銀座「ボクデン銀座店」で豚足の焦がし醤油焼き。

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昨日で最終日を迎えた「エネルギッシュコリア韓流美・味展」。
会場となった「そごう横浜店」は連日、熱気に包まれておりました。

僕もなんだかんだで、7日間開催のうち4日は足を運びました。
両手に戦利品を抱えて、横浜から帰ってくるのはしんどかったですが、
それを楽しんでいるようなものなので、つらさはありません。

おかげさまで今回も、心から満喫させて頂きました。

そしてセミナーを聴きに来てくれた皆様にも大感謝ですね。
土曜日の回も、最終日の昨日も、満員の光景は嬉しかったです。

さて、冒頭の写真は催事に出ていた銀座「ボクデン」の豚足。

……を、催事ではなく、銀座の店で食べたときの写真です。
実際に行ったのは催事よりも前なので、記事としては前後しますが、
お店で食べても、催事で買って家で食べても美味しい豚足でした。

ゼラチン質のもっちりとした豚足に、かぶりついて食べる喜び。

豚足というと、臭みがどうの、とか話題になるものですが、
ここの「豚足 焦がし醤油焼き」は、その心配がまったくありません。
一緒に行った方は、骨まで熱心にかじっておられましたね。

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催事のたびに、毎回お邪魔しているお店ではありますが、
実際に店舗まで行って食べたのは、およそ2年半ぶりでした。

ここぞとばかりにいろいろ楽しんできたのですが、
まず最初に出てきたのが、自家製キムチの盛り合わせ。
左から、大根、セロリ、トマト、キュウリ、白菜というラインナップです。
トマトのキムチは催事でも、好評を博していました。

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店内のボードには季節のおすすめ料理がずらり。

「ホタルイカのヤンニョム漬け」という魅惑的な一品を頼んでみたところ、
韓国で食べるコルトゥギ(ベイカ)の塩辛を甘目に仕立てたような感じ。
手元のお酒をグイグイと進ませてくれる料理です。

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メニューを見ていて面白いのが、ゴボウの天ぷらとか……。

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ハタハタの姿揚げ、なんていう居酒屋的な名前も並んでいること。

もしかしたら、どこかに韓国要素が含まれているのかもしれませんが、
一見して、韓国とは無関係な料理も、ずいぶん用意されています。
韓国料理と、創作系の韓国料理と、韓国以外の料理が混在する感じですね。

韓国そのものの料理を食べたい、という欲求からは少し離れますが、
美味しいものを食べたい、という欲求は存分に満たしてくれるお店です。

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お店の方曰くの、「生マッコリに近いマッコリ」というのを頂きつつ、
香ばしい風味がたまらない桜エビのチヂミや……。

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がっつり系から、スペアリブのレッドペッパーソース。

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同じく、スペアリブの自家製ポン酢ソースなどを頂いていきます。
ちなみに豚足も含め、豚肉はみな岩手県産の佐助豚。

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間にタマネギを挟んだ、牛サガリの串焼き。

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青唐辛子のチヂミは、けっこう舌にジンジン来る辛さでした。
これからのシーズン、夏場に向けて爽快感のある味わいです。

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個人的に印象深かったのが、このフキ、ウド、ウルイという山菜3種。
これをなんと……。

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タッカルビ(鶏肉の鉄板焼き)の中に投入して味わいます。

「春野菜のタッカルビ」

という名前がついていましたが、なるほどこういう工夫もあったのかと。
タッカルビは海鮮を入れたり、チーズを入れたり、アレンジの幅は豊富ですが、
野菜のほうに個性を持たそう、という発想はあまりなかった気がします。

主役の鶏肉もさることながら、キャベツやカボチャといった野菜の甘味に加え、
山菜のほろ苦さが、ほんのり混じってくるという不思議な体験。
タッカルビという料理の可能性が、目の前でさらに開けた気分でした。

この流れを考えれば、

・夏野菜のタッカルビ
・秋野菜のタッカルビ
・冬野菜のタッカルビ

というのも当然アリですし、

・イタリア野菜のタッカルビ
・中国野菜のタッカルビ
・京野菜のタッカルビ

も作ることができるというものですね。

もちろんその手の工夫はタッカルビに限りませんが、
食べながらいろいろ妄想の膨らむ一品でした。

せっかくなので季節が変わる頃にまた伺いたいですね。
その前にまた、豚足をお取り寄せしてしまうかもですが……。

店名:ボクデン銀座店
住所:東京都中央区銀座8-3番先 西土橋ビル1階
電話:03-3575-0900
営業:17:00~翌4:00(月~土)、17:00~23:00(日、祝)
定休:なし



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