【我らが栄州!】第1回「ソウルで栄州韓牛を食べる会 ~withマポ会」後記

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 我らが栄州(ヨンジュ)!

 今年4月8日にオープンした「栄州畜協韓牛プラザ清渓山駅店」はソウルで栄州韓牛を味わえるお店です。新盆唐線の清渓山入口駅から徒歩1分。ハナロマートのあるビルの4階、5階にオープンしました。オープン直後にもちらりと様子だけ見てきましたが、ようやくしっかりと食べに行くことができたので報告をします。

 しかも……。

 第1回「ソウルで栄州韓牛を食べる会 ~withマポ会」

 という突発的なイベントとして。

 ご協力いただきました謎の地方発信団体「マポ会」の皆様にはたいへん感謝しております。

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 入口には4月のときになかったこんなゲートもありました。この門をくぐればそこは栄州。そんな思いが頭によぎり、期待度がよりいっそう高まります。

 ハナロマート内のエレベーターからセルフスタイルで食べる場合は4階へ。レストランスタイルで食べる場合は5階へ。今回はプレミアムな盛り合わせを予定していたので、そのまま5階へと直行します。

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 用意されていたのはこんな個室でした。

 大小さまざまな個室がある中、おそらくVIPルームであろういちばん奥の部屋を用意していただいたのは、予約の際に広報大使を名乗ったからかもしれません。決して偉そうにするつもりはなく、4月に下見で訪れた際、マネージャーさんに栄州市の名刺を出して自己紹介をしたので、あのときの日本人ですよ~、ぐらいのつもりだったんですけどね。

「いらっしゃいませ、広報大使様!」

 と出迎えられてしまって、ただひたすらに恐縮。そして赤面。

 後からいらした皆様には、

「いらっしゃいませ、広報大使様がお待ちです!」

 というセリフでのお出迎えだったそうです。嬉しいけれども少し恥ずかしい。

 ちなみにこの日の参加者は全部で6名。突発的な企画で、しかも現地集合、現地解散。会費も決まっていないような行き当たりばったりの集まりに、ご参加いただきまして本当にありがとうございました。

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 こちら1階のハナロマートで買った栄州リンゴ。

 これを箱ごと持ち込むなどいろいろワガママをしましたので、結果的には広報大使を名乗っておいてよかったのかもしれませんね。

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 さて、いきなりメインの栄州韓牛。

 事前予告の通りにいちばん高い栄州韓牛プレミアム(영주한우 프리미엄)をまず注文。左からトゥンシム(ロース、등심)、サルチサル(リブロース、살치살)、アンチャンサル(ハラミ、안창살)の3種です。1人前が150gでこの写真は3人前。1人前の値段が3万9000ウォンなので、このひと皿が……。

「11万7000ウォン!」

 円高に振れた今のレートでも1万円以上はします。
 
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 そしてこちらは栄州韓牛スペシャル(영주한우 스페샬)。

 左からトゥンシム(ロース、등심)、カルビサル(カルビ、갈비살)、チマサル(三角バラ、치마살)の3種で、同じく1人前150gを3人前。値段は1人前に対して3万5000ウォンなので、このひと皿も……。

「10万5000ウォン!」

 とけっこうな奮発をしました。

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 乾杯の後、みんなで自己紹介をしながら炭火で網焼き。

 基本的にはお店の方が焼いてくれるのですが、なにしろ高い肉! という意識があるものですから、

「そろそろひっくり返したほうがいい?」
「これもハサミで切ったほうが?」
「もう焼けたんじゃない、食べてもいい?」

 と気もそぞろ。

 自己紹介をしながら肉を焼き、自己紹介を聞きながら肉を口に運び、自己紹介がどこかへ霧散しながら栄州韓牛のうまさに悶絶するという、まことに忙しい時間を過ごしました。

「ってか、栄州韓牛めっちゃうめぇ!」

 まあ、あのビジュアルで出てきて美味しくない訳がないですけどね。さすが値段も張るぶん、いずれの部位も素晴らしい味でした。

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 そしてさらなるクリティカルヒットだったのがコチラ。

 栄州韓牛のユッケ(육회)も頼んでみたのですが、左でわさわさっと丸まっているのがなんだと思います? 栄州は韓牛の名産地でありつつ、豊基(プンギ)という高麗人参の名産地も抱える地域。最近よく耳にする、

「山参培養根(산삼배양근)」

 のひげ根をユッケに添えているのでした。

 山参培養根というのは目が飛び出るほど希少かつ高価な、天然物の高麗人参を人工的に培養して増やしたもの。その薬効は限りなく天然物に近いと言いますが、それをユッケに添えることで栄州の名物同士を巧みに組み合わせたという趣向です。

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 お店の方がまんべんなく混ぜてくれてこんな感じに。

 これが実に美味しかったんですよねぇ。細かなひげ根を使っているのがよいのか、高麗人参の風味が強すぎず絶妙のアクセントとなって、ユッケの格をもう1段階高めたような印象。

 また一緒に混ざっているのは千切りの梨ですが、これがリンゴだったら栄州3大名物の融合料理に! とも思いましたが、味としては梨で正解でしょうね。でもいずれ栄州リンゴバージョンもちょっと食べてみたいところです。

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 ビールと焼酎を同時に開けつつ、マッコリは栄州米を醸した栄州センタク(영주생탁)。これをしっかり用意しているというのがさすがですが、しっかりした飲みごたえのあるいいマッコリです。気に入ったら1階のハナロマートでも購入可。

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 また、サービスということで山参培養根を使った高麗人参酒もいただきました。

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 脇役のほうもなかなかの充実ぶりで、個人的に気に入っておかわりまでしたのがエリンギと青唐辛子のチャンアチ(漬け物、장아찌)。分厚く切られたエリンギを噛み締めると、薬味醤油の中から青唐辛子のピリッとした辛さが効いて、いい箸休めとなりました。

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 同じく副菜として出てきたヤンニョムケジャン(ワタリガニの薬味ダレ漬け、양념게장)は、さっと炙ってまた別の料理に仕上げたり。

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 最後は冷麺(냉면)と……。

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 テンジャンチゲ(味噌チゲ、된장찌개)でシメて、お会計はひとり当たり5万ウォンといったところ。

 肉をもうちょっと頼んでもよかったのですが、プレミアムとスペシャルでひと通りの部位を食べてしまったのと、なんだかんだお腹も膨れたのでそれ以上の追加はしませんでした。ユッケ以外にもう少しサイドメニューとして頼めるものがあればとも思ったのですが、こういう店ではどうしても肉か食事かになるんですよね。

 高麗人参プルコギ(인삼불고기)とか、山参培養根を使ったユッケビビンバ(산삼배양근 육회비빔밥)、アワビ入りのカルビタン(牛カルビ鍋、영양전복갈비탕)といったメニューもあるので、胃袋に余裕があればそれらを足してみてもいいかもしれません。

 全体的な感想としては、思った以上に栄州の雰囲気に浸れたという感じでしょうか。

 間違いなくソウルにおけるいい栄州アピールの拠点となりますので、今後も機会を作って第2回、第3回を考えていけたらと思っています。

 なお今回の後記は、企画からお世話になりましたマポ会会長のブログでもご覧いただけます。いい表情の写真がありますので、美味しかっただけでなく楽しかった雰囲気が伝わるかと。

 ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

店名:栄州韓牛プラザ清渓山駅店(영주한우프라자 청계산역점)
住所:ソウル市瑞草区清渓山路197、4~5階(新院洞270-10)
住所:서울시 서초구 청계산로 197, 4~5층(신원동 270-10)
電話:02-579-9292

 

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