グルメツアー「まんぷくツアー特別篇!全羅南道4日間(三進トラベル)」
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北新宿「王家」で各種キムチとチョギメウンタン。

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地震の影響で取材仕事や飲み会がだいぶ中止になり、
相対的に家で原稿を書く時間が増えております。

東北方面の被害や、各地で起こる地震、原発の行方など、
心配事は多いですが、可能な限りの日常回帰も重要なテーマ。
止まっていたここ最近の飲食店記事をコツコツまとめます。

と、その前にひとつお知らせ。

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19日に予定されていた「八田の楽しい韓食ナラ」は、
地震の影響により、5月14日(土)に延期と正式に決まりました。

5月14日はもともと第7回の韓食ナラが予定されていた日です。
キムパプ(海苔巻き)を作る予定でしたが、それをスライドし、
トッポッキを5月、キムパプを7月に作ることと致します。

ギリギリの連絡になり、参加者皆様には申し訳ありません。
主催元からも申し込みを頂いた方々には連絡が行くと思いますが、
とりあえず速報として、このブログでもご連絡致します。

なお、富山オフ会については開催予定で変わりません。
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さて、それではまず先月下旬に足を運んだコチラのお店から。

「新大久保でいちばんうまいキムチを見つけた!」

と韓国人の友人が興奮気味に誘ってくれたお店です。
新大久保エリアからは少し外れ、住所は北新宿になりますが、
古くから営業しており、界隈では名の通ったお店。
僕もいつか行こうと思いつつ、長いこと宿題にしていました。

新大久保からみると、小滝橋通りを越えて路地に入った奥。
NTTの脇を入っていくような感じです。

冒頭の写真は、ちょっと多めに盛り付けられたキムチ4種。

左上:カクトゥギ(大根の角切りキムチ)
右上:小松菜のキムチ
左下:オイギムチ(キュウリのキムチ)
右下:ペチュギムチ(白菜のキムチ)

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そして、セロリのキムチと……。

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キュウリとセロリの葉のキムチ。

こちらは通常出てくる量の盛り付けです。
冒頭の写真は、僕が写真を撮りたいといったので、
ちょっと見栄えをよくしてくれました。

まあ、どのみちキムチはおかわりできるので、
見栄えを整えたものが、写真用の量とはいえません。
むしろお伝えしたいのはキムチの種類が豊富ということと、
キムチの部分にこだわった店だということ。

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店の裏は厨房というよりキムチ工場のようで、
この日も、大量のキムチが仕込まれていました。

バックヤードには野菜の段ボールとともに、
果物の段ボールがたくさんあったのが印象的。
この店を紹介してくれた友人曰く、

「こんなに果物をたくさん使うキムチは珍しい!」

とのこと。
季節によってさまざまな旬の果物を使いつつ、
キムチをフルーティな甘さに仕上げているそうです。

新大久保でいちばんうまいかは好みもあると思いますが、
おそらく日本人の味覚に合うキムチであろうことは確か。
いずれも酸味が少なく、甘味が強いタイプのキムチです。

また塩辛や魚醤のたぐいがほとんど使われておらず、
魚介系の香りや、旨味の部分もあっさりしているのが特徴。
お店のママさんに話を聞いてみると、

「清州のキムチはこうなのよ」

ということみたいですね。
清州といえば、忠清北道に位置する内陸の町。
慶尚北道の北部あたりもそうですが、海のないこのあたりは、
魚介系の食材や、塩辛をあまり使わずキムチを作るそうです。

それが結果的に日本人の舌に合う。

というのがこの店のキムチが支持される理由のようですね。
もちろん全羅道や慶尚道の濃厚なキムチを食べている人は、
あっさりしすぎて、物足りない可能性も高いでしょう。

なお、このキムチは店頭でも販売され、また宅配もするとのこと。
韓国料理店でありながら、キムチ専門店でもあるそうです。

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といった感じで、キムチの話がメインでしたが、
チョギメウンタン(イシモチの辛い鍋)もなかなかでした。
これをメインの料理として……。

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自慢のキムチを入れたキムチマンドゥ(餃子)も追加。
これも皮がモチッとしていて美味しかったですね。

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海鮮チヂミなどもつつきつつ。

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個人的にいちばん印象的だったのはトンチミ(大根の水キムチ)。
まあ、これもキムチの一種なのですが、いい感じに発酵しており、
清涼感がありつつも、酸味がバランスよく効いておりました。

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デザートには練乳をかけたイチゴ。
友人が常連なのでずいぶん歓待して頂きました。

これまで忠清北道には3回しか足を踏み入れておらず、
訪れた町も丹陽、沃川、鎮川という3ヶ所のみ。
道庁所在地である清州にも、まだ行ったことがありません。

いずれ機会があれば、ぜひキムチを食べに行きたいですね。

また、これを機会にちょっと調べてみたところ、
清州には「シオヤキ」なる地元グルメもある様子。
サムギョプサル(豚バラ肉)を醤油ダレに浸してから焼くという、
どこが「シオヤキ」だかさっぱりわからない料理のようです。

こういう情報に当たると、俄然地域にも興味がわきますね。
いつか必ず、足を運んでみたい地域になりました。

店名:王家(わんが)
住所:東京都新宿区北新宿1-16-22
電話:03-3361-6811
営業:11:30~22:30
定休:日曜日



5 Responses to 北新宿「王家」で各種キムチとチョギメウンタン。

  1. ハイリホー

    トンチミ食べてみたくなりますね。トンチミが美味しいならば、私の大好きな水冷麺も美味しいはずなのでは…。

    19日のお料理教室延期の速やかな連絡、ありがとうございます。地震やら原発やらでまだまだ予断は許さない状況ですが、八田さんのおっしゃる“日常回帰”も必要ですよね。

    今後の韓国料理レポートも楽しみにしています。

  2. >ハイリホーさん
    いずれのキムチも常にある訳ではないですが、
    トンチミは本当に見事な味わいでした。
    19日は残念ですが、安全第一での判断です。
    早く落ち着いた日々を取り戻したいですね。

    >コメントをくださった方へ
    コメントありがとうございます。
    拝見させて頂きました。

  3. Dickie

    八田先生、初めてのコンタクトです。来月から始まるNHKハングル講座へのご出演楽しみにしています。思い切りやって下さいね。「王家」で出しているキムチは常時使う野菜がメインなので、私も想像しながら作ってみます。名古屋近辺で呑み会があればまた教えて下さいね。

  4. ホドガジャ

    19日の韓食ナラの件、20日の富山オフの件、了解しました!!。

    19日は、地震以後のスケジュール変更の影響で、参加が難しく
    なっていましたので、個人的には正直助かりました^^;
    加えて、今のところ5月の方には参加したいと考えています^^

    また、20日の富山行きに関する手配も全て完了しました。
    地震による電車などの動きが気になりますが、幸い現在に
    おいて、富山までの道に関しては大きな影響なく動いている
    ようです。

    話は変わりますけど、、他の繁華街でも人は少なくなっていますが、
    新大久保では、レポートの通り、本当に人が少なくなっています。
    私も16日夜に行きましたが、お客の少なさや従業員の帰国が原因で、
    閉めているお店も多く、実際人も本当に疎らでした。
    昨年のK-POPブームにより、活気が出てきた街ですが、このような
    事態で、急激に活気を失ってしまうのは本当に悲しいことですね・・・。

    被災地のことを考えると、自粛ムードが漂うことも勿論理解でき
    ますが、個人的には、被災地以外では節電等の協力を行いつつも、
    極力通常通りの経済活動を行って、活気を保つことが、最終的
    には国全体のためになると思っています。
    そのため、なるべく新大久保にも向かって少しでも活気を取り
    戻して行きたいですね。

    ともあれ、週末の富山でまたご一緒いたしましょう!!。

  5. >Dickieさん
    ありがとうございます。短い出演ですが、
    韓国料理の魅力を、目一杯語りたいと思っています。
    同時にテキストでのコラムも始まる予定です。
    名古屋でのオフ会も、ぜひ開催してみたいですね。

    >ホドガジャさん
    もちろん被災地とは比べ物になりませんが、
    新大久保の今後もかなり悩ましい問題ですね。
    休店のまま、閉店になってしまう店も出てくるはず。
    事態が落ち着けば、また変わってくるのでしょうが。

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