渋谷「チャングミ」でチョギメウンタン。

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「流行の半歩先を追いかけるコツはありますか?」

といった質問を頂いたことがあります。
自分の仕事について語る、といった内容の会で、
ひとしきり話をした後の質疑応答でした。

そのときはあまりうまく答えられなかったのですが、
最近になって、こう答えればよかったのかなというのがひとつ。
まあ、それもたいしたコツではないのですが、
この仕事をしていると、

「情報の不思議な連動性」

を感じることがあります。
Aという話を聞いた直後に、よく似たBという話を聞く。
話自体に連関性はないものの、共通点はあるという状況ですね。

もちろんただの偶然である可能性のほうが高いのですが、
そこに「ん?」と立ち止まるのが、半歩先なのではないかなと。
アンテナを立てておき、その後の流れを注視することで、
大きなブームを早めに察知できるような気がします。

なんてガラにもなく偉そうなことを書きつつ。

今回、ふと情報が連動したのは「渋谷」というキーワード。
渋谷で韓国料理店をオープンする、という話が重なってきました。
もちろん両者に関係性はなく、場所が一致したに過ぎません。

ただ、ここで「ん?」と立ち止まってみると、
渋谷という立地は意外に面白いのかなと。

他の繁華街同様、渋谷にも韓国料理店は数多くありますが、
新宿、上野、銀座、赤坂、麻布あたりに比べると印象は薄めでした。
僕自身、韓国料理を食べに渋谷へ出ることはかなり稀ですが、
渋谷という立地には、現状こんな利点がありそうです。

・K-POP人気で韓流ファンの年齢層が下がっている
・ガールズグループを同世代の女性が支持している
・渋谷にはその世代の女性たちが多い

ざっと検索してみたところ、新しい店も増えていますし、
うまくハマれば、話題のスポットになるのかもなぁとも思ったり。
いまのところ、何の根拠もない妄想話としてですが、
せっかくなので、しばらく渋谷を注視してみたいと思います。

というところから、渋谷で韓国料理を食べた話。

こちらのお店自体は渋谷でもしばらく前からあります。
NHKから近いということもあって、芸能人の来店も多い店。
僕自身は初めてでしたが、存在はよく聞いていました。

冒頭の写真、チョギメウンタンがあるのは珍しいですね。
韓国では高級魚として親しまれるイシモチを使った鍋料理。
写真でもわかりますが、立派なイシモチが3尾入っていました。

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メニューはいずれもオーソドックスな家庭料理が中心。
前菜として店の名前を冠したチャングミサラダを注文し……。

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海鮮チヂミ。

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チェユッポックム(豚肉炒め)。

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キムパプ(海苔巻き)といったあたりを注文しました。

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ちなみに冒頭のチョギメウンタンは新メニューという扱いで、
そこに並んでカルチジョリム(タチウオの煮物)もあったので追加。
魚料理が充実している家庭料理店っていいですよね。
派手さはないですが、もろもろ安心して食べられるお店でした。

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最近は新大久保を離れても、生マッコリがあるのがいいですね。

大韓酒造の「天地水純生マッコリ」は最近、勢力を伸ばしており、
いろいろな販促グッズを、熱心に投入していることでも知られます。
専用のグラスまで作っているのを、今回初めて知りました。

ここしばらく、新大久保の店ばかりを巡っておりましたが、
やっぱり他の町にも、積極的に出ないとダメですね。
とりあえず渋谷を当面の間、観察してみようと思います。

店名:チャングミ
住所:東京都渋谷区宇田川町41-29石井ビル1階
電話:03-3476-1129
営業:11:00~翌4:00
定休:なし



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