendars/guruguru004

「ほー、抜け目なく最後に宣伝ですか」
「そのための第4位じゃないか、とも想像してしまいますね」
「あー、第5位とか、第6位だと区切りが悪いから」
「まったくそういうことばかりうまくなって」

がはははははは。(場内爆笑)

「さて、それではベスト3の前に番外です」
「ベストテンの次点というような扱いですね」

番外:ミシュランガイドの3つ星店、2つ星店を先行取材

「お、なんとミシュランときましたか」
「八田氏にしては珍しいことではないでしょうか」

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今年11月に、初めてミシュランガイドのソウル版が出て、
韓国料理初の3つ星を2軒、そして2つ星を3軒の店が獲得しました。
その中から3つ星店をひとつ、2つ星店をひとつ、
発売に先駆けて6月の段階で取材できたのは名誉かなと。

ただ、ガイドブックの取材なので実際に食べたのはコースの一部。
そういった部分から番外ということで選出しました。

<関連記事>
るるぶソウル’17(Amazon)

店名:ガオン(가온)
住所:ソウル市江南区島山大路317、M階(ホリムアートセンター、新沙洞651-24)
住所:서울시 강남구 도산대로 317, M층(호림아트센터, 신사동 651-24)
電話:02-545-9845

店名:クォンスクス(권숙수)
住所:ソウル市江南区彦州路170キル27、2階(新沙洞643-18)
住所:서울시 강남구 언주로170길 27, 2층(신사동 643-18)
電話:02-542-6268

「あー、食事としては中途半端なんですね」
「しかも先行取材とかカッコつけていますけど」
「要はたまたま取材に行った店がミシュランに載っただけ」
「それを自慢気に語るのはセコいですねぇ」

はははははは。(場内冷笑)

「では、気を取り直してベスト3へ」
「ここからがいよいよ1年の集大成ですからね」
「いったいどの料理が今年の1位になるのか」
「発表していただきましょう!」

ダララララララララララ……。ジャン!!

第3位:慶尚北道慶州市「スリメ」のコース料理
第2位:忠清南道保寧市「トガーデン」の天然牡蠣フルコース
第1位:慶尚北道奉化郡のマツタケ山でとれたて生マツタケ

「はい、これですべて出揃いました」
「慶尚北道から2地域、忠清南道が1地域」
「ここまでの流れを踏襲するかのようですね」
「八田氏に詳細を語っていただきましょう」

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今年はやっぱり慶尚北道と忠清南道の年でしたね。

第1位と第3位は『GB-Story』からの派生企画で、
BS朝日の旅番組として慶尚北道を訪れました。
タレントの阿部美穂子さんとふたりで慶尚北道を巡り、
その魅力を伝えるという名誉な仕事です。

第3位の「スリメ」は宮中料理店なのですが、
オーナーシェフの朴美淑先生は宮中飲食技能履修者。

韓国で技能保有者というと日本の人間国宝に相当しますが、
技能履修者はそれに匹敵する技術を身に着けた方という意味で、
韓国にもわずか14名しかいらっしゃいません。

かつ、その方々はほとんどが料理研究家として活動していて、
飲食店を開いているのは朴美淑先生だけなんですね。
人間国宝レベルの料理を、一般客が直接味わえるのはここだけ。
その意味でも貴重ですが、料理も素晴らしかったです。

中でも裏山でとれたキノコのスープがよかったですね。
円熟味ある自家製醤油のコクが絶妙にマッチしていました。

<関連記事>
韓国・悠久の歴史と美食の旅~慶尚北道をめぐる~(BS朝日)

店名:スリメ(수리뫼)
住所:慶尚北道慶州市内南面鮑石路110-32(伊助里657)
住所:경상북도 경주시 내남면 포석로 110-32(이조리 657)
電話:054-748-2507

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第2位は、扶余の熟成肉と同じく秋のまんぷくツアーから。

忠清南道の保寧(ポリョン)や洪城(ホンソン)でとれる、
天然の牡蠣料理がそれはそれはもう素晴らしかったです。

初めて行ったのは季節外れの5月だったのですが、
その時期ですら、うま味の凝縮具合が段違い。

全部で6種類の料理をコースでいただきましたが、
牡蠣めしと、ムルフェ(冷や汁風刺身)が印象的でした。
結局、取材も含め、5月、7月、11月に2度と、
1年で4回も通ったのはさすがにこの店ぐらいでしたね。

<関連記事>
季節外れは重々承知 ~それでも食べに行きたい夏だからこその牡蠣料理(旅いさら)
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店名:トガーデン(터가든)
住所:忠清南道保寧市川北面洪保路666(長隠里115)
住所:충청남도 보령시 천북면 홍보로 666(장은리 115)
電話:041-641-4232

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そして、第1位は再び慶尚北道。

もともと奉化(ポンファ)はマツタケの名産地ですが、
今年はいつになく豊作だったんですよ。

特別に撮影の許可をいただいてマツタケ山を訪問し、
名人が掘るところを見たり、とれたてを生で試食したり。
その生マツタケが、土をさっと払って割いて食べるだけなのに、
驚くほど香りが強くて、瑞々しくて、甘味もあって。

とれたてとはここまで違うものかと驚きましたね。

また、そのとれたてマツタケを焼肉店にも持ち込んで、
名産の韓薬牛(韓方材を飼料にして飼育した牛)とともに、
焼いて食べましたが、それも忘れがたい体験です。

<関連記事>
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韓国のマツタケ山に潜入 ~2016年は大豊作で価格もぐっとお手頃に(旅いさら)

店名:奉化韓薬牛プラザ(봉화한약우프라자)
住所:慶尚北道奉化郡鳳城面農業人キル47(金峰里916)
住所:경상북도 봉화군 봉성면 농업인길 47(금봉리 916)
電話:054-674-3400

「はい、力のこもったベスト3でした」
「1位がマツタケというのは贅沢な1年ですよね」
「堂々たる1位と言ってよいと思います」
「我々司会者としてもうらやましい限り」

「さて、以上が今年のベストテンでした」
「来年はいったいどのような料理がランクインするのか」
「期待を持って見守りたいと思います」
「我々もまた来年お会いできることを願いつつ」

「それではみなさま、よいお年を!」

 

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